ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.16(2015/08/22〜23) C

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(Update:2015/08/27)

 

【雪渓下部 U、スキーは片足スラローム】

昨年の雪渓下部−長さ35メートル×横幅42メートル
2014ノリクラ 雪渓カレンダーVol.16(2014/08/23〜24) C
先週の雪渓下部 −長さ62メートル×横幅72メートル
ノリクラ 雪渓カレンダーVol.15(2015/08/13〜15) C
今週の雪渓下部 −長さ51メートル×横幅62メートル
昨年より1週間遅い雪解け

雪渓下部の大きさは長さ51メートル×横幅62メートル。昨年同時期は35メートル×42メートルで、その1週間前は長さ53メートル×横幅60メートルでしたので、昨年より1週間遅い雪解けとなっています。

 

ジュニアのキャンプ − 器用に片足スラローム

雪渓下部のモーグルコースは、滑走不能に近い状態になりましたが、その隣でジュニアのスキーキャンプが行われていました。ショートポールを狭いピッチでセットし、片足でスラロームです。

 

去年より格段にうまくなっている!

皆さん、コースアウトせず、スルスルとうまく対応されています...確か、昨シーズン辺りはまだバタバタしていて、完走するのがやっとだったという記憶がありますので、かなりの上達振り...今年は4〜5回通っていらっしゃるとのことですが、平日ばかりで今シーズンお会いするのは今日がはじめて。皆さんお元気そうで何より...

 

「コブ滑りたい!」 「じゃ〜セット換えして、コブ作ろう!」

「コブ滑りたい!」というメンバーのリクエストに、「じゃ〜セット換えして、コブ作ろう!」

 

コブができるまで何度も滑る

「コブを作るにはポールの所に雪を溜めるようにね。一瞬のエッヂングじゃため。止めたらだめ。ちゃんと溜めてね。」

 

「ほら、ココ!ここで溜めて...」

 

「何でレーシングなのにコブなんですか?」 
=スキーにレーシングもコブも区別はない=

「何でレーシングなのにコブなんですか?」 という問いに、「ウチはねぇ〜スキーの練習に来ているんですよ。スキーにレーシングもコブも区別はないんですよ」

 

偏食せずに何でも食べること
=ジャンルを問わず様々な練習を=

昨年よりもバージョンアップしているジュニアの様子を見ると、ジャンルを問わず、様々な練習をこなすことが大事...食わず嫌い・偏食は普段の食生活のことだけではなさそうです。

 

【雪渓中段】

雪渓中段全景

雪渓下部の北端のモーグルコースの岩と南端の石碑の岩の間を上がったエリアで、雪渓上部の雪渓下部を結ぶ緩斜面です。中央の大岩より左側は先々週の段階で完全になくなりました。

 

昨年の雪渓中段 − 18メートル×幅8メートル
2014ノリクラ 雪渓カレンダーVol.16(2014/08/23〜24) C
先週の雪渓中段 −長さ80メートル×横37メートル
ノリクラ 雪渓カレンダーVol.15(2015/08/13〜15) C
今週の雪渓中段 −長さ62メートル×横26メートル
昨年より1週間遅い雪解け

雪渓中段の大きさは長さ62メートル×横26メートル。昨年同時期は長さ18メートル×横8メートルで、その1週間前は長さ66メートル×横28メートルでしたのえ、先週よりもさらに雪解けが遅くなり、昨年より1週間遅い雪解けとなっています。

 

昨年同時期の1週間前の雪渓中段北端部分(登山道付近)
2014ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.15(2014/08/13〜16) C
先週の雪渓中段北端部分(登山道付近)
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.15(2015/08/13〜15) C
今週の雪渓中段北端部分(登山道付近)
昨年より1週間遅い雪解け

こちらは雪渓中段の北端。肩の小屋への登山道がこの付近を通過しています。左上は昨年同時期の1週間前の画像、右上は先週の画像です。赤色の×印の岩と雪渓との距離から考えると、先週と同じく、昨年より1週間遅い状況となっています。

 

下半分は滑走可能 上半分の積雪は先週なくなりました

下半分は今後急速に雪解けが進み、滑走不能になるかと考えられます。また、上半分は先週の段階で積雪がなくなりました。

 

ミヤマダイコンソウ − 大雪渓内も高山植物が見頃

【雪渓下部 T】の所でも登山道沿いの高山植物が見頃となっている様子をお伝えしましたが、大雪渓内でも数々の高山植物が見頃となっています。こちらはミヤマダイコンソウ。根生葉がダイコンの葉に似ているところから命名されています。

大雪渓に咲く高山植物には、ミヤマキンバイ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマアキノキリンソウなど、多くの高山植物で「ミヤマ(深山)」がという冠が名前についています。キンバイソウ、ダイコンソウ、アキノキリンソウなどの山野草の高山型という意味で、平地のものよりも小型なものが多く見られます。

 

チングルマ

こちらはチングルマ。これには「ミヤマチングルマ」という呼び方はありません。一般的に高山植物を栽培すると大型化しますが、園芸店で販売されているチングルマを平地で栽培しても大型化することはないようです。ですから、あえて「ミヤマ...」と分ける必要はなかったのかもしれませんね。

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