第9回 乗鞍天空マラソン

(2014/06/21〜22) E

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(Update:2014/07/04)

 

【下山開始、ゴールまで駆け抜ける】

ゴールまでひたすら下る

大雪渓のエイドステーションからは完全に下りのコース。登って来たコースをひたすら下ります。

 

足取り軽く「無事にカエル!」

早朝、ご家族と一緒だったこちらの方も「無事にカエル!」と、ピースサイン...足取り軽く、この調子なら無事にゴールできそうですね。

 

エイドステーションで栄養補給 − 「パワーが出た。うまかったね。今日の煮しめは...」

エイドステーションでエネルギー補給して、「ちょっとパワーが出た。うまかったね。今日の煮しめは...」昨年は、乗鞍高原の女将さん達が作った煮物が、レース後半にはなくなってしまい、それを目当てにやって来た選手の皆さんをがっかりさせてしまいました。今年は、多くの選手に賞味して頂くことができたようです。

 

気分揚々 − ジャンプの連続

登りはこんなことをする余裕もありませんでしたが、揚々とした気分で、ジャンプの連続。

 

山が見えて来た! − レース終盤、ようやく視界が開ける

「すごい〜山が見えて来た〜!」
そして、レースも終盤に差し掛かり、ようやく天気が回復を始めます。制限時間が刻々と近づく中、急いでカメラを取り出してシャッターを切る選手があちらこちらで見られます。

 

山麓へ − 新緑の美しい世界へ ヤマザクラが咲き誇る

雪山が広がっていた森林限界と別れて、位ヶ原山荘より山麓は、新緑の美しい世界へと移り変わって行きます。市街地ではもうとっくの昔に終わっている桜が、ここでは咲き誇っています(ヤマザクラ)。こんなシーンを見るだけで、日常とはかけ離れた別世界に自分がいることに気がつくはずです。

 

緑はより一層深く

どんどん標高を落として行くと、緑はより一層濃くなって行きます。

 

新緑の香りに満たされて

霧で煙った空気の中に、新緑の香りが満たされていて、アロマや芳香剤では出せない味がここにあります。

 

【いよいよ、三本滝ゴールへ】

三本滝ゴール(30km地点)

折り返し地点からひたすら下ること12km、いよいよ、三本滝のゴールです。

 

サポーターの歓声とハイタッチの嵐

ゴール直前では、熱烈なサポーターの方々の歓声が響き渡り、ハイタッチの嵐に迎えられます。

 

開放感の瞬間

「おかえり〜」こんなゴールって、本当にいいですよね!

 

制限時間の13時にゴール − 友人に出迎えられて思わず涙が...

時刻は制限時間の13時を少しすぎたところ。やっとゴールした選手が、友人たちに出迎えられて、思わず涙が...

 

マラソンを初めてまだ3ヶ月 − レース初参加、達成感の涙

天空マラソンどころか、マラソンの大会に出場することが初めて。3月から練習を始めて、ほぼ制限時間内に完走できたことは驚きです。この涙が3ヶ月間の頑張りぶりを物語っているのかもしれません。最後に「また、来年も出場したいです!」と、笑顔でこたえてくれました。

また、来年もこの大会でお会いできることを楽しみにしております。

 

<編集後記>

乗鞍天空マラソンは、冬季閉鎖中の道路を利用した大会で、トレーニングのために事前にコースを走ることもできないため、レース本番まで一度も18km連続上り坂という状況を走ったことのない選手もたくさんいらっしゃいます。

途中で歩いたり、立ち止まったりしながらも、多くの方が完走されるのが驚きです。もう止めようかなぁ〜と思うと、下ってくる選手から声援を受け、何とか気持ちをつなぎながら、一歩一歩 足を進めます。

人生山あり谷ありなんていいますが、それを凝縮したものがマラソンなんでしょうか?
ノリクラはこれから夏山シーズンを迎えます。ここ最近は夏のノリクラにやってくるランナーも増えつつありますが、ぜひとも、夏のノリクラにも走りにお越し下さい。雪の壁はもうありませんが、大雪渓にはまだまだたくさんの雪が見られ、夏山の雰囲気はまた違った心地よさを見せてくれます。

天空マラソンのときだけでなく、色々なノリクラをぜひ見ていただきたいと思います。絶対、満足いく景色に巡り合えます。

 

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