第28回 全日本マウンテンサイクリングin乗鞍
 
(2013/08/31〜09/01) C

Top-page > Mt.-Cycling& Marathon-Index > Page: 1  2  3  4  5  6

(Update:2013/09/15)

 

【位ヶ原山荘ゴールの短縮開催】

ゴール地点の位ヶ原山荘

スタートの観光センターを離れて、こちらは15km先のゴール地点である位ヶ原山荘です。時刻は7時30分を迎え、チャンピオンクラスの選手は予定通りスタートを切りました。

 

■9月1日(日) − クラス別 スタート時刻■
スタート時刻(変更前の時刻) カテゴリ
7:30(7:00)     チャンピオン  <331名>
7:33(7:03)     ロード女子A  (16〜35歳)  <62名>
    ロード女子B  (36歳以上)  <156名>
    MTB女子  <20名>
7:39(7:09)     ロード男子A  (16〜25歳)  <154名>
    ロード男子G  (61〜70歳)  <168名>
    ロード男子H  (71歳以上)  <24名>
7:45(7:15)     ロード男子B  (26〜30歳)  <273名>
7:50(7:20)     ロード男子F  @(51〜60歳)  <300名>
7:55(7:25)     ロード男子F  A(51〜60歳)  <365名>
8:01(7:31)     ロード男子E  @(41〜50歳)  <300名>
8:07(7:37)     ロード男子E  A(41〜50歳)  <300名>
8:13(7:43)     ロード男子E  B(41〜50歳)  <300名>
8:19(7:49)     ロード男子E  C(41〜50歳)  <300名>
8:25(7:55)     ロード男子E  D(41〜50歳)  <306名>
8:31(8:01)     ロード男子D  @(36〜40歳)  <300名>
8:37(8:07)     ロード男子D  A(36〜40歳)  <301名>
8:43(8:13)     ロード男子C  (31〜35歳)  <385名>
8:49(8:19)     MTB男子  <123名>
8:51(8:21)     ショートビギナー  <26名>
8:53(8:23)     ショートジュニア  <26名>
総エントリー数  4520名

■ 出場選手の構成■
出場選手(総エントリー数)は4520名(男性4260名+女性260名)で、昨年の4531名とほぼ同数です。出場選手の年齢はショートジュニアに出場の10歳の選手からロード男子Hに出場の80歳の選手まで幅広く、もっとも多いクラスはロード男子E(41〜50歳)の1506名です。

都道府県別では、東京都(828名)、神奈川県(525名)、長野県(503名)、愛知県(370名)、埼玉県(359名)、大阪府(252名)の順に多く、関東圏・中京圏・関西圏からの参加者で全体75%を占めています。また、最北端は北海道札幌市、最南端は沖縄県宮古島市で、全国45の都道府県からお越しにりました。

また、長野県外からの参加者が4017名で88.87%、長野県内の参加者が503名で11.13%でした。少し話が変わりますが、この割合は、乗鞍のシャトルバス利用者における県内外の割合(※)にほぼ一致していて、乗鞍で観光業界に携わる方には、重要な指標であると考えられます。(※ 2012年乗鞍フォーラム より)

 

ゴール地点 「たぶん40分は切るだろうなぁ〜」

20.5kmのフルコースの場合、トップの選手のタイムは55分台で、歴代最高タイムは55分08秒でした(第25回大会 森本 誠 選手)。これまで位ヶ原山荘ゴールを実施したことがありませんが、おそらく40分を切るタイムでトップの選手はやってくるのではというのが、大方の予想です。

 

トップでゴールは森 正 選手(39分17秒287) − 初優勝

そして、いよいよトップの選手がやって来ます。
3km手前のCP2(冷泉小屋)からトップ選手通過の入電があり、わずか数分後にゴールエリアに姿を見せたのは、森 正 選手(39分17秒287)。今大会初優勝です。

 

2位 矢部 周作 選手(39分45秒785) 4位 宮崎 新一 選手(40分47秒891)

さらに、矢部 周作 選手(2位 39分45秒785)、宮崎 新一 選手(4位 40分47秒891)が続きます。ここで3位と4位の着順が入れ替わっていますが、ネットタイム形式による計測のため、着順と順位は必ずしも一致しません。最終的には事務局がリザルトを発表するまで確定できません。

 

 3位 走ってコロコロ 選手(40分46秒071) 6位 兼松 大和選手(前 40分54秒749)
5位 渡辺 佑樹(後  40秒52秒980)

続いて、走ってコロコロ 選手(3位 40分46秒071)、 兼松 大和 選手(6位 40分54秒749)、渡辺 佑樹 選手(5位 40秒52秒980)。トップの選手から1分足らずの間に次々とゴールして、着順どころかどの選手がゴールしたのかも確認できないほどの勢いでフィニッシュします。

