第29回 全日本マウンテンサイクリングin乗鞍

(2014/09/06〜07) A

Top-page > Mt.-Cycling& Marathon-Index > Page: 1  2  3  4  5  6  7 

(Update:2014/09/22)

 

【9月6日(土)、大会受付 U】

会場周辺は混雑

受付開始からしばらくすると、会場周辺の道路は来場する選手の自転車やマイカーの往来で混雑します。

 

会場入りはシャトルバス利用を!

選手用の駐車場が観光センターの手前、約1kmほど下った楢の木坂に用意されています。こちらからはマイクロバスで随時送迎がおこなわれています。以前は自転車に計測チップの取り付けて実際に動作チェックをしましたが、現在は実施していませんので、自転車を会場に持参する必要はありません。そのため、選手用駐車場からマイクロバスでお越しいただいたほうが混雑緩和につながります。

 

シャトルバスは臨時駐車場A・Bと会場とを結ぶ

選手用駐車場は会場周辺に6箇所あります。先ほどのマイクロバスは臨時駐車場A・Bと観光センターとを結んでいます。レース開催の明日も駐車可能ですが、観光センターより上部にあるスキー場駐車場とスキー場第3駐車場は、交通規制時間中(9月7日(日)6:00〜12:30、観光センターより上部)は、車両の出し入れができませんので、レース終了後、早めに帰宅する予定の方は、観光センターより山麓側の駐車場を利用されたほうが良いでしょう。

 

出展ブース 無料点検コーナーが人気

さて、出展ブースでは自転車や関連のグッズなどを展示・即売していますが、中でも人気なのは、やはり無料点検するコーナー。こちらはチェーンオイルの販売ブースで、自転車を持ち込んだ選手も「これで多少はタイムが短縮できるとありがたいんですが...」と、苦笑します。

 

今年は練習走行できずに大会入り

その出展ブースからやってくるこちらのお二人。もちろんこの大会は毎年出場。このお二人に共通するのは「飲むために走るのか、走るために飲むのか...」という オトナならちょっと曖昧にしておきたい定義をいつもお持ちです(笑)。今年は全然トレーニングにやってこられなくて久々の再会。大きな傘を日傘代わりにさしていますが、今日は気温は高くないものの、日差しから来る暑さを結構感じるところ。

 

息子さんが大きくなり、奥様もレースに復活!

その暑さに息子さんたちにジュースを買うこちらのご家族。毎年ご夫婦でこの大会に出場されていましたが、息子さんが生まれてから、奥様の出場が全くできませんでした。「ようやく小学校に上がる年になって、おとなしくお留守番できるようになったので、今年からもう一度全日本マウンテンサイクリングに挑戦します。」とのこと...もしかすると、同じようなお母様は日本全国に多いかもしれませんね。

 

悪魔おじさん 「ようやく市民権が得られました」

そこに颯爽と登場したのは、もうこの大会では有名人。「最初は恥ずかしかったけど、4シーズン出場して、ようやくこの大会で市民権を得ることができるようになりました!もうこの格好じゃないとだめっていう感じになりました。」と、うれしそう。

 

会場へ

会場の中心へ向かって行きますが、ようやく市民権獲得したなんて状況ではなく...

テレビ取材 子供にも人気 − 「これでお尻つつくと早く走れるんだぞ!」

すぐにテレビ取材。そして、子供たちも興味津々。「これでお尻つつくと早く走れるんだぞ!」

 

安原昌弘氏のヒルクライムライディング講座

特設ステージでは、コンチネンタルチームマトリックスパワータグ監督の安原昌弘氏による、ヒルクライムライディング講座が始まりました。

 

いつもながらトーク炸裂!

いつものことながら、冒頭からトーク炸裂!「15歳のときから自転車に乗って36年もたち、日本代表にもなったこのオッサンのことをちょっとは聞いといたらエエことあるちゃうかなぁ〜と思う。」

「今、登ってきたからばっかりだから情報がホット!同じ日本代表だった女子の選手とその旦那と一緒に走ってきた。普段は1時間10分で走るけど、今朝は1時間40分で走ったらもう幸せ。天気良いし、暑くもなく寒くもない、道もドライで安全。今日はものすごいコンディションがエエ。登りで追い風があって、もうそれは幸せ。」...と話がどんどん脱線していきます。

「オレの話はな、どんどんずれてしていくから...でもな、『ポイントポイント』でどーんといきなり戻ってくるから、それを心に止めてとおかないと...それがエエ話。」といいながら、「明日はレースで走るわけ。ある程度シンドク走らなかん。それで自転車のレースは『ポイントポイント』が大事。自転車はスプリントでもロードでもみな同じで『緩急』が大事。登りを56分で走るチャンピオンクラスの奴らがスタートから目一杯行っているかというとそうじゃない。踏むところは踏んでるが休んでいるところは休む。でも、この『緩急』を見つけるのに、俺は30年かかっている...」

と、下手な漫才を聞くよりも、よっぽど面白いトークショーでした...「トークショーじゃない!ライディング講座だ!」と、お叱りを受けそうですが、誰がどう見ても「おもろいトークショー」という表現がぴったりです。

 

家族揃って参戦 − 「ショートコース優勝狙います!」

同じチームジャージで身を固めるこちらのご家族。お父様はフルコースに、息子さん二人はショートジュニアに、奥様はショートビギナーに参加されます。

7月6日(日)に岐阜県側で開催された第11回乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムには、上の息子さんとお父様が参加されましたが、全日本マウンテンサイクリングin乗鞍のフルコースは、レース当日の年齢が満16歳以上という規定があり、上の息子さんはフルコースに出場できなかったとのこと。ですから、今回はショートコースでの参戦ですが、三本滝までフルアタックして優勝を狙います。

そして、「先週もノリクラ入りしましたが、1週間ぶりに来ると空気の薄さを感じますね。国内でこれだけ標高の高いところを自由に走ることができる場所は他にはなく、貴重な場所だと思います。」と、おっしゃっていました。(先週の様子はこちら→ノリクラ 雪渓カレンダー 2014シーズン 正式版 Vol.17(2014/08/30〜31) E )

 

大会受付は17時まで、今回は事故渋滞で延長されました

大会受付は17時までですが、今日は山梨県内の中央道で事故渋滞が発生し、時間までに到着できない選手も多く見られ、今回は受付時間が延長されました。

 

松本雪子選手 − 選手仲間と一緒に

こちらは松本雪子選手。周りを一瞬のうちに明るくする雰囲気の持ち主です。
調子はどうですか?お聞すると、「ヨ〜イドンしないとその日の調子わからないんです...スタート地点でしんどくても意外と走れたりとか、すごい調子いいと思っててもヨ〜イドンしたらすごいしんどかったり、だから走り出さないとわからない...」と、ナイーブな一面も...

お話をしている最中にも、たくさんの選手が訪れ、選手仲間でも顔の広さはピカイチです!さて、明日のレースは調子よく「ヨ〜イドン」できることをお祈りしますね。

 

明日のレースは7時から

少しずつ、雲が広がり始めてきました。明日の天気予報は残念ながら午前中を中心に雨マークが並ぶ状況。昨年は悪天候でゴールが位ヶ原山荘に引き下げられましたが、明日は無事に開催できることを期待したいところです。

■ Next>>  Page3 【9月7日(日)、生憎の雨、レースはできるのか?】 ■

 

Copyright (C)   乗鞍大雪渓WebSite

Top ||   <<Back  1  2  3  4  5  6  7  Next>>