ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.19(2015/09/12〜13) C

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(Update:2015/09/17)

 

【雪渓上部 T、コブボード】

雪渓上部全景 −全体的に昨年より1〜2週間遅い雪解け

それでは雪渓上部の様子をお伝えします。雪渓上部は全体的には昨年より2週間ほど遅い雪解け状況です。

 

昨年の雪渓上部右側
2014ノリクラ 雪渓カレンダーVol.19(2014/09/13〜14) B
先週の雪渓上部右側
ノリクラ 雪渓カレンダーVol.18(2015/09/05〜06) C
今週の雪渓上部右側

こちらの画像は雪渓上部右側で、中斜面が続き、ポールレッスンが盛んに行われるエリアです。昨年は下半分だけ残り、画像には写っていません。

 

昨年同時期の2週間前
2014ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.17(2014/08/30〜31) D

 こちらは昨年同時期の2週間前の画像。今週とほぼ同じような大きさで、先週よりもさらに雪解けが遅くなり、昨年より2週間遅い雪解けであることがわかります。

 

昨年の鉄塔土台
2014ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.19(2014/09/13〜14) B
先週の鉄塔土台
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.18(2015/09/05〜06) C
今週の鉄塔土台
昨年より2週間遅い雪解け

雪渓上部右側エリアの下部、ちょうど雪渓中段につながる位置にある鉄塔土台です。雪渓から土台まで37メートル。昨年同時期は53メートルで、その1週間前も53メートルで、2週間前前が38メートルでしたから、先週よりもさらに遅くなって昨年より2週間遅い雪解けです。

 

バーンは下にも伸びている

先ほどの画像に写っていた部分は上半分で、実際にはその下にもバーンが延びています。

 

上端部分 上端から−雪渓下端まで144メートル
2013年に次ぐ長さ

こちらは上端部分。上端から下端までの距離は144メートルです。昨年は長さ30メートル、2013年は167メートル、2012年は50センチ×1メートル、2011年は消滅し、2010年は20メートルで、例年と比べてかなり長いといえます。

 

上半分は滑走不能 下半分は滑走可能

また、上半分は左の画像のように岩の頭が多くなり、ほとんど滑走不能な状態。しかし、下半分は岩の頭はなく滑走できる状態です。

 

コブボードのグループ バーン表面が柔らかく、すぐにコブができる

いつものコブボードのグループの方々が練習されています。今日は日差しがあって、バーン表面も緩みました。今回のコブボードのキャンプへの参加者は2名だけですが、バーン表面が柔らかいため、すぐにコブができました。

 

カメラがあると緊張する〜っ!

カメラがあると緊張する...と、おっしゃるこちらのボーダー。練習においても緊張する場面を作ることで、練習の質を向上させることができるためメンバー同士で撮影するのもよいでしょう。

 

「メンバーさえそろえばまだまだ来ますよ!」

「メンバーさえそろえばまだまだ来ますよ!」とおっしゃっていました。おそらく、雪渓上部右側での滑走は今週で最後になると考えられます。そうなると、次回は雪渓上部左側になりますが、急斜面に加えて、今後はバーンが冷えてかたくなり、ソフトブーツでは登ることが困難になります。アイゼンなどの登攀用具を用意されることをお勧めします。

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