ノリクラ 雪渓カレンダー
 
Vol.23(2012/10/13〜14) H

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(Update:2012/10/18)

 

【紅葉情報−乗鞍高原、一の瀬園地(標高1500〜1400m付近)】

★見頃(7分の色づき)(例年の見頃:10月中下旬)★

観光センター周辺 鈴蘭バス停

標高1500メートル付近の乗鞍高原も少しずつ色付きが見られるようになって来ました。例年よりも若干遅めで、昨年よりも1週間ほど遅い状態です。

 

鈴蘭バス停のカエデ
あと一本の色合い

こちらは鈴蘭バス停のカエデ。ピークの色合いまであと一歩のところまでやってきました。落葉はまだありません。

 

善五郎の滝 遊歩道入口付近 − ミズナラはまだ青々と

善五郎の滝 遊歩道入口付近のミズナラは、葉がやっと黄色く変化を始めたばかりで、まだ青々とした状態が残っています。

 

善五郎の滝 遊歩道入口から休暇村方面

善五郎の滝 遊歩道入口から休暇村方面に向かう沿道のミズナラは、色合い的に見頃に入ってきたといっても良い状態です。

 

取材一日目(10月13日(土))の鈴蘭橋 取材二日目(10月14日(日))の鈴蘭橋
色付きがはっきりと

その先にある鈴蘭橋からの様子。左は取材一日目の10月13日(土)、そして、右は取材二日目の10月14日(日)の様子です。画像ではほんのわずかしか違いがわかりませんが、一晩の冷え込みで色付きがはっきりとしてきた様子がありました。

 

こちらは一の瀬園地。

 

一の瀬一帯はシラカバ林

一の瀬一帯はシラカバ林が群生しています。黄色く紅葉が始まっているものの、まだピークと呼べる状態ではありません。

 

一の瀬 大カエデ

そして、一の瀬園地でもっとも注目されているのはこちらの大カエデ。

 

取材一日目の大カエデ 取材二日目の大カエデ
さらに色づきははっきりと

左は取材一日目の10月13日(土)、右は取材二日目の10月14日(日)の様子。明らかに色づきがはっきりしている様子がわかります。左の画像では下のほうの部分で青いところがまだあったものの、翌日の右の画像ではすべてが赤くなっている様子がわかります。

ただ、鮮やかな紅色にはまだ達してなく、あと4〜5日程度は要することと考えられます。

 

まいめの池

一の瀬園地は広大な高原が広がり、まさに乗鞍高原を代表する場所です。紅葉以外にも色々な撮影ポイントがあり、じっくり散策するとあっという間に一日が終わってしまうほどです。

 

一日かけてゆっくり散策がオススメ...

ご自身の足で歩いて回れば、きっとお気に入りのワンショットが撮影できるはずです。次週末はぜひとも乗鞍高原・一の瀬園地の散策に出かけてみてはいかがでしょうか?

 

【昨年の今ごろは?】

2011ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.23(2011/10/15〜16) @

季節外れの暖かい雨が降り、上部エリアの紅葉は、この風雨で完全に落葉して、晩秋の雰囲気となった一方、見頃を迎えた乗鞍高原は、散策の方々でにぎわう週末となりました。

10月15日(土)は、明け方から激しく降る雨から始まります。気温は12℃とこの時期としては高めの朝です。雲は低く垂れ込めて、位ヶ原どころか鳥居尾根ダウンヒルコースすらわからないほど。また、岐阜県側の乗鞍スカイラインは、強風のため通行止めとなり、長野県側の県道乗鞍岳線も雨量規制で通行止めの措置が取られ、シャトルバスは運行見合わせとなりました。その後、早朝の雨はほぼ止んで、県道乗鞍岳線は10時40分から大雪渓駐車場まで通行可能となったものの、大雪渓駐車場付近では、路上に土砂が流れ込んでいて、結局、シャトルバスは終日運休となりました。

