ノリクラ 雪渓カレンダープレリリース版

Vol.5(2015/04/18) A

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(Update:2015/04/23)

 

【三本滝レストハウス駐車場】

三本滝レストハウス前駐車場 − 収容台数は50台ほど

観光センターから約7km。三本滝レストハウス駐車場に到着です。時刻は7時。駐車場にはまだ空きスペースが目立っています。こちらの駐車場の収容台数は約50台ですが、乗鞍岳春山バスの運行が始まるまでには、周囲の除雪も行われて駐車スペースが拡張されるはずです。

 

【Mt.乗鞍営業終了以降の乗鞍岳春山アクセス方法(4〜6月、ツアーコース、春山バス、乗鞍スカイライン)】

  スキー場〜三本滝ゲート
(標高1600〜1800m)
三本滝ゲート〜ツアーコース入口
(標高1800〜2000m)
ツアーコース入口〜位ヶ原
(標高2000〜2500m)
位ヶ原方面〜大雪渓
(標高2500〜2600m)
@ 【終了】4月5日(日)まで リフト乗車 リフト乗車 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)
A 【終了】4月6日(月)〜17日(金)11時 徒歩(休暇村G、スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)
B 4月17日(金)11時〜24日(金) マイカー(県道乗鞍岳線) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等) 徒歩(スノーシュー等)
C 4月25日(土)〜5月下旬 マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜位ヶ原山荘:標高2350m) 徒歩(スノーシュー等)
D 5月下旬〜6月30日(火) マイカー(県道乗鞍岳線) 乗鞍岳春山バス(乗鞍高原〜大雪渓:標高2600m) ※6月21日(日)は天空マラソンのため運休
【岐阜県】5月15日(金)〜 乗鞍スカイラインシャトルバス(ほおのき駐車場〜畳平:標高1230〜2700m)

こちらの表は、トップページの速報で掲示しているものですが、「@」と「A」は終了し、取材日の4月18日(土)時点は「B」の行が該当します。
なお、「C」では4月25日(土)に春山バスが運行される予定になっていますが、道路除雪が間に合わない都合から運行開始は延期され、29日以降になる予定です。

 

三本滝ゲート

こちらが三本滝ゲート。この先はまだ除雪作業が行われており、ご覧のようにタイヤドーザーが留め置かれています。

 

除雪担当のスタッフ − 「今週は30センチも雪が降っちゃって、除雪のやり直しでした」

今日も除雪作業が行われるため、担当の建設会社のスタッフがやってきました。「今週は本当に大変でした...だって30センチも降られちゃったから、せっかく除雪したところをまた雪かきしなきゃならなくて...ただでさえ、今年は雪が多くて大変なのに...」と、機材や工期が限られている中、本当に大変だと思います。

現時点では冷泉小屋のすぐ上あたりまで除雪が進んでいるとのことですが、深さ(高さ)が4〜5メートルにも及ぶとのことで、「1日中、作業をやっても全然進みません。」とのことでした。そんな事情から、乗鞍岳春山バスの運行開始が延期されました。

 

今日も山頂目指して!

駐車場内では、ツアーコースに出発するための準備光景があちこちで見られるようになってきました。先週は休暇村出発ながらも山頂までお越しになったというこちらの方。もちろん、今日も山頂目指して頑張ります。

 

バーンが固くスキーアイゼン装着 出発!

7時の気温は2℃。日差しはあっても今日は空気が冷たく、バーンは締まった状態。スキーアイゼンを装着して出発です。

 

8時前には満車 トイレはまだ使用できません

そして、駐車場は8時前には満車になり、駐車できそうなところに各自見つけてスペースを確保されていました。またレストハウス外にある公衆トイレは今日現在は使用できない状態でした。そのため、観光センターなどのトイレを利用した上で三本滝レストハウスへお越しになったほうがよいでしょう。

 

「昨年の滑落ではお世話になりました...」 かもしかゲレンデへ

さて、左の画像の方。出会って第一声は「昨年はお世話になりました!あの時は本当に助かりました!」
昨年5月に朝日岳稜線直下で、若干硬めのバーンをシールで登っていたところを真っ逆さまに滑落され、筆者が手助けした次第でした。それ以来、久しぶりの再会です。