 

7位 宮本 賢一 選手( 41分10秒151) 8位 てぃーざき 選手(41分13秒685)
9位 小山田 智也 選手(41分32秒306) 10位 乾 友行 選手(41分37秒756)

宮本 賢一 選手(7位 41分10秒151)、てぃーざき 選手(8位 41分13秒685)、小山田 智也 選手(9位 41分32秒306)、乾 友行 選手(10位 41分37秒756)と続きます。ゴール前の最後のカーブを抜けるとほぼ平坦なコースとなり、どの選手も全速力でフィニッシュします。

 

気温16℃、小雨・無風 − 走りやすいコンディション

チャンピオンクラスの選手が到着し始めた8時の位ヶ原山荘は、気温16℃でほぼ無風。少し小雨が降るものの、それほど強い雨ではなく、走りやすいコンディションだったのではないかと思います。

 

一際力強い走りが...

そして、チャンピオンクラスの選手の中に、一際力強い走りを見せる選手がやってきました。

 

女子総合1位 金子 広美 選手(48分53秒558) − 二連覇

金子 広美 選手。ロード女子Aクラス1位で、昨年に続いて女子総合1位の二連覇です(48分53秒558)。

 

女子総合2位 中込 由香里 選手(50分50秒922)

続くは中込 由香里 選手(ロード女子B1位、女子総合2位 50分50秒922)。金子選手と中込選手の速さは格別で、後続の選手の姿はしばらく現れないほどでした。

 

村山 利男 選手 − 全日本マウンテンサイクリングin乗鞍といえば...

全日本マウンテンサイクリングin乗鞍といえば、やはり村山 利男 選手。

 

【ゴール前のラストスパート】

チャンピオンクラスの選手が続々とゴールする チャンピオンクラスに仮装選手も!

ゴールする選手の姿が多くなる中、まさかこんなに早くゴールするとは思わなかったのは、おなじみのキャラクターで仮装した選手。ゼッケンの色(青色)などをよく見ると、チャンピオンクラスでの出場ですね!

チャンピオンクラスに出場するには、一般クラスで前年タイムが1時間20分を切る必要があり、チャンピオンクラスでの出場には不必要(??)と思われる前かごや、キャラクターがデザインされたリアフェンダーなどを実装しての出場ですから、かなりの実力かと思います...

 

ゴール前のはパイロン規制

ゴール付近はご覧のようにパイロンで規制されているため、前の選手を追い抜くことは現実的には不可能です。

 

規制区間前のデッドヒート

そのため、実際には規制区間に入るまでが本当の勝負...

 

ゴールが確認できるのは手前50メートルから

ゴールの位ヶ原山荘が確認できるようになるのはゴール手前50メートルほどまで近づいてからです。こちらはロード女子Bの松本 雪子 選手。前の男性選手は出走時間が違いますので、着順には影響しませんが、それでも、さらに前に出ようと最後まで懸命に走り続けます。

 

故障しても自転車を押してゴールへ

自転車を押して走るこちらの方々...どうやら、パンクなどの故障のようですね。大会コースの県道乗鞍岳線は、雨などで土砂が路面に流れ出すことがあり、今回も大雪渓付近ではこぶし大の石が多量に流出しました。

そのため、雨降りの後は、小さな石・破片などでパンクするケースが多いという話もよく耳にします。

 

位ヶ原山荘〜冷泉小屋間 選手が続く

総エントリー数4520名が一斉に駆け上がる様子は圧巻です。先ほどまで降っていた小雨は収まりますが、霧は一向に回復する様子はなく、上部の大雪渓・県境付近の濃霧強風は、レースが行われている期間中も相変わらず続きました。

ゴールを位ヶ原山荘に変更しての開催となりましたが、今回の天候状況を見ると、適切な判断だったと考えられます。

 

どの選手も最後はラストスパート

チャンピオンクラスの選手に続き、一般クラスの選手も最後のラストスパートを掛けてゴール目指します。

 

応援バスでお越しの方も位ヶ原山荘で声援と拍手を送る

レース開催前に出発した応援バスも、大雪渓から位ヶ原山荘に変更となり、応援参加者も合羽を来て続々とやってくる選手に拍手を送り続けます。

 

今年も球団応援歌と共に...

そこに、けたたましく球団応援歌を流しながらやってくる選手。こちらもすでにおなじみのスタイルです。以前と比べて仮装で出場される選手は少なくなりましたが、やはり、それだけ過酷なレースということなのでしょうか?Next

 

Copyright (C)   乗鞍大雪渓WebSite

Top ||   <<Back  1  2  3  4  5  6  Next>>