ノリクラ 雪渓カレンダー
 
Vol.20(2013/09/21〜22) D

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(Update:2013/09/26)

  

【雪渓上部 V、モーグルコース】

久しぶりの晴天の週末 − 常連の面々が集まる 

久しぶりの晴天の週末。今日は20名以上のスキーヤー・ボーダーの常連がやってきています。

 

のんびりとした時間g流れる

時刻はちょうどお昼時。のんびりと過ごす時間が流れます。

 

毎週のように通い続ける

ここに訪れるスキーヤーの多くは、天気さえ良ければ、ほぼ毎週のようにここにやってきます。何年もノリクラに通っているのに雪渓しか来たことがないという方もいるほどで、スキーにかける情熱は脱帽です。

 

「午後の勤務」開始!

さて、お昼休みが終わって、「午後の勤務」が一斉に始まります。

 

午前中は山頂登山 − 「降りてくるのがもったいなかった」

午前中は剣ヶ峰山頂へ登山に行っていたという左のスキーヤー。「天気が良すぎて、降りてくるのがもったいないという気分でした。今年から登山を始めて、各地の山を登るようになり、ノリクラがまた違った見方ができて、新たな発見がありますね。

 

今日はラインが2本

毎週のようにコブをつくり、みんなで滑り込んで整備する繰り返しが続きますが、今日はラインが2本も出来上がっています。

 

北側のライン − 長さは24コブ×84メートル(ピッチ:3.5メートル)

こちらは北側のライン。長さは24コブ×84メートル(ピッチ:3.5メートル)。

 

三連休 − 3日間滑り続ける

まだ、ちょっと浅めのコブですが、三連休ですから最終日あたりには深いコブになっていることでしょう。

 

南側のライン − 上端にクラック

そして、もう一つは南側に作られてたコブ。上端付近にクラックが入っていますので、スタート位置は北側のコブよりもやや低い位置となります 。

 

バーンが黒っぽい − 積雪量が少なくなると見られる現象 ラインの長さは13コブ×54メートル(ピッチ:4.1メートル)

ラインの長さは13コブ×54メートル(ピッチ:4.1メートル)。全体的にバーンが黒っぽく、水分がしみ始めています。もしかすると積雪が少なくなってきているのかもしれません。

 

ハイマツ帯を縁取るようなナナカマドの紅葉(2009年同時期)
2009ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.20(2009/09/26〜27) C
今週は紅葉が進んでいない
来週あたりが期待される

沢筋のウラジロナナカマドが赤く紅葉すると、ハイマツ帯を縁取るようにきれいな光景となります。左の画像は2009年同時期のもの。今週はまだ紅葉が進んでいません。おそらく次週末あたりにはきれいな紅葉が見られるはずです。

 

こちらは雪渓上端。

 

昨年の雪渓上端
2012ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.20(2012/09/22〜23) C
先週の雪渓上端
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.19(2013/09/14〜15) D
今週の雪渓上端 − 昨年より1週間早い雪解け
全エリアで昨年より雪解けが早いのはここだけ

先週からの雪解けは高さで1メートルほどもあり、先週と同様に昨年よりも1週間早い雪解けで、全エリアの中で、この箇所だけが昨年よりも早い雪解けを見せています。

 

上端から−下端部分まで119メートル、過去最高の長さ

雪渓上部左側下端までの距離は119メートルです。昨年は70メートル。2011年は57メートル、2010年も61メートル、2009年は85メートル、2008年は108メートル、2007年は85メートルでした。先週までと同様に過去最高の長さを記録しています。

 

夕方近くになってコブがしっかり成長 これからが本番...

コブもある程度成長して、夕方近くになってきたものの、これからが本番...

 

安定した天候 − 日が暮れるまで果敢に滑る

久しぶりに安定した天候に恵まれ、日没近くまで果敢に滑り続ける姿がありました。常連のスキーヤーにとっても、ノリクラシーズンも残すところあとわずか...次のウインターシーズンに向けて、ノリクラ通いはまだ続きます。 Next


■ご注意■

今回の大雪渓関連の記事はノリクラ初心者の方を対象にしておりません。ノリクラデビューをお考えの方は来年の夏シーズンをご検討ください。
これからの時期は天候の急変により降雪・凍結などで冬山の様相を呈します。今後、大雪渓に新雪が降った場合でも、急斜面とアイスバーンが残っていて、この時期にノリクラの雪渓で滑走されたことのない方や、ソフトブートのボードの方は絶対にお越しにならないようお願いいたします。

 

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