ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.13(2014/08/02〜03) D

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(Update:2014/08/07)

 

【大雪渓から肩の小屋へ】

高山植物がいっぱい(大雪渓〜肩の小屋 登山道) 綿毛になったチングルマ

大雪渓から肩の小屋への登山道は高山植物がいっぱい...雪解けと共に花が咲き始めるため、同じチングルマでも、左の画像のように見頃のものもあれば、右の画像のようにすでに花が終わって綿毛がちょうど「稚児車(かざぐるま)」のようにふわふわとした状態のものまでさまざまです。

 

ヨツバシオガマは今が見頃 早くもイワギキョウが

ヨツバシオガマはこの時期の高山植物ですが、右の画像のようにイワギキョウはこれからがメインの高山植物にも出会うことができます。高山植物に興味のある方にとって、大雪渓〜肩の小屋の登山道はぜひともオススメです。

 

肩の小屋

さて、肩の小屋はお昼時を迎えて、今日もたくさんの登山客が訪れています。

 

ソフトクリームがおいしく感じる時期は短い

ソフトクリームがおいしく感じられるのも今の時期だけ...あと2週間もすれば秋の気配が感じられるようになり、おそらく、肩の小屋のスタッフの中には、半袖を着ることなく秋を迎える方もいるのではと思います。

 

【山頂への登山道】

剣ヶ峰山頂への登山道(肩の小屋前)

ここからは肩の小屋から山頂方面の登山道の様子をお伝えします。天候がはっきりしない状況ですが、今日も山頂への登山道はまずまずの賑わいでした。

 

道幅が狭くなる − すれ違いに注意

肩の小屋からしばらくはかなり広めの道幅で、登山者同士のすれ違いに気を配る必要がありませんが、それより先の朝日岳直下の九十九折れ箇所に差し掛かると、急に道幅が狭くなり、1.5人程度の道幅しかありません。

 

眼下には大雪渓が

そのため、途中で譲り合いながらすれ違うことになりますが、一般的には登りの人を優先することが多いようです。眼下には大雪渓が小さく確認でき、さらに良く見るとそこでスキーをする人たちが米粒のごとく確認できます。

実は逆に大雪渓から稜線上の登山道も同じように、蟻の行列のごとく、登山者の姿を見ることができ、「今日の登山道はすごい人出だ!」などと、話したりしているものです。

 

登山道沿いの高山植物(イワカガミ、アオノツガザクラ)

さて、登山の足を止めて周辺の高山植物にカメラを向ける方の様子があります。この一帯に自生している植物はすべて高山植物。一つ一つにすべて植物名があって、ちゃんと図鑑に掲載されています。ピンクの花はイワカガミ、そして、鈴蘭のように下向きに咲くのはアオノツガザクラです。

 

雨が降ってきたらレインウエア − 混雑した登山道では傘は使用できません

今日のように雨が降ったり止んだりを繰り返すと、レインウエアが必要です。混雑した登山道で傘を差すと、傘の骨が他の登山者と干渉したり怪我を負わせたりする問題があるため、傘の使用はできません。山頂登山に向かう方は、必ずレインウェアを持参されるようお願いいたします。

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