第7回 乗鞍天空マラソン
 
(2012/06/23〜24) D

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(Update:2012/06/28)

 

【大雪渓のエイドステーションが一番の楽しみ】

スタートから18km − 折り返し地点

スタート地点から18km。標高2600メートルの大雪渓駐車場に到着です。ここで折り返してゴールの三本滝を目指します。

 

折り返し通過後は、エイドステーションに直行!

しかし、ここのエイドステーションは、他の各所のエイドステーションとは一線を画しています。皆さん、誰もすぐに折り返して行きません。

 

飲料水 バナナ

合計五箇所あるエイドステーションの中で、折り返し地点の第5エイドが一番充実していて、飲料水・スポーツドリンクのほか、バナナなどの栄養補給ができる食品も用意されています。

 

【各エイドステーションの概要】
名称 距離(標高) 場所 飲料水 スポーツ
ドリンク
軽食
バナナ
トイレ 関門時間(参考:昨年の関門時刻)
スタート 0km(1500m) 観光センター        
第1エイド 3km(1600m) 休暇村       9:30(9:30)
第2エイド 7km(1800m) 三本滝    
第3エイド 12km(2100m) 荒田沢橋      
第4エイド 14km(2350m) 位ヶ原山荘    
第5エイド
(折返し地点)
18km(2600m) 大雪渓駐車場 11:40(12:30)
第6エイド 22km(2350m) 位ヶ原山荘    
第7エイド 24km(2100m) 荒田沢橋      
ゴール 30km(1800m) 三本滝         13:00(14:00)

スタートからゴールまでに配置されたエイドステーションと、各エイドの設備などは上記の通りです。また、各エイドステーションの位置は、ノリクラガイドマップ 天空マラソン版 をご覧ください。

 

大人気 − おにぎりと山菜のお惣菜

その中で最も人気があるものは、おにぎりと山菜のお惣菜。

 

おにぎり片手に完全にランチバイキング!!

この一角だけは人だかりが絶えずなくならないのです。山菜のお惣菜をおかずに、おにぎりをほおばりますが、もちろん、数に制限なんてありませんから、ランチバイキングそのもの...

数に制限のないランチバイキングですが、時間制限だけはあります。ただ、それはバイキングがタイム制だからではなく、マラソン大会の時間制限があるからです。もちろん、ここでランチを楽しんでいる時間も走行時間にカウントされています。

しかし、そんなことを気にする選手は誰一人としていません...だって、ここでのランチを楽しむことが、この大会の最大の目的ですから...

 

初めての参加 −他の人に勧めたいけど、増えすぎるのも困るなぁ〜

初めてエントリーされたというこちらのお二人。

「マラソンのレースには何度も参加しているけど、このような登りばかりの大会は始めて。ヒトにお勧めしたい大会ですね。でも、あんまり増えちゃってエントリーが抽選になると困るけどね〜。この大会はタイムを競うレースじゃないから、景色を見て写真を撮ったりできるから、気分的に楽に走れますよね。タイムを意識して必死になって登ったら、多分、登れないと思う...」と、初めての乗鞍天空マラソンの感想をいただきました。

 

てるてる坊主のとおり
「笑顔でゴール!」かな...

「大雪渓さん〜」と、声をかけてくださったのは、昨日、てるてる坊主に「笑顔でゴール!」と書き記した方...「今日は写真を撮りながらゆっくり来ました!」と、やはり、何度もこの大会に出場されていても、やはり、今日の景色は格別だったようです。

 

7回連続出場達成!

「去年より楽でした」と、おっしゃるのも、昨日は、お昼まで山頂・稜線からの春スキーをされたため、高所に体が順応したことが大きな要因だったようです。稜線上の積雪もかなり少なくなり、春スキーのシーズンも終わりですが、「今度は自転車でノリクラに来ますよ!」

 

フキの煮物売り切れ間近

「フキの煮物、売り切れ間近ですよ〜〜」の声に駆け寄るこちらの方々。

 

初めての参加 − 雪の壁が見たかったんですよ〜

こちらの方々もこの大会に出場するのは初めて...「雪の壁が見たかったんです。冬はスノボで雪山に来て、夏も山に来てみたかったんですよ。」とのこと。

 

来年もエントリーしますか − ハイ、もちろん!!

