ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.5(2011/06/11〜12) A

Top-page > Index > Page:   1  2  3  4  5  6

(Update:2011/06/16)

 

【畳平に到着、畳平周辺】

畳平、気温7℃

8時の畳平の気温は7℃。人影は全くありません。

 

濃霧が抜けて太陽の輪郭も

先ほどまで周辺を覆っていた濃霧が消滅して行き、太陽の輪郭も雲間に見られるようになって来ました。天候が回復するかと思いましたが、それもつかの間...再び濃霧の世界へと引きずり込まれて行きます。

不動岳とお花畑 − 昨年より二週間早い雪解け 鶴ヶ池 − 昨年より二週間早い雪解け

ここからは畳平周辺及び畳平から肩の小屋方面へ向かう道路周辺の様子をお伝えします。一部の画像は濃霧の抜けた夕方に撮影しております。こちらは不動岳と鶴ヶ池。この周辺では昨年より一ヶ月近く早い雪解け状況でしたが、先週の段階で二週間早い程度にとどまるようになり、今週も昨年より二週間早い雪解け状況を見せています。

 

お花畑 − 昨年より一週間早い雪解け

こちらは畳平の南側のお花畑。左斜面は不動岳の山肌で右斜面の恵比寿岳の山肌です。二つの山肌の谷底がお花畑で、濃霧のためはっきりと確認できませんが、お花畑の遊歩道周回コースを確認できる部分が増えています。それでも、昨年より一週間から二週間早い雪解けであった先週の状況から、今週は昨年より一週間早い状況にとどまっています。

 

肩の小屋・コロナ観測所 分岐点へ

この先は肩の小屋・コロナ観測所分岐点です。この付近が北側の天候と南側の天候の境目となることがしばしばありますが、今日はこの先も濃霧に包まれているようです。

 

【肩の小屋へ】

肩の小屋・コロナ観測所分岐点

畳平から肩の小屋への専用道を進むと、肩の小屋・コロナ観測所分岐点に到着します。正面が魔利支天岳の頂上で、左に進むと肩の小屋、右に進むとコロナ観測所です。

 

肩の小屋方面は除雪が完了

先週から進められた肩の小屋方面の除雪が進み、この先の除雪は完了しました。

 

大雪渓 − 昨年より一週間早い雪解け 位ヶ原 − 昨年より一週間早い雪解け

分岐点に差し掛かると剣ヶ峰・蚕玉岳・朝日岳の各稜線から大雪渓や位ヶ原方面まで展望が一気に開けます。ただ、今日は霧の抜けるタイミングを狙って撮影してもこれが限界です。先週は昨年よりも二週間早い状況でしたが、今週は一週間早い程度にとどまっています。

 

【春山バス、大雪渓に到着】

春山バス到着 − 肩の小屋口バス停(大雪渓駐車場)

こちらは乗鞍高原を出発した春山バスが肩の小屋口バス停(大雪渓駐車場)に到着したところです。春山バスは、4月29日(金)より位ヶ原山荘まで運行されていましたが、先週(6月4日(土))からは、大雪渓まで延長運行されるようになりました。

 

今日はバス1台、乗客は10名ほど

小雨が降り続く中、今日は10名ほどのスキーヤー・ボーダーの方がお越しです。乗客の方々は濡れないように合羽を着ていますが、制服姿の車掌さんは雨が降ると結構大変です。

 

雨の中、黙々と出発の準備を進める

準備運動、そして、スキー板にシールの装着...黙々と一つ一つの作業をこなして行く...天気がよくてスカッと晴れてくれれば、こんなに寡黙になっていられないはずですが、やはり、この天候ではすこしトーンダウン気味でもしょうがないですね。

 

今日の大雪渓は貸切状態

濃霧で視界が効かない状況が続きますが、幸い、雨のほうは徐々に小降りになってきました。霧で周囲が見渡せないものの、今日の大雪渓は貸切状態...

 

濃霧の中を出発

「あの岩(モーグルコースの岩)が見えたらそんなに視界は悪くないよ。」と、言いながら、モーグルコースの岩を目印に登って行きます。大雪渓入口からモーグルコースの岩の頭まで約130メートルですから、視界は100メートル程度と言えます。 Next

 

Copyright (C)   乗鞍香辛料監視委員会

Top ||   <<Back  1  2  3  4  5  6  Next>>