第29回 全日本マウンテンサイクリングin乗鞍

(2014/09/06〜07) F

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(Update:2014/09/22)

 

【表彰式】

間もなく表彰式 乗鞍アルプホルン愛好会の演奏

レースが終わってすべての選手の下山が完了すると、大会会場の観光センターでは表彰式が始まります。式の始まる前に乗鞍アルプホルン愛好会の方々の演奏が会場いっぱいに響き渡ります。

 

表彰選手が待機 スタッフが氏名確認

表彰は各カテゴリー1位から6位までの選手で、スタッフから氏名の確認が行われます。

 

MTB女子表彰選手 − 笑顔がほころぶ ロード女子A表彰選手 − 一同揃って

どの選手も安堵の表情がこぼれます。先ほどまではライバル同士だった選手も、レースが終わればクラスメイトのような雰囲気で団欒を楽しみます。大会を転戦するたびに何度も顔をあわせたりする選手も多くいらっしゃり、よき競争相手でありよき仲間でもあるのでしょう。

 

チャンピオンクラス優勝 − 森本 誠選手 チャンピオンクラス 表彰式

そして、表彰式が始まります。最初はチャンピオンクラスから...

 

人生最高の一日でした
1位 森本誠選手
2位 武田 祥典選手と3位 矢部 周作選手
来年も表彰式で!

チャンピオンクラス優勝の森本選手。本大会5回目の優勝で今年はゴールで結婚式をも挙行して忘れられない大会となったことでしょう。そして、2位の武田 祥典選手と3位の矢部 周作選手も...また来年もレースではもちろんのこと、表彰式でもお会いできることを期待しております。

なお、全日本マウンテンサイクリングin乗鞍は、JCA全日本ヒルクライムシリーズ最終戦でもあり、本大会が終了した時点で、全日本ヒルクライムシリーズ順位が確定しました。その結果、武田 祥典選手がシリーズ優勝を獲得しました。

 

チャンピオンジャージを着用
ロード女子A優勝 金子 広美選手
恒例のハーモニカ演奏 ロード女子A表彰式

ロード女子Aの優勝は金子 広美選手。本大会三連覇でさらに記録が伸びることを期待しております。そして、表彰授与はJCA会長代理の加藤 元彦氏。

まるで孫に語りかけるような雰囲気で「さっきの並んでいた男の子たちよりも速かったジャン!おじちゃんも40年前は自転車やってたんだ。女子には生演奏で表彰しちゃいます。」とのコメントに続けて、恒例となっている、「見よ 勇者は帰りぬ(ヘンデル作曲)」のハーモニカ演奏が披露されました。

 

ロード女子B 表彰式 1位 中込 由香里選手
2位 松本 雪子選手

こちらはロード女子Bの表彰。1位はもちろん中込 由香里選手。そして、2位はいつも笑顔の松本 雪子選手。

 

やっぱりいつものツーショットで!

そして、いつもツーショットも忘れずに応じてくださいました。(ありがとうございます!)

 

MTB女子 表彰式 優勝は布袋田 沙織選手
ヒルクライムレースはまだ2回目の新人

続いて、こちらはMTB女子の表彰。優勝は布袋田 沙織(ホテイダ サオリ)選手。

「聞いた事ない選手だなぁ〜」と、思っていらっしゃる方も多いかと思います。それもそのはず...これまで自転車競技はほぼ無経験で、中込 由香里選手にあこがれて、本格的に自転車競技を目指すようになったのは今年1月から。また、本格的なヒルクライムレースに参戦するのもまだ2回目という全くの新人。それで優勝してしまうのですから驚きです。まだ28歳...これからが楽しみです。

 

ショートジュニア優勝 瀧山 里玖選手
コースレコードを更新

最後に三本滝までのショートコースジュニアの表彰も始まりました。優勝は瀧山 里玖選手。タイムは19分06秒541。ショートコースは2009年の第24回大会から設けられましたが、16歳以上のビギナー、10〜15歳のジュニアの両カテゴリーを含めて、ショートコースのコースレコードを更新しました。

 

ショートジュニア 表彰式 ステージ傍らではご家族の姿が

ステージの傍らでは、瀧山選手の晴れ姿を見守るご家族の姿が...

 

家族全員で勝ち取った優勝!

スタート直後は集団に巻き込まれてペースが遅れたものの、パンクトラブルで立ち往生していたお父様からハッパをかけられて、トップに躍り出ることができたとのこと。このチャンピオンジャージは家族全員で勝ち取った貴重なジャージとなりました。

今年は年齢制限のためショートコースでの参加でしたが、来年は男子Aに出場して表彰台を狙いたいと、すでに来シーズンを見据えてこれから1年が始まります。

 

今年の大会も無事終了 − ノリクラの夏もこれで終わる

2年連続でコース変更となってしまいましたが、なんとか無事に実施できたことに感謝したいと思います。先週の中にはこの大会が一年の大きな区切りになっているという方も多いでしょう。また、新たな一年が明日から始まります。そんな一年一年を脈々と繰り返しながら、来年は30回目の節目を迎えます。

 

<編集後記>

この大会が終わるとノリクラの夏が終わります。この大会を中心に日々のトレーニングや生活が動いているという選手もたくさんいらっしゃいます。そんな選手は、大会が終わると放心状態になってしまうこととでしょう。

ノリクラは夏から秋へと移り変われば、紅葉という新たな顔を見せてくれます。出場の選手の多くは、大会が終われば、次にお越しになるのは、来年の夏かもしれませんが、ぜひとも、今年の秋の紅葉ヒルクライムにもお越し下さい。ノリクラにはこんな別の一面があったのか!と感動されるはずです。紅葉の美しさ、空の高さ、空気感...何もかもが夏とは全く違うのです。「ノリクラの紅葉を見てしまうと、ほかの山の紅葉が見られなくなる」と、おっしゃる方もいるほどですから、ぜひとも、紅葉ヒルクライムにお越し下さい。

【真紅のスポットにカメラマンが集まる】
2013ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.22(2013/10/05〜06) F
【紅葉がピークを迎えて】
2013ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.22(2013/10/05〜06) F
【絶景の中のヒルクライム】
2013ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.22(2013/10/05〜06) G
【紅葉シーズン −史上最多の乗客数を記録】
2013ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.23(2013/10/12〜13) D

この記事を発行する頃には、大雪渓付近の紅葉が始まることと思います。ノリクラの紅葉概要(場所・見頃の時期)については、乗鞍紅葉情報(紅葉の歩き方 − 2014年版)にまとめております。また、紅葉の進捗は、トップページの速報、 及び、ノリクラ雪渓カレンダーの各号の【紅葉情報】をご覧ください。秋の紅葉ヒルクライムにお越し下さるようお誘い申し上げます...

 

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