ノリクラ 雪渓カレンダー
 
Vol.11(2013/07/20〜21) B

Top-page > Index > Page:   1  2  3  4  5  6

(Update:2013/07/25)

 

【大雪渓に到着】

大雪渓に到着 気温14℃、晴れている割にやや低め

観光センターを9時に出発したシャトルバスが、10時前に大雪渓に到着します。現在の気温は14℃、晴天時の気温としてはやや低めですが、日中でも20℃を超えることはほとんどありません。

 

ブーツを履いて 日焼け止めを塗って

早速ブーツを履いてスキーの準備が始まります。また、スキーの準備と同時に日焼け対策も必須です。晴れている日はもちろんのこと、曇っていていて日差しがなくても、紫外線はそれほど弱くならないといわれています。

 

大雪渓前をヒルクライマーが続々と通過

大雪渓の前をヒルクライマーが続々と通過して行きます。おそらく、9月(※)の全日本マウンテンサイクリングin乗鞍に出場するために、トレーニングでお越しになっている方も多いのではないでしょうか?

※ 昨年まで8月最終日曜日に開催していましたが、今年から9月第一日曜日に変更されました。

 

来週は鳥海山に行きます!

こちらの方ももちろん全日本マウンテンサイクリングin乗鞍のトレーニングにお越しになりました。県道乗鞍岳線のヒルクライムは、今年は今日が初めてとのこと...

「来週は鳥海山に出場します...」
全日本マウンテンサイクリングin乗鞍はJCA全日本ヒルクライムシリーズ戦の最終戦(第4戦)となっていて、来週はシリーズ第3戦の矢島カップ Mt.鳥海バイシクルクラシックが開催されます。鳥海山の大会も全日本マウンテンサイクリングin乗鞍に次ぐ歴史ある大会です。

 

子供さんをつれて久々に登場

さて、かつてはご夫婦お二人でよくモーグルにお越しになっていたものの、最近はお目にかかっていないなぁ〜と思っていました。そして、今日の久々の登場には、ご夫婦お二人だけでなくお子さんも連れて...

 

ノリクラデビュー − 常連の面々に囲まれて

揺れるシャトルバスの中でも全く平気だったとのこと。ノリクラの常連の面々に歓迎されてのノリクラデビューです。

「いつも見てますよ」 「ここで皆さんから元気を貰いに来るんですよ」

そして、左の画像の方は、「いつも見てますよ。昨年との比較があってノリクラに来るときは参考にさせてもらってます。」と、おっしゃる左の方。スキーヤー・ボーダーの方々だけでなく、多方面の方に有益な情報が伝えられるように今後も続けて行く予定ですので、これからもご愛読のほど、よろしくお願いいたします。

右の画像の方は、「ウチの知人に自慢してやりたいから...」と、カメラのフレームに収まってくださったのはモーグルの常連の方です。いつも口癖のように、「ここに来るのは、皆さんから元気を貰いに来るためですよ。」と、おっしゃられています。
モーグルコースには「コブを滑る」という共通の目的がありますが、その共通項をのぞくとかなり多様な方が集まっています。コブを専門とするモーグラーの方はもちろんのこと、基礎スキーヤー・テレマーカー、そして、ボードの方もお越しになっています。また、年齢層も幅広く、それぞれがなんとなく結びついているところが、ノリクラ通いを毎年続けられる要因かもしれません。

 

【雪渓下部 T】

それではここから雪渓下部の様子をお伝えします。

 

昨年の大雪渓入口
2012ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.11(2012/07/21〜22) A
今週の大雪渓入口
昨年より2週間以上雪解け

雪渓下部の下端部分は、左の昨年画像のように岩場が大きく出てくる時期ですが、今年はまだ積雪に覆われていて、昨年より2週間以上雪解けが遅い状況です。

 

昨年の大雪渓入口
2012ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.11(2012/07/21〜22) A
先週の大雪渓入口
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.10(2013/07/13〜14) B
今週の大雪渓入口
昨年より2週間遅い雪解け

雪渓下端から車道までの距離は先週の7メートルから9メートルと微増です。昨年同時期はすでに50メートルまで伸びていて、その2週間前が10メートルでしたから、こちらも計測でも昨年より2週間遅いことがわかります。

