ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.24(2015/10/17〜18) D

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(Update:2015/10/22)

 

【紅葉情報−乗鞍高原、一の瀬園地(標高1500m付近)】
★見頃です(例年の見頃:10月中旬)★

ノリクラの紅葉は9月中下旬から始まりますが、それに先立ち、9月よりノリクラ雪渓カレンダーにて紅葉情報を始めます。紅葉関連の情報は下記のページをご参照ください。なお、上部エリアの大雪渓・位ヶ原、中腹エリアの冷泉小屋〜かもしかゲレンデの紅葉は終了しました。したがって、山麓の乗鞍高原の様子をお伝えします。

<紅葉関連情報>
■ 紅葉まとめ − 紅葉総合INDEX
■ ノリクラの紅葉の概要 −  乗鞍紅葉情報(紅葉の歩き方)  
■ ビューポイント(地図) − ノリクラガイドマップ紅葉上部エリア版(大雪渓〜摩利支天)   ノリクラガイドマップ紅葉下部エリア版(三本滝〜乗鞍高原・一の瀬エリア)

    

昨年の観光センター前駐車場
2014ノリクラ 雪渓カレンダーVol.24(2014/10/18〜19) D
今週の観光センター前駐車場

標高1500メートル付近の乗鞍高原で紅葉が見頃を迎えています。こちらは観光センターから見た見晴峠方面の画像ですが、昨年よりも黄色の部分が多く、進捗が少し早目の模様です。おそらく、次週末には燃えるようなオレンジ色に染まるはずです。

 

乗鞍高原の紅葉は全身紅葉に包まれる雰囲気

ノリクラの紅葉は、9月下旬に大雪渓・位ヶ原の上部エリアの紅葉から始まります。上部の紅葉は広大なロケーションから得られるダイナミックさがありますが、乗鞍高原の紅葉は全身紅葉に包まれる雰囲気があって、どちらも甲乙つけがたい魅力があります。

 

古都を思わせるような紅葉

まるで古都の紅葉を思わせるような一面もあり、バリエーション豊かなところも乗鞍高原の紅葉の特徴でしょう。

 

昨年の鈴蘭橋
2014ノリクラ 雪渓カレンダーVol.24(2014/10/18〜19) D
先週の鈴蘭橋
ノリクラ 雪渓カレンダーVol.23(2015/10/10〜11) G
今週の鈴蘭橋

こちらは鈴蘭橋からの紅葉。先週の段階では、発色がやや遅れている様子がみられたものの、ほぼピークの発色になり、昨年並みの進捗状況です。

 

善五郎の滝駐車場付近からのノリクラの峰々

鈴蘭橋から少し戻って善五郎の滝駐車場からの眺め。鈴蘭橋と同様にノリクラの峰々を一望できるポイントです。

 

黄色〜オレンジ色の発色

この付近の紅葉はミズナラがメインで、黄色〜オレンジ色の見事な紅葉が広がっています。

 

木漏れ日のシャワー
(善五郎の滝に向かう遊歩道)

こちらからは善五郎の滝に向かう遊歩道があって、黄色く染まったミズナラの葉から零れ落ちる「木漏れ日のシャワー」を全身に浴びながらの散策はこの時期しか体験できない心地よさ。

 

一の瀬園地

そして、場所をさらに移動して一の瀬園地。観光センターを南進して、数キロのところにあります。

 

10月14日(水)ピークを迎えた大カエデ
速報 2014/10/14
今週(10月18日(日))の大カエデ
見頃が続く

一の瀬大カエデは、14日(水)あたりをピークに、落葉が若干始まっているものの、色合い・ボリューム感はそれほど変化はなく、見頃が続いています。

 

昨年の大カエデ
2014ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.24(2014/10/18〜19) D
先週の大カエデ
ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.23(2015/10/10〜11) G
今週の大カエデ
今年の大カエデは状態が良い

発色に関しては14日(水)よりも鮮やかになっている様子がみられます。また、昨年は発色が良くなると同時に落葉も進んでしまいましたので、今年は良い状態が続いていると思います。

 

近所のペンションの若女将 − 娘さんとお散歩に

近所のペンションの若女将。今日は娘さんと一緒にお散歩...
マウンテンサイクリングの記事 見ました。大会長の青ざめた表情までとらえられていて、良い記事でした。」と、声をかけてくださいました。 おかげ様で今回のマウンテンサイクリングの記事は皆様から好評をいただき、ありがたい限りです。、選手の方々の様子はもちろん、大会運営者の方々の様子など、大会の現場の様々な雰囲気が少しでも伝わればと思った次第です。

そして、ノリクラ生まれの娘さん...生まれた時からノリクラがあるっていう存在は、ここで生まれ育った人しか経験できないもの。「ノリクラ在住3年目」、これからもたくさんのノリクラを見て行ってね...

