第26回 全日本マウンテンサイクリングin乗鞍

(2011/08/27〜28) F

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(Update:2011/09/10)

 

【表彰式】

大会会場

レースは終わって、こちらは大会会場の特設ステージ前。13時から表彰式が始まります。

 

リザルトの掲示に人の波

会場内では、カテゴリーごとのリザルトが掲示されています。掲示が始まってから一時間以上が経過しますが、絶えず人の波が続いています。

 

ご自身やメンバーのリザルトを探す

そんな人波を分け入るように隙間を縫って、ご自身の成績やメンバーのリザルトを探します。なお、今大会のリザルトは、大会公式ホームページにて公開が始まっていますので、そちらをご覧ください。

 

表彰式が始まる

そして、13時より表彰式が始まります。まずはチャンピオンクラスからの表彰...

 

長沼 隆行 選手 − チャンピオンクラス優勝

チャンピオンクラス優勝は、長沼 隆行 選手。さらに、JCA全日本ヒルクライムシリーズの全勝優勝です。

 

レースに対する集中力が結果につながる

チャンピオンジャージを身にまとい、会場にお越しになっている選手の方々へ何かアドバイスをとマイクを向けられると、「アドバイスというわけではありませんが、やはりそこは勝負ですから、レースに対する集中力が、このような結果が出せたのかなと思います。」

表彰式を待つ選手の方々 一騎打ちのレース展開から一変して

ステージ脇には、カテゴリーごとの表彰を待つ入賞選手の姿があります。大雪渓前でつかず離れずの一騎打ちのレース展開を見せた、中込 由香里 選手と高橋 奈美 選手も、楽しそうな表情で会話を続けています。

 

和やかに表彰式を待つ

ここには、先ほどまでのレース中の険しい表情は、もうありません。和やかに表彰式を待つ雰囲気です。

 

高橋 奈美 選手 − 「中込選手に勝てずに悔しい!」

そして、こちらはロード女子Aの表彰式。優勝は高橋 奈美 選手。表彰式のインタビューでは、マイクを向けられた第一声は「(女子総合一位の)中込選手に勝てずに悔しい!」というコメントが...明るい表情の奥にはやはりアスリートの炎が感じられました。

 

たくさんのカメラに囲まれて

高橋選手と同じチームには、 吉井 玲香 選手が5位入賞し、たくさんのカメラに取り囲まれて記念撮影です。

 

浮かれちゃってもいいですよね〜 ママがおにぎり食べさせたから優勝できたんじゃないの!!

本大会は、JCA日本ヒルクライムシリーズ戦の最終戦ですから、シリーズ戦の優勝者の表彰も行われます。そして、この高橋選手がシリーズ戦女子優勝が決まりました。

こんなときだから、浮かれちゃってもいいですよね...そんな姿に、「何を言ってるの!!大会で滞在するホテルにお釜を持ち込んでご飯を炊き、奈美も玲香も、おにぎり食べさせてやったんだから、これまで優勝できたんじゃないの!!」と、ママが戒めます。

 

チーム全体のサポートが欠かせません

そうですね...チーム全体のサポートが欠かせないのが、自転車競技なのかもしれませんよね。

 

今年も入賞できました! − 今日の大会を境にシーズンは自転車からマラソンへ

レースの下山途中で、「ビールが待ってるから...」と足早に下山されたこちらの方。昨年に続いて今年も入賞です。春夏は自転車、秋冬はマラソンと走りっぱなしの一年を続けていらっしゃいますが、全日本マウンテンサイクリングin乗鞍が終わると、自転車からマラソンへとシーズンを切り替えるとのこと。

「人生は走るためにある、いや、飲むためにある!」と、言ったか言わないか記憶の定かではありませんが、また、来年もここでお会いできることを楽しみにしています...

 

この後スコールが − 空の神様が大会を守ってくれた

この数日間の天候の推移から考えると、今日は濃霧に見舞われることもありましたが、きれいな青空の下でレースを迎えることができ、予想外の状況でした。しかし、表彰式が終わった途端。スコールのような雨に見舞われ、おそらく、上空のどこかで、大会の成功を見守る空の神様の存在があったのかもしれません。

表彰式から抽選会へと続いて行きます。この大会が終わると、乗鞍の夏が終わります。

 

【あとがき】

今年で26回目を迎えた全日本マウンテンサイクリングin乗鞍。JCA日本ヒルクライムシリーズの最終戦という位置づけを担っていますが、今年からは、「日本の蔵王ヒルクライム・エコ(東日本大震災のため中止)」が加わって全四戦となり、全国的にヒルクライムの人気が高まっている様子が見られます。

 

一年のうち、わずか四ヶ月しか通行できず、さらにマイカー規制という、全国的にも珍しい山岳道路ですから、ここを走ってみたい・チャレンジしてみたいと、ヒルクライマーなら誰しも思うもの。

 

大会コースとなっている県道乗鞍岳線には、下り坂の箇所は一切なく、初めての方にとっては、まさに想像を超えた世界が待ち受けています。

 

湧き上がる雲を眼下に見下ろす...これこそが天空のヒルクライムを実現できる乗鞍だからの光景です。

 

県境ゴールの標高は2720メートル。日本全国で、この地点より高いところに道路はありません。その最高標高地点を目指して、そして、一年後も再びこのゴールを踏むことを目指して、日々のトレーニングが始まることでしょう...「継続は力なり」です。

また、来年もお会いできることを楽しみにしております。

 

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