第12回 乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム
(2015/07/11〜12) B
【レース展開T、スタート〜夫婦松】
パレード区間が終了 − ここからが本番 |
08:17:17.17 【地図表示】 |
スタートから約500メートルまでは、先導車(審判長車の表示の車)によるパレード走行です。マスドスタートのため、計測開始は全選手同時に始まります。
本大会のコースは標高1360メートルの殿下平総合交流ターミナルをスタートして、国道158号線を約1.2km走行し、旧道(県道乗鞍公園線)へ分岐して、4.4km地点の標高1684メートルの平湯峠から乗鞍スカイラインを走行して、標高2702メートルにある畳平のゴールを目指します。標高差1342メートル、距離18.4kmのヒルクライムレースです。コース上には目標物がありませんので、乗鞍スカイライン上にあるキロポスト標識に基づいてコース案内を行います。キロポスト表示に4.4kmを加えたものがコース全体の走行距離になります。
画像下の【地図表示】をクリックしていただくと、表示された地図の中央十字部分が現場の位置を示しますのでご参照ください。ただし、若干の誤差があることはご了承ください。
パレード区間が終了すると同時に一気に飛び出す選手の姿が見られます。
国道からの分岐点 | 米内選手と石原選手が一歩リード |
08:18:39.65 【地図表示】 | 08:17:54.57 |
国道区間を過ぎて乗鞍スカイラインに向かう旧道分岐では、すでに二人の選手が一歩リード。米内 蒼馬選手(321、E1、TOKYO VENTOS)、石原 悠希選手(440、E2、栃木県立真岡工業高等学校自転車競技部)。
なお、殿下平総合交流ターミナルからこちらの旧道分岐までの国道区間は、ご覧のとおり、センターラインにパイロンが設置され、選手は平湯温泉向き車線(北側車線)を走行し、一般車両はほうのき平向き車線(南側車線)での片側交互通行が実施されています(7時30分から選手通過終了する9時ごろまで)。また、ここからの乗鞍スカイライン方面は全面通行止でレースが繰り広げられます。
国道部分の勾配はそれほどではありませんが、分岐から先の旧道部分は10%の標識が所々にあらわれ、3.2km先の平湯峠まで気の抜けない劇坂。
そこでさらに飛び出すのは、石原選手。
しかし、再び米内選手が追い上げます。
そして、平湯峠手前では、米内選手がトップに立ち、石原選手が先頭集団に吸収される形となりました。
乗鞍スカイライン入口平湯峠(4.4km地点、標高1684m) |
08:29:25.31 【地図表示】 |
そして、スタートから4.4km先の平湯峠。この先が乗鞍スカイラインで、ここからマイカー規制区間となり、バス・タクシー、及び、自転車のみ通行が許可されています。本日は大会実施のため、8時10分から11時10分まで、シャトルバスを含めて、全車両の通行止めが実施されています。
平湯峠通過時点では7名ほどの先頭集団が形成されています。
先頭から
米内 蒼馬(321、E1、TOKYO VENTOS)
米田 彰(309、E1、コラッジョ カワニシ サイクリング チーム)
石原 悠希(440、E2、栃木県立真岡工業高等学校自転車競技部)
板子 佑士(460、E2、Life Ride)
平野 真一(322、E1、TOKYO VENTOS)
中村 俊介(316、E1、SEKIYA)
大橋 穂高(331、E1、ユーロード レーシング)
まだ、この後にも選手が続く状況で、やや長めの集団になってきました。昨年の平湯峠通過タイムとの差は数十秒程度早くほとんど変わりありません。
北アルプスの山並みをバックに 【地図表示】 | 手前から @アカンダナ山 A焼岳 B奥穂高岳 C槍ヶ岳 |
先頭集団は5名に |
08:31:23.58 【地図表示】 |
乗鞍スカイラインの平湯ゲートを抜けると、左の画像のとおり、北アルプスの山々が選手を迎えます。手前右はアカンダナ山、そして、その奥の中央が焼岳、さらに奥が奥穂高岳です。もう少し登ると、槍ヶ岳まで一望できます。
そして、先頭集団は
米田 彰(309、E1、コラッジョ カワニシ サイクリング チーム)
石原 悠希(440、E2、栃木県立真岡工業高等学校自転車競技部)
平野 真一(322、E1、TOKYO VENTOS)
米内 蒼馬(321、E1、TOKYO VENTOS)
板子 佑士(460、E2、Life Ride)
に絞られます。
石原選手と米田選手が抜けだす |
08:32:47.33 【地図表示】 |
しかし、その直後、石原選手と米田選手が先頭集団から抜け出して独走体制に...スパートをかけて後続集団を一気に切り離します。
夫婦松駐車場の手前500メートルの約7km地点では、トップの二人(画像右)と後続の平野 真一選手(322、E1、TOKYO VENTOS)(画像左)との差は約13秒。
この後は、ゴールまで石原選手と米田選手の二人の争いとなり、この二人に絡む後続の選手は全く現れない状況が続きました。(石原選手のピースサイン...余裕ですねぇ)
こちらは7.4km地点の夫婦松駐車場。昨年の通過タイムより10〜20秒程度早い状況です。
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