ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.11(2015/07/18〜19) D

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(Update:2015/07/23)

 

【雪渓上部】

昨年の雪渓上部全景
2014ノリクラ 雪渓カレンダーVol.11(2014/07/19〜20) C
今週の雪渓上部全景
下半分は昨年より雪解けが遅い

それでは雪渓上部の様子をお伝えします。今週は濃霧のため全景をとらえることができませんでしたが、下半分については昨年同時期と比べると雪解けが遅い状況が見られます。

 

昨年の雪渓上部右側
2014ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.11(2014/07/19〜20) C
今週雪渓上部右側
上半分はは昨年より雪解けが早い

雪渓上部は中央部分で上部から尾根が延びてきて、バーンは左右に分離してくるようになります。こちらの画像は雪渓上部右側で中斜面が続くため、ポールレッスンが盛んに行われるエリアです。

今週は中央の尾根部分が上部と結合していますが、上半分は昨年より雪解けが早い状況です。

 

昨年の鉄塔土台
2014ノリクラ 雪渓カレンダーVol.11(2014/07/19〜20) C
今週の鉄塔土台付近
まだ姿が見られない

こちらは鉄塔土台。昨年は例年より1〜2週間遅く この週になってようやく一部が姿を現しました。しかし、右の今週はどこに鉄塔土台があるのかわかりません。昨年よりもさらに雪解けが遅い・積雪量が多い状況です。

 

右側上端部分

こちらは右側上端部分。先週より50センチ程度の雪解けが見られます。

 

雪渓上部右側上端−昨年より1〜2週間遅く、例年より1週間遅い雪解け
2014ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.11(2014/07/19〜20) C

こちらは昨年同時期の1週間後の模様。今週の積雪状況より若干多い状態ですので、今週は昨年と比べて1週間以上早い雪解けといえます。

 

上端から−雪渓下端まで推定510メートル

ご覧のとおり、下端まで見通せない状態ですが、昨年同時期の1週間後に近い状態のため、510メートルと推定されます。2014年は515メートル。2013年は496メートル。2012年は486メートル、2011年は468メートル、2010年は475メートル、2009年は284メートル、2008年は465メートルですので、例年よりも長いと判断されます。

今週もゲート

今週もゲートのグループがお越しになっています。「こんな天気でも来ちゃうんですよね。」とおっしゃりながらタイムトライアルに挑みます。

 

肩の小屋前のバーンは斜度が適度

今日は20名程度とのこと。肩の小屋前のバーンは斜度が適度で、ボードのカービングには最適でしょう。

 

もう〜いやっ!全身びしょ濡れ − 今日は午前中で撤退

ボードの方々は結構元気な方が多いのですが、やはり全身びしょ濡れでは、モチベーションを保つには限界がありますね。今日は悪天候のため、予定を変更して午前中のみで下山されました。

 

【雨の肩の小屋、登山客でいっぱい】

肩の小屋 − 屋外には人影なし

こちらは肩の小屋。剣ヶ峰登山の中継場所としての役割もあって、普段なら屋外でもたくさんの方が休憩されていますが、この天気ではそのような様子は見られません。

 

扉を開けると − たくさんの登山客

しかし、小屋の扉を開けると...ご覧のようにたくさんの登山者が休憩されています。

 

登山客はひっきりなく

とにかく、途切れなく、多くの登山者が肩の小屋にやって来ます。

 

本日一番売れるのはカッパ

そんな中でも結構売れるのがカッパ...しかし、この雨の中、畳平(もしくは大雪渓)からここまではどのような格好でお越しになったのか不思議ですが、防水性とうたわれていたウェアが、思った以上に雨が浸透してしまい、こちらで新たに購入し直すというケースも多々あるようです。

高機能なレインウェアでも、長年使用したものは、表面ではわからなくても、生地の内層で破損があったりして、防水性が落ちてしまいます。また、どんなに高機能なものでも、表面の撥水性が低下したものは浸透してきますので、定期的な撥水処理は必要です。

 

軽食コーナー大忙し − 新人さんも板についた感じ

うどん・そば・コーヒーなどの軽食コーナーの厨房はちょうどお昼の時間帯と重なって大忙し。新人さんもすっかり板についた感じですね。

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