ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.14(2010/08/13〜15) B

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(Update:2010/08/19)

 

【雪渓下部 U】

横幅64メートル、昨年より多い

雪渓下部もかなり範囲が狭められてきました。それでも横幅は64メートルあり、昨年の54メートルから比べるとかなり多い状況です。

 

先週の雪渓下部(モーグルコース付近)
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.13(2010/08/07〜08) B
今週の雪渓下部(モーグルコース付近)
高さ1〜1.5メートルの雪解け

先週から今週にかけて雪解けスピードが遅いようにですが、それでも高さで1〜1.5メートルほどの雪解けが見られます。

 

昨年同時期より二週間早い雪渓下部 − 今週とほぼ同じ状況
2009 ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.12(2009/08/01〜02) B

こちらは昨年同時期より二週間早い画像。今週とほぼ同じ状況であることから、昨年より二週間遅い雪解けの推移であることが分かります。

 

先週の雪渓下部(モーグルコーススタート付近)
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.13(2010/08/07〜08) B
今週の雪渓下部(モーグルコーススタート付近)
スタート位置は10メートル下がる

こちらは先週まで滑走していた雪渓下部のモーグルコーススターと付近。スタート位置が10メートル近く下がっています。

 

先週の雪渓下部(モーグルコース付近)
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.13(2010/08/07〜08) B
今週の雪渓下部(モーグルコース付近)
岩が多く、滑走距離はかなり短くなる

また、ご覧のように途中には岩が出てきて、実質的な滑走距離はかなり短くなっています。そのため、今週は滑走する人がほとんどなく、完全に雪渓上部へシフトしています。

 

長さは72メートル、昨年より一週間以上遅い雪解け

雪渓下部の最長の長さは72メートル。昨年より一週間以上遅い雪解けです、

 

【雪渓下部 V】

モーグルコースの岩 − 周囲の積雪が完全になくなる、昨年よりも一週間以上遅い推移

雪渓下部のモーグルコース付近に見られ大雪渓エリアで最初に頭を出すモーグルコースの岩は、ご覧のように周辺の積雪がほぼ完全になくなりました。昨年よりも一週間以上遅い推移です。

モーグルコースの岩周辺は、6月上旬に頭を出し始め、2ヶ月以上かけて完全に雪解けが完了しました。(参考:頭を出し始めた頃の様子 → ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.4(2010/06/05〜06) B 【雪渓下部】

石碑の岩 石碑の岩の下部 − 昨年より一週間遅い雪解け

大雪渓エリアで二番目に頭を出す石碑の岩は雪渓下部の南寄りの部分にあります。先々週の時点で周辺の積雪が完全になくなりました。また、石碑の岩の下部(東側)のエリアも先週は積雪がありましたが、ほぼ完全になくなり、昨年よりも一週間遅い雪解け状況です。

 

先週の石碑の岩東側のスキーヤー専用道
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.13(2010/08/07〜08) B
今週の石碑の岩東側のスキーヤー専用道
積雪は完全になくなる

こちらは石碑の岩の下部(東側)にあるスキーヤー専用道。先週は一部残されていた積雪が完全になくなります。昨年よりも一週間遅い状況です。

 

先週の雪渓上部下端
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.13(2010/08/07〜08) B
今週の雪渓上部下端
下端部分は先週より5メートル上昇

スキーヤー専用道を進むと、雪渓上部に到達します。下端部分は先週より5メートルほど上昇しています。

 

雪渓上部下端部分 − 昨年より二週間遅い雪解け

雪渓上部下端部分は先週の段階では昨年よりも二週間近く遅い雪解け状況でしたが、今週はさらに雪解けが遅くなり、完全に二週間遅い状況となっています。

 

チングルマ − 綿毛が少なくなる

こちらは毎年定点でお伝えしている石碑の岩にあるチングルマ。先週よりも綿毛が少なくなってきました。昨年よりも二週間ほど早い推移ですが、例年並といえます。また、大雪渓エリアの大半ではチングルマの花期がピークを迎えていて、大雪渓の中で二番目に頭を出す石碑の岩のチングルマだけあって、他の大雪渓エリアのチングルマよりも早い推移を示すわけです。 Next

 

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