ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.22(2015/10/03〜04) F

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(Update:2015/10/08)

 

【紅葉情報−位ヶ原山荘付近(標高2350m付近)】
★ほぼ終了(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★

昨年の位ヶ原山荘付近
2014ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.22(2014/10/04〜05) E
先週の位ヶ原山荘付近
ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.21(2015/09/26〜27) F
今週の位ヶ原山荘付近

標高2350メートルの位ヶ原山荘付近は、ダケカンバとウラジロナナカマドの二種類の構成となりますが、ダケカンバの比率の方が多くなり、黄色から褐色の屏風にウラジロナナカマドの赤が点在する構成となります。

先週の様子では、今週はもう少し色づきが濃くなると考えられましたが、その前に落葉が始まってしまいました。ほぼ昨年並みです。

 

残っているものも発色が薄い

葉が残るダケカンバを見ても、色合いが薄いことがわかります。

昨年の位ヶ原山荘付近
2014ノリクラ 雪渓カレンダーVol.22(2014/10/04〜05) E

これは昨年同時期の様子ですが、これだけ落葉しても発色が綺麗だったことがよくわかります。

 

昨年の位ヶ原山荘〜冷泉小屋
2014ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.22(2014/10/04〜05) E
今週の位ヶ原山荘〜冷泉小屋
しっかり発色する前に落葉

位ヶ原山荘〜冷泉小屋間もダケカンバは、先週の段階ではまだ緑の部分も多かったものの、今週はご覧のように落葉が進んでいます。何度も申し上げていますが、今年はしっかりとした色合いになる前に落葉してしまうケースが目立ちます。

 

【紅葉情報−冷泉小屋〜摩利支天付近(標高2220〜2000m付近)】

★ピークを過ぎ落葉が始まる(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★

2012年の冷泉
2012ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.22(2012/10/06〜07) G

2013年の冷泉
013ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.22(2013/10/05〜06) G

2014年の冷泉
2014ノリクラ 雪渓カレンダーVol.22(2014/10/04〜05) E
今週の冷泉
ピーク前に落葉

こちらは標高2230メートルの冷泉。こちらでも今年ははっきりとしたピークのレベルに達する前に落葉した模様です。

 

冷泉小屋周辺 − この付近は状態がよい

現在最も良いのは、この画像の冷泉小屋周辺と、その少し下にある摩利支天部分です。その中間に28号カーブ付近の紅葉スポットがありますが、こちらは落葉がみられます。

 

冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ)
早期から紅葉が始まったため、ほぼ終了

その28号カーブがこちら。冷泉小屋と魔利支天バス停の中間付近にあり荒田沢橋(あれたざわばし)を少し下ったあたりにあります。ご覧のようにほぼ終わりに近い状態。周辺の紅葉と比べると28号カーブの紅葉は早く始まるため、終わるのも早いというわけです。

 

冷泉小屋〜摩利支天中間地点(28号カーブ)− 大半が落葉
2014ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.22(2014/10/04〜05) E

こちらは昨年の模様。今年と比べるとほぼ同じかやや残っている様子がみられます。今年のほうが早く進んでいる様子は他のエリアでも同様です。

 

28号カーブ下から直線部分 − 冷泉小屋付近と同時に状態がよい

冷泉小屋付近と同じく、状態が良いのは、先ほど申し上げた摩利支天付近。この画像は28号カーブより下から直線部分の間の様子。ただ、こちらも取材二日目には落葉が目立つようになり、次週末まで持つかどうか微妙なところです。

なお、状態の良いエリアは摩利支天より山麓側までもう少し続きます。(→次ページ

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