ノリクラ 雪渓カレンダー
 
Vol.15(2013/08/14〜17) E

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(Update:2013/08/22)

 

【畳平、お花畑】

畳平 長い列を確認

こちらはシャトルバス終点の畳平。右の画像をご覧いただくと、長い列ができてることに気付きます。

 

乗鞍高原観光センター行きの下りシャトルバスを待つ長い列 (8月14日(水)15時)

こちらは乗鞍高原(観光センター)方面の下りシャトルバスへの乗車を待つ方々の長い列。時刻は15時を過ぎたところで、順番にバスへの乗車が始まっています。このときはすべての乗客が15時便(正確には15時05分便)に乗車することができましたが、場合によっては、1時間後の便となります。

今年のお盆は連日良い天候が続きましたので、問題ありませんでしたが、突然の雨に見舞われた場合、下山にシャトルバスに多くの方が殺到する状態となり、1時間後の次便になることは良くあることです。したがって、時間に余裕を持って行動されることをオススメします。また、天候の悪化が懸念される状況となりましたら、早めに下山するように心がけてください。

 

お盆期間中はバスツアーは少ない

いつもの週末なら、大型バスの駐車場はほぼ満車状態です。しかし、お盆休みの期間中はバスツアー自体の企画が少なく、ご覧の通り、駐車場はほとんど空き状態となっています。

 

こちらにもたくさんのヒルクライマーが

2ページ目のヒルクライムのコーナーでもお伝えしたように、多くの方が畳平を目指しますので、駐車場一帯はかなりの自転車がお越しになっています。

 

畳平お花畑入口付近の階段横

ここからはいつものように畳平のお花畑の様子をお伝えします。

 

入口付近の階段横 ハクサンイチゲ − 今シーズンの見納め

入口付近の階段横には、まだハクサンイチゲが咲いています。おそらく、今週が今シーズンの見納めとなるかと思います。

 

入口付近のモミジカラマツ

先週見頃を迎えた入口付近のモミジカラマツ...

 

モミジカラマツはそろそろ終りに てミヤアキノキリンソウが台頭

そろそろ、見頃が終りに近づき、それに変わってミヤアキノキリンソウが台頭してきました。

 

乗鞍環境パトロール − 外来植物除去作業中

さて、こちらは乗鞍環境パトロールの方。今日は外来植物除去作業を行っています。

 

袋の中にはセイヨウタンポポ 外総苞片が反り返っている

袋の中を見せてもらうと、そこにはセイヨウタンポポ...ご覧のように外総苞片が反り返っています。

 

外来種と在来種の見分けは外総苞片の反り返りがあるかないか
(乗鞍環境パトロールオフィス入口に掲示)

セイヨウタンポポと在来のタンポポとの見分けるポイントは、先ほどの外総苞片が反り返っているのがセイヨウタンポポで、反り返っていないのがミヤマタンポポなどの在来のタンポポとなります。

しかし、実際には両者が交配したものが混ざっていて、除去すべきセイヨウタンポポなのか、保護すべきミヤマタンポポなのか、判断に苦労することもしばしばあるとのことです。

なお、こちらの掲示は、畳平バスターミナルの東寄りにある、乗鞍環境パトロールオフィス入口で閲覧することが可能です。

 

周遊コース コウメバチソウ

さて、話を戻して、周遊コースを先に進みます。ご覧のように木道のすぐ近くにはコウメバチソウが咲き始めました。夏も終りに近づいてきています。

 

そして、遊歩道をさらに進むと...

 

高山植物が盆栽のように

この時期を代表する高山植物が盆栽のように見えますね。(黄色:ミヤマアキノキリンソウ、紫:イワギショウ、白:イワツメグサ)

 

ヨツバシオガマやミヤマキンポウゲは息の長い高山植物

左のヨツバシオガマ(紫)と右のミヤマキンポウゲ(黄)は、本当に息の長い高山植物です。ミヤマキンポウゲは1ヶ月も咲き続けています。

 

緑の中に無数の白い点

さらに進んで、よく見ると、緑の中に白い点が無数にあることに気付きます。

 

一面にコウメバチソウ

小さなコウメバチソウですが、これだけたくさんあると遠くからでもその存在を確認することができるほどです。

 

周回コース奥を回る−北側から南側へ

周回コースを一番奥まで進んで、左から右へと進んで行きます。(北から南へ)

 

イワギキョウが本格的に咲き始める

先週あたりから増え始めたイワギキョウの本格的なシーズンとなってきました。

 

ヨツバシオガマは花が終わっても全身ピンクできれい ミヤマクロユリの実

さらには、ヨツバシオガマも花が終わって結実の季節となってきました。花が終わっても全身が紫〜ピンクの色合いに紅葉して、まだまだ楽しませてくれます。また、ミヤマクロユリもご覧のようにしっかりとした実ができ始めました。

 

まだまだ高山植物の季節は続く

お盆が過ぎても、まだまだ、高山植物の季節は続きます。 Next

 

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