 

先週の大雪渓入口
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.10(2013/07/13〜14) B
先週の大雪渓入口

雪渓上部へのスキーヤー専用道につながる箇所では、先週よりも10メートル程度雪解けして入口から34メートルあります。ここだけが雪解けが目立っています。

 

スキーヤー専用道沿いのウラジロナナカマド 先週からの変化がない

そのスキーヤー専用道沿いのウラジロナナカマドは、先週と比べて若葉が大きくなるものの、つぼみの様子には変化はありません。昨年は開花直前の状態でしたから、ウラジロナナカマドを含めて大雪渓周辺の植物の生育も遅れています。

 

昨年の登山道入口
2012ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.11(2012/07/21〜22) A
先週の登山道入口
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.10(2013/07/13〜14) B
今週の登山道入口
ほぼ昨年並みの雪解け

大雪渓入口から北へ50メートルほどの所に肩の小屋への登山道入口があります。こちらでは先週と同様、ほぼ昨年並みの雪解け状況が見られます。

 

【大雪渓→肩の小屋→山頂登山道のルート地図、各ルートのおおむねの残雪期間】

大雪渓→肩の小屋→山頂登山道(ピンク色)
★大雪渓〜肩の小屋間は一部積雪★
★大雪渓→畳平へは通行不可★

こちらは大雪渓から肩の小屋を経由して山頂方面に向かうルートです。登山道上に一部積雪が残っています(下記参照)。

 

【大雪渓から肩の小屋への登山道の積雪状況(7月20日現在)】
 

2013/07/20
大雪渓・山頂方面全景

2013/07/20
大雪渓→肩の小屋登山道入口(積雪箇所は120メートル)
<7月中〜下旬まで積雪あり、アイゼン携行>
2013/07/20
大雪渓→肩の小屋 登山道(積雪箇所は120メートル)
<7月中〜下旬まで積雪あり、アイゼン携行>

畳平から剣ヶ峰に向かうルートには積雪はありません。ただ、長野県側シャトルバスで大雪渓・肩の小屋口バス停(畳平の一つ手前のバス停)から山頂方面にお越しの場合は、ご覧の通り、入口から積雪箇所があります。
積雪区間は先週よりも大幅に縮小されましたが、最も急勾配の箇所に積雪がが残っていて、その距離は約120メートルほどです(右下画像参照)。なお、右下画像の赤点線の先に映る岩より肩の小屋方面は積雪はありません。
積雪箇所は短くなりましたが、天候によってかなり雪面が硬くなりますので、アイゼンなどの装備のない方は、畳平より山頂を目指すことをオススメします。

 

昨年の登山道入口
2012ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.11(2012/07/21〜22) A
先週の登山道入口
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.10(2013/07/13〜14) B
今週の登山道入口
ほぼ昨年並みの雪解け

登山道入口付近の車道との間の隙間は6メートルと微増で、先週同様に昨年並みの状況です。

 

昨年の登山道入口付近
2012ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.11(2012/07/21〜22) A
先週の登山道入口付近
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.10(2013/07/13〜14) B
今週の登山道入口付近
ほぼ昨年並みの雪解け

登山道入口から少し入った所の様子を比較すると、こちらでもほぼ昨年並みです。先週からの雪解けは高さ1メートルほどです。

 

シナノキンバイ、ようやくつぼみが − 昨年よりもさらに遅い状況

登山道を少し進んだところにシナノキンバイが見られますが、つぼみがようやく開きかけたところで、開花の遅かった昨年よりもさらに遅い状況です。

 

積雪区間 下りはアイゼンが必要

登山道入口から34メートル入ったところから登山道は積雪区間が始まります。積雪部分のルート上は階段状に踏み跡ができていて、登りは問題ないかもしれませんが、下りは今日のようにバーンが緩んでいても足をとられる登山者が多く、アイゼンは必要です。

 

積雪区間は120メートル − 昨年より2週間遅い雪解け

積雪区間は120メートルと、先週よりも大幅に縮小しました。しかし、昨年よりも2週間近く遅い雪解け状況です。 Next

 

Copyright (C)   乗鞍大雪渓WebSite

Top ||   <<Back  1  2  3  4  5  6  Next>>