ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.15(2014/08/13〜16) C

Top-page > Index > Page:  1  2  3  4  5  6  7 

(Update:2014/08/21)

 

【雪渓下部 U、モーグルコース】

昨年同時期の1週間後の雪渓下部
長さ60メートル×横幅60メートル
2013ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.16(2013/08/24〜25) C
今週の雪渓下部 − 長さ53メートル×横幅60メートル
昨年より1週間早い雪解け

雪渓下部の大きさは長さ53メートル×横幅60メートル。昨年同時期の一週間後は長さ60メートル×横幅60メートルで、面積で見ると昨年よりも1週間早い雪解けで、例年よりも1週間程度遅い状況です。

 

モーグルコース − 長さ11コブ×35メートル

モーグルコースがありますが、現在の長さは11コブ×35メートル。

 

滑走できるのも今週末あたりまで

おそらく、今週末でこちらのモーグルコースは滑走不能となる可能性が高いところですが、滑走できる状況である限りは、頑張って滑走するとのこと...

 

石碑の岩

さて、大雪渓では雪解けと共に最も早く頭を出すのはモーグルコースの岩ですが、こちらは南側に100メートルにある石碑の岩、モーグルコースに続いて2番目に頭をだす岩です。先週の段階で雪解けが完了しましたので、雪解け状況をお伝えするわけではありませんが、大雪渓内の一つのランドマークとしてご紹介します。

 

チングルマ −綿毛が綺麗

石碑の岩のチングルマは綿毛が少し開き始めました。花が終わって「二度目の開花」といってよいでしょう。昨年よりも早い進捗ですが、例年と比べると1週間程度遅いと考えられます。

 

今週より1週間遅い昨年のの雪渓上部下端
2013ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.16(2013/08/24〜25) C
今週のの雪渓上部下端
昨年より1週間早い雪解け

石碑の岩の南側には雪渓上部へとつながるスキーヤー専用道があります。この先に雪渓上部の下端部分がありますが、下端の位置は先週よりも20メートルほど上昇し、今週より1週間遅い昨年の画像とほぼ同じです。つまり、先週と同様に、昨年より1週間早い雪解けといえます。

 

今週より1週間遅い昨年の雪渓上部下端
2013ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.16(2013/08/24〜25) C
昨年同時期の1週間後の雪渓上部下端
厳密には昨年より1週間以上早い雪解け

下端部分を詳細に見ると、今年のほうが雪解けが進んでいますので、厳密には昨年よりも1週間以上早い雪解けです。

 

【雪渓中段】

雪渓中段全景

雪渓下部の北端のモーグルコースの岩と南端の石碑の岩の間を上がったエリアで、雪渓上部の雪渓下部を結ぶ緩斜面です。

 

今週より1週間遅い昨年の雪渓中段
長さ40メートル×横24メートル
今週の雪渓中段
長さ66メートル×横28メートル
2013ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.16(2013/08/24〜25) C

雪渓中段の大きさは長さ66メートル×横28メートル。昨年同時期の1週間後がほぼ同じ雪解け状況ですが、長さ40メートル×横24メートルでこれよりも今週のほうが大きいため、、昨年よりもやや早い雪解けであることがわかります。

 

昨年の雪渓中段北端部分(登山道付近)
2013ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.15(2013/08/14〜17) C
先週の雪渓中段北端部分(登山道付近)
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.14(2014/08/09〜10) B
今週の雪渓中段北端部分(登山道付近)
昨年より1週間程度早い雪解け

雪渓中段の北端部分。この上を登山道を横切っています。昨年と比べて1週間程度早い雪解けです。

 

雪渓中段は下半分だけであと2〜3週間で雪解けが終わる見込み

雪渓中段は下半分が残っているものの、雪渓下部とも分断しています、。また、上半分は完全に雪解けが完了しています。下半分も2〜3週間程度で雪解けが終わるものと考えられます。

■ Next>>  Page5 【雪渓上部 T】 ■

 

Copyright (C)   乗鞍大雪渓WebSite

Top ||   <<Back  1  2  3  4  5  6  7  Next>>