「それでは、来年もエントリーしますか?」と、問いかけると、「ハイ!もちろん!!」と、元気に答えてくださいました。

 

トレイルランナー 石川 弘樹さん

そして、黄色い歓声と共に人の輪が大きくなっていますよ。その真ん中で選手の方々のカメラに笑顔を見せるのは、日本を代表するトレイルランナー 石川 弘樹 さん 。

今日は天空マラソンのサポートスタッフとして参加されています。

 

スタッフチームと一緒に下山 − 選手に声援をかけながら

選手の方々に声援をかけたりするスタッフチームの皆さんと一緒に下山です。こんな有名な選手と一緒に走ることができたら、本当によい思い出になることでしょう。

 

ゆっくりと大雪渓エイドを楽しむ

11時の大雪渓の気温は6℃。今日はじーっとしていてもそれほどの寒さはなく、ゆっくりと、大雪渓のエイドステーションを楽しむ様子が続きます。

 

食べてるときだけは幸せだね〜 後から到着したメンバー − 想像以上にお疲れの様子

そして、開会式前の観光センターでお会いしたおそろいのウェアーのメンバー。他のメンバーがやってくるのを待つ間にランチタイムです。「食べてるときだけは幸せだね〜。三本滝までは走れたけど、後はほとんど歩き...天空マラソンならぬ、天空ウォーキング。でも、三本滝まででも走れて満足です...」と、今日の感想をいただきました。

そこに、メンバーの方がようやくやってきました。折り返して地点を入る前にこちらに駆け寄るほど、お疲れの様子です。「いや〜参った!」と、折り返し地点を通過しなければならないなんてことは、すっかり忘れています。

 

山菜のお惣菜 − 完売御礼 足が攣りそう!−楽しいからってだまされた〜

今回用意された山菜は、フキとニシンの煮物、野沢菜の炒め煮、ワラビの酢の物です。昨年は、野沢菜の炒め煮が大好評で、他二品は売れ残っていましたが、今年は全く逆の状況。水分の多いフキや酢の物はやはり疲れた体が欲するようですね。

「脚がつりそう...」と、何度もストレッチを繰り返すこちらのお二人...初めて出場されたとのことで、やはり感動されたのは「雪の壁」。右の方はかなり辛そうな様子を見せていらっしゃいましたが、普段からトレーニングをされているものの、今回は風邪でトレーニング不足とのこと。そして、左の方は、大会どころかマラソンそのものも初めてとのこと。「楽しいから大丈夫って、だまされて出場しちゃいました。」とおっしゃっていましたが、やはり辛そうな中にも楽しい笑顔がほころんでいました。

 

気温6℃、今日は比較的涼しい天候 − 飲料水は十分でしたが、スポーツドリンクが底をつく

比較的、涼しいといえた天候でしたから、大雪渓のエイドステーションに用意した飲料水は半分も使用しませんでした、しかし、スポーツドリンクはすでに品切れ状態となりました。おそらく、もっと暑いと、スポーツドリンクよりも飲料水のほうが好まれ、スポーツドリンクを受け取っても、水で割って飲む様子が過去の大会ではありました。

 

制限時間10分前 − 仮装のお二人もようやく到着

時刻は11時30分を回り、ランチを楽しんでいた大半の選手が下山に入り始めました。そして、制限時間まであと10分まで迫ったころ。あの有名ゲームキャラクターで仮装のお二人。「ぎりぎり間に合いました〜。今年はきつかった〜全部歩いちゃいました。こんなにぎりぎりになるとは〜」と、今年から制限時間が1時間短縮されたことをかなり意識されたようです。(大雪渓の制限時間は11時40分)

 

制限時間ぎりぎりでも余裕の笑顔

制限時間ぎりぎりですが、後は三本滝に下るだけですので、余裕の笑顔です。

 

本物のゲームのごとく、跳ねまくって三本滝へ

下りは足取り軽く、ゲームのキャラクターの通り、跳ねまくって三本滝のゴールを目指します。もちろん、体力が有り余っているわけではなく、どんなに疲労がたまっていても、やはり、仮装ランナーとしては、皆様へのサービス精神だけは忘れないわけです。Next

 

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