10月16日(日)は、昨日とは打って変わって朝から快晴が広がります。岐阜県側の乗鞍スカイラインは、昨日に引き続き、通行止めが続いていることから、シャトルバスは大雪渓駐車場での折り返し運行が始発便から始まりました。天候の回復とともに乗鞍高原でも風が舞うようになり、紅葉のピークを迎えている木々からは落葉が見られ、休暇村から三本滝ゲートに向かう沿道のカラマツ林では、バラバラと音を立てながらシャワーのように落葉が降り注ぎ、カラマツの落葉で路面が黄色くなる様子も見られました。

紅葉は、大雪渓・位ヶ原の上部エリア、および、冷泉小屋から摩利支天の中腹エリアの紅葉は終了し、山麓の乗鞍高原が見頃を迎えています。

 

<編集後記>

「乗鞍大雪渓WebSiteは冬季(ウインターシーズン)も営業してます...」

5月から10月までグリーンシーズンが終了すると、当WebSiteの主要コーナーである「ノリクラ雪渓カレンダー」は、今シーズンの連載を終了いたします。しかし、トップページの「速報」だけは、12月から連載を再開していることをご存知でしょうか?

【速報】 2011/12/03 13:00
昨晩の雨で積雪がなくなる
(かもしかゲレンデ)

これは12月上旬、まだ、スキー場がオープンする前の様子のかもしかゲレンデ。この時期は完全に紅葉は終り、ウインターシーズン到来を首を長くして待つ時期です。県道乗鞍岳線(エコーライン)は、11月より冬季閉鎖で休暇村までしか車が入ることはできず、シャトルバスの運行も終了しています。また、スキー場がオープンしていないためリフトも使えず、さらには、雪もないためスキーにシールを装着して登ることもできないため、乗鞍高原から全山徒歩での移動となります。12月上旬〜中旬が、一年の中で最もアクセスに苦労する時期です。

 

【速報】 2011/01/08 09:25
今日はたくさんの方がツアーコースへ
(ツアーコース入口)
【速報】 2010/01/02 15:00
腰まで埋まるラッセルに四苦八苦!
(ツアーコース − 位ヶ原急斜面)

年が明けると年末寒波の影響で、積雪量が一気に増えてスキーにシールを装着してツアーコースを登ることができるようになります。しかし、あまりの大雪で腰まで埋まるほどのラッセル状態になると、ほとんど身動きの取れない状態となります。

 

【速報】 2010/01/16 11:35
くっきりとした白と青のコントラストの世界
(ツアーコース − D番標識付近)
【速報】 2009/03/29 09:40
昨日よりもさらに軽いパウダー
(屋根板)

位ヶ原一帯はもともとロケーションの開けているエリアですから、晴れた日は日常とはかけ離れた別世界が待っています。そして、乗鞍は内陸に位置しているため、厳冬期に降る雪は乾いた軽い雪質...日本海側のような大量の降雪はないものの、降雪のあった翌朝は申し分ないパウダーが楽しめます。

 

【速報】 2011/03/26 12:10
晴れたり曇ったりの安定しない天候
(ツアーコース − 2番標識付近)
2012 ノリクラ 雪渓カレンダー プレリリース版
番外編(2011/12/24〜25) A

ただ、気温は終始マイナス10℃以下で、吹雪で身動きの取れない日のほうが多いのも事実です。そのため、初心者の方が気軽にお越しになれるフィールドではない厳しさがあります。

 

【速報】 2011/02/26 14:00
終日ダイレクトな太陽に包まれ、春スキーモードの一日でした
(大雪渓前)
【速報】 2011/12/31 14:30
日没まで快晴無風の穏やかな一日でした
(位ヶ原 − 屋根板上)

限られたディープな方々しか受け入れない別世界の様子を、2012−2013ウインターシーズンもトップページの速報でお届けできればと思っております。グリーンシーズンのノリクラ雪渓カレンダーが終了しても、ぜひ、乗鞍大雪渓WebSiteをご覧ください。

 

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