ノリクラ 雪渓カレンダー

プレリリース版Vol.6(2010/04/29〜05/01) A

Top-page > Index > Page: 1  2  3  4  5  6

(Update:2010/05/06)

 

【かもしかゲレンデからツアーコースへ】

雪の降りしきるかもしかゲレンデを出発します。

 

GWスプリングスノーパークの準備が進められる

かもしかゲレンデはゴールデンウィークの期間(5月1日〜5日)、GWスプリングスノーパークが開設され、ボーラーリフト(Tバーリフト)やレール・キッカーなどのアイテムが設置されています。

 

かもしかゲレンデは全面真っ白

かもしかゲレンデはご覧のように全面真っ白で地肌が見えている箇所は皆無の状態。ゴールデンウィーク期間中でも問題なく滑走できそうな状況です。

 

こちらはかもしかゲレンデを横切る県道乗鞍岳線。

 

今週の切り通し箇所
先週とほとんど変わらず

昨年の切り通し箇所
2009ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版Vol.6(2009/04/29〜05/03) A

積雪量は先週とほとんど変わりありませんが、27日〜28日の新雪が多いところで20センチほど積もっています。また、昨年の同時期も同じように降雪があって、少しばかり積雪量が増えていますが、今年とは大きな差があることがわかります。

 

スキー板のまま車道を...

除雪が完了した県道乗鞍岳線は、今朝からの降雪でご覧のように完全に真っ白。このままスキー板を履いたまま車道を歩き、この先のヘアピンカーブを経由して上部のゲレンデへと進みます。

 

上部ゲレンデはヘアピンカーブの先へ

こちらがヘアピンカーブの先のゲレンデ上部の入口部分。先ほどの切り通し箇所と同様、27日〜28日の降雪と今朝の降雪を加えて、10〜20センチほど積雪量が増加して、1.3〜1.4メートルの積雪となっています。

 

かもしかゲレンデ上部 − 降雪により再び真っ白

かもしかゲレンデ上部も地肌や木の根元部分が見えていましたが、完全に回復しております。ただ、これが根雪となってしばらくコンディションが保たれるとは想定されにくく、今後の強い日差しで再び雪解けが激しくなることが予測されます。

 

【ツアーコース 入口】

今週のツアーコース入口 先週のツアーコース入口
ノリクラ 雪渓カレンダー 
 プレリリース版Vol.5(2010/04/24) A

かもしかゲレンデ最上部のツアーコース入口です。先週の画像と比較しておりますが、積雪量が増加したことに加えて、春雪特有の表面の細かなピッチがなくなってグルーミングされています。

 

ウェットな雪質

ツアーコース入口付近の標高は約2000m、雪質は標高1800mのかもしかゲレンデとそれほど変わりません。水分を多く含んだ状態で、ツボ足でもシールでもどちらでも問題ない状態。

 

昨年の入口急斜面の切り株
2009 ノリクラ 雪渓カレンダー 
プレリリース版Vol.6(2009/04/29〜05/03) A

先週の入口急斜面の切り株
リクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版Vol.5(2010/04/24) A

今週の入口急斜面の切り株
先週とほとんど変わらず、昨年よりも20センチほど積雪が多い

入口急斜面は先週から所々で切り株が現れるようになって来ました。数日の降雪により積雪が増えたこともあってほとんど変わらない状況。昨年と比べても少なくとも20センチほどは積雪が多いことがわかります。

 

ウェットな雪質でシールのグリップが良い

入口急斜面はシールの効きにくいバーンコンディションであることが比較的多い状態ですが、今回は水分を多く含んだ雪質のためグリップが非常に良いため問題なく登って行く事ができます。むしろ、湿雪がシールに貼り付くような感じの雪質といったほうが良いほどです。

 

昨年の入口急斜面のブッシュ
2009 ノリクラ 雪渓カレンダー 
プレリリース版Vol.6(2009/04/29〜05/03) A

先週の入口急斜面のブッシュ
リクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版Vol.5(2010/04/24) A

今週の入口急斜面のブッシュ
先週や昨年とほとんど変わらず

大半のところで積雪量が増えていますが、入口急斜面を登り切る最後の箇所であるこの付近は雪着きの悪い所であるため、先週や昨年とほとんど変わっていない状態です。

 

この降雪で入口急斜面は積雪量が増える

ツアーコース入口急斜面を全体的に見ても、この数日の降雪で積雪が増えていて、急速に雪解けの進むこの時期としては恵みの雪だったといえます。 Next

 

Copyright (C)   乗鞍香辛料監視委員会

Top || <<Back| Next>>