 

【昨年の今ごろは?】

2014ノリクラ 雪渓カレンダーVol.24(2014/10/18〜19)

先週の三連休に到来した台風19号が過ぎ去ってからは、急激に寒さが厳しくなり、山頂方面では朝晩の積雪凍結が頻繁に見られるようになって来ました。秋から冬へと移り変わりつつあります。

10月18日(土)は、この秋一番の冷え込みとなりました。6時の気温はマイナス1℃で快晴の朝を迎えます。乗鞍スカイラインは昨日に引き続いて凍結通行止。県道乗鞍岳線は一部凍結箇所があったものの、開門時間までに解消して通行可能に。しかし、シャトルバスは始発便は運休となり、次便以降は乗鞍スカイライン開通を待って運行再開ということになり、訪れた方々も窓口に一旦立ち寄るものの、タクシーに切り替えたり、乗鞍高原散策に変更される様子が見られました。日中になっても晴天は変わらず、朝一番の冷え込みからポカポカ陽気に。そして、乗鞍スカイラインは8時30分に開通し、シャトルバスは9時から運行開始となります。午後になっても天候に変化はなく、新雪の残る登山道では日陰箇所では雪が踏み固められてスリップしやすく、慎重に下山する登山者の様子も見られました。とにかく終日快晴&ポカポカ陽気に包まれた一日でした。

10月19日(日)は、昨日同様に冷え込んだ朝を迎え、また、昨日以上に終日完全快晴の一日でした。乗鞍スカイラインは凍結箇所はなく、久々に通常通りの開門で、シャトルバスも通常通りの運行が始まりました。紅葉が乗鞍高原一帯に広がっていることから、今日は周辺散策を楽しむ様子も多く見られ、一の瀬のレンゲツツジ群生地の駐車場や大カエデ前の駐車場、また、善五郎の滝の駐車場などは絶えず多くの方が訪れていました。また、快晴に加えてほぼ無風のため、自転車の台数は少なかったもののヒルクライム日和で、日本一周中のチャリダーも日本最高標高地点を目指して一生懸命登る様子がありました。午後になって稜線付近では冷たい風が吹きぬけるようになるものの雲ひとつない快晴が続きます。ただ、日中は穏やかで過ごしやすくても、日がかげると一気に冷え込むのがこの時期の特徴でもあり、晩秋から初冬への季節の移り変わりを感じる一日でもありました。

紅葉は三本滝ゲートから上部は完全に終わって、見頃は乗鞍高原に移ってきました。取材一日目の18日(土)ははっきりとしなかった色付きが二日目の19日(日)には綺麗な状態になりました。また、一の瀬ノ大カエデはピークが過ぎて落葉が目立つようになってきたものの、鮮やかな色合いは続いていて、多くのカメラマンに取り囲まれる様子は先週と一向に変わっていません。

 

<編集後記>

「乗鞍大雪渓WebSiteは冬も営業しています...」

新春初滑り − ディープパウダーを堪能
(屋根板)
速報2015/01/01
まだまだ快晴無風が続く
(位ヶ原) 
速報2015/02/21
新雪40〜50センチ − 先頭を交替しながらラッセル
(ツアーコース − 位ヶ原急斜面) 
速報2014/12/31
久々に終日好天に恵まれました
(屋根板上部)
速報2015/02/07

グリーンシーズンのノリクラ雪渓カレンダーは次週のVol.25で掲載を終了します(注:10月31日(日)は速報のみです)。11月はお休みとさせていただきますが、12月からトップページの速報を再開いたします。ウインターシーズンの速報は厳冬期のノリクラをメインとした内容で、スキー場トップから始まるバックカントリーエリアの「ツアーコース」の状況を中心にお届けします。

厳冬期の山岳地帯のため、一般向けの内容ではなく、冬山登山やバックカントリースキー・ボーダー向けですが、一般の人が立ち入ることの難しい白銀の世界、吹雪の厳しさがお伝えできればと考えています。

乗鞍大雪渓WebSiteは、四季を問わずその季節の旬の情報をお届けしておりますので、今シーズンのノリクラ雪渓カレンダーが終了しても、ぜひとも、真冬のノリクラの様子をご覧いただきたく、これまで通り、ご愛読のほどよろしくお願いいたします。

 

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