ノリクラ 雪渓カレンダー<最終号>

Vol.25(2015/10/24〜25) F

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(Update:2015/10/29)

 

【紅葉情報−乗鞍高原、一の瀬園地(標高1500m付近)】
★見頃を過ぎました(例年の見頃:10月中旬)★

ノリクラの紅葉は9月中下旬から始まりますが、それに先立ち、9月よりノリクラ雪渓カレンダーにて紅葉情報を始めます。紅葉関連の情報は下記のページをご参照ください。なお、上部エリアの大雪渓・位ヶ原、中腹エリアの冷泉小屋〜かもしかゲレンデの紅葉は終了し、乗鞍高原の紅葉も終盤に差し掛かってきました。

<紅葉関連情報>
■ 紅葉まとめ − 紅葉総合INDEX
■ ノリクラの紅葉の概要 −  乗鞍紅葉情報(紅葉の歩き方)  
■ ビューポイント(地図) − ノリクラガイドマップ紅葉上部エリア版(大雪渓〜摩利支天)   ノリクラガイドマップ紅