「先週のWebSiteを見て、今週もお越しになるんじゃないかと思ってきたんですよ!」
昨年の別れ際に、「また来年必ず来ますから」と、おっしゃっていたものの、滑落がトラウマになっているのではないかと心配していましたので、安心しました。

 

こちらの方もスキーアイゼン装着

今日は稜線までは行かれないとのことでしたが、滑落防止のためにスキーアイゼンをしっかり装着します。

 

「アイゼン装着するなら
ピッケルも必要だよ」
「だってアイゼンで滑落するような所では
ピッケルないと止まれないよ」

さて、こちらの常連の方...「アイゼンを装着するなら、ピッケルは必需品だね。だって、アイゼンで滑落するようなところ(滑落したら)、ピッケルなかった絶対に止まれないよ〜」と、アドバイスをいただきました。

 

いざ出発!

今日は「静かなノリクラを楽しみたい」と、おっしゃる方がたくさんお越しになっています。乗鞍岳春山バスは延期となりましたが、元々、次週末から運行される予定でしたので、「静かなノリクラ」は、この週末が最後になってしまうというのが理由のようです。

 

【かもしかゲレンデ】

ゲレンデ中央に窪み − 濃霧時の下山滑走では注意

それでは、かもしかゲレンデからツアーコース入口を目指します。先週もお伝えいたしましたが、ゲレンデの中央に縦横10メートルほどの窪みができています。視界不良時の下山滑走では十分注意してください。

この窪みの積雪状況から、まだ1メートル以上の積雪量があることがわかります。

 

ゲレンデを登りきると除雪箇所

ゲレンデを登りきって、こちらはかもしかゲレンデを横切る県道乗鞍岳線(エコーライン)。

 

昨年の切り通し箇所
2014ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.5(2014/04/19) A
今週の切り通し箇所
高さ2.7メートル − 実際にはもう少し高い

雪の壁は先週と同じく2.7メートルほど。ただし、路面まで垂直に除雪されていないため、正確に高さを計測できませんでしたが、ほぼ昨年並みの積雪量と考えられます。

 

これからの時期はサイクルジャージが快適
「自転車とスキーは季節が被らないから両方楽しめます」

気候的には冷たさとか涼しさを感じる状況ですが、やはり、登り始めるとアウターを脱ぎたくなる状況。そして、アウターを脱いだ下にはサイクルジャージを着用...「自転車とスキーって季節が被らないから両方楽しめるんですよね。それに通気性のよいサイクルジャージは春スキーにピッタリなんですよ。」

ノリクラでは6月までは稜線からの大滑走が楽しめる春スキーの季節ですが、7月になると県道乗鞍岳線が全線開通し、ヒルクライムと夏スキーの季節になります。そのため、中にはスキーを担いで自転車で大雪渓までヒルクライムし、到着後は大雪渓で夏スキーを楽しむという強者もいらっしゃいます...

 

昨年のヘアピンカーブ(35号カーブ)
2014ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.5(2014/04/19) A
今週のヘアピンカーブ(35号カーブ)

車道のヘアピンカーブを回った先にある上部ゲレンデと向かいます。こちらがヘアピンカーブ(35号カーブ)。昨年よりも明らかに積雪量が多いことがわかります。

 

昨年のヘアピンカーブ(35号カーブ)
2014ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.5(2014/04/19) A
今週のかもしかゲレンデ上部付近
昨年のかもしかゲレンデ上部付近
2014ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.5(2014/04/19) A
今週のかもしかゲレンデ上部付近

ヘアピンカーブを回って、こちらは上部のゲレンデへの登り口です。切通の形状が昨年と異なるため、同一に比較することができない状況ですが、周囲の様子を見る限り、昨年とほぼ同じ状態です。

 

かもしかゲレンデ上部 − ブッシュや石はまだ皆無 ツアーコースの入口が見えてきた

ここからさらにかもしかゲレンデを登るとツアーコースの入口が見えてきます。雪解けを感じさせるようなブッシュや石などはまだ皆無です。

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