ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.17(2009/09/05〜06) F

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(Update:2008/09/10)

 

【紅葉情報 − 位ヶ原山荘付近】
★まだ始まっていません★

屋根板付近

位ヶ原山荘付近でも、まだ、紅葉は見られません。

 

こちらでもダケカンバの部分的な紅葉

他のエリアと同様、ご覧のように、ダケカンバの部分的な紅葉はあります。実際の紅葉が始まるのは、一ヶ月近く先のことと考えられます。(昨年は9月下旬ごろ → 2008ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.20(2008/09/27〜28) H 【紅葉情報 − 位ヶ原山荘付近】

 

【位ヶ原山荘では】

位ヶ原山荘

さて、これから紅葉シーズンが始まると、登山道や県道乗鞍岳線を散策する方々が多く見受けられるようになります。そんなときに、ちょっと立ち寄ることのできる場所に位ヶ原山荘があります。

 

三本滝から1時間のハイペースで − ヘトヘトです

今日は、三本滝レストハウス前から車道と登山道を登ってやってきました。冬場はスノーボードを担いでツアーコースから山頂方面へ往来されるため、今日は、そのトレーニングのつもりもあって、夏のノリクラの登山にはあまり必要ではないザイルなど、大量の物資を背負ってやってきました。三本滝から1時間5分というかなりのペースでやって来られて、もうヘトヘト...

 

五臓六腑に染み渡る

銭湯の湯上りで牛乳をゴクゴク飲み干すかのように、生ビールが五臓六腑に染み渡ります。これが待ち受けていたからこそ、猛スピードでここまでやって来られたのでしょう。

 

そして、いつものようにヒルクライマーが山荘にやってきます。

 

自転車を始めて半年の方をお連れして − 全身から大変さがにじみ出ています

「あそこまで登るんだよ!」と、指差して説明を受けるこちらの方、自転車を始めてまだ半年。ヒルクライムもそれほど経験はなく、もちろん、ノリクラは初めて。こんなに大変だとは思わなかったという表情が全身にあふれています。

 

ザックからは梨 − 訪れたヒルクライマーに振舞って

三本滝から担ぎ上げてきた大きなザックの中には、登山用具以外にもこんなものが...山荘を訪れたヒルクライマーに梨を振舞います。疲れた体には水分の多い梨は最高ですね。

 

また、紅葉の時期にやってきます!

そして、一休みして落ち着いたところで、「今度は紅葉の時期にもう一度来たいと思います。」と、おっしゃりながら、山荘を後にします。全日本マウンテンサイクリングin乗鞍が終了すると、カメラを携え、のんびりとヒルクライムを楽しむ方の姿が多くなってきます。シャトルバスなどと異なり、自由に行き来できる自転車だからこそ、自分の気に入ったスポットで、紅葉を好きなだけ楽しむことができます。

なお、8月29日〜30日に行われた、第24回全日本マウンテンサイクリングin乗鞍の様子は、9月中旬頃、掲載する予定です。

 

冬場のトレーニングのため、さらに山頂を目指して出発です。

 

ノリクラにどうしても来たかったので...

「今年は全日本マウンテンサイクリングin乗鞍に応募しなかったけど、やはり、ノリクラにどうしてもやってきたかったので...」 と、おっしゃるこちらの方も、ヒルクライムの帰りがけに山荘に立ち寄りました。

 

二台の自転車を押して再び登場

一旦、お帰りになったと思ったものの、今度は二台の自転車を押しながら、再びお越しになります。

 

こんな経験も良い思い出に

日ごろのストレス発散のつもりで、ヒルクライムに誘ったものの、坂道は全くの初めてとのこと。自転車を押して歩くどころか、自転車すら押せないほどの状況で、ストレス発散どころか、疲労困憊で逆効果だったでしょうか? でも、こんな経験も、楽しい思い出となるはずです。今度、お会いするときは、少なくとも、自転車を押してゴールできたらよいですね。

 

山荘前では、訪れた人々のこんな一幕が絶えず続きます。

 

【昨年の今ごろは?】

2008ノリクラ雪渓カレンダーVol.17(2008/09/06〜07)

8月が終わって、夏より秋のウエイトが強く感じられるようになってきました。ただ、夏の雰囲気もまだまだ残っているところもあって、7日(日)は、夕立に見舞われ、不安定な天候が午後を中心に見られます。昨年もこの時期から、紅葉を始める木々が、所々に見られ、雰囲気的に一気に秋を感じる状況。夏休みが終わった翌週ということもあって、訪れる人出が少なかったのも、今年と同じ傾向でした。

 

<編集後記>

今回より、紅葉情報の掲載を始めました。これからの時期は、紅葉という言葉が一番気になってくるもので、紅葉の始まる前から、木々の状態をお届けできれば、ご覧になる方々ご自身で、ある程度、紅葉開始の時期を推定できるのではないかと思っております。森林限界以下の位ヶ原山荘より山麓では、霜の影響が少ないことから、大抵、期待通りの紅葉を楽しむことができるものの、上部の位ヶ原や大雪渓エリアは、一度、降雪や霜が降りてしまうと、その年の紅葉は完全に全滅してしまうことが、これまでにも何度もあり、特に、昨年は、紅葉の始まったタイミングに降雪に見舞われて、ほぼ完全に枯れてしまい、まったく紅葉を楽しむことができなかったほどです。

現段階では、昨年と同じような傾向で紅葉が進みつつあり、大雪渓エリアなど上部では、9月20日前後から始まるのではないかと考えられます。さて、今年は目の覚めるような紅葉にめぐり合えるか楽しみです。


■ご注意■

今回の大雪渓関連の記事はノリクラ初心者の方を対象にしておりません。ノリクラデビューをお考えの方は来年の夏シーズンをご検討ください。
これからの時期は天候の急変により降雪・凍結などで冬山の様相を呈します。今後、大雪渓に新雪が降った場合でも、急斜面とアイスバーンが残っていて、この時期にノリクラの雪渓で滑走されたことのない方や、ソフトブートのボードの方は絶対にお越しにならないようお願いいたします。

 

Copyright (C)   乗鞍香辛料監視委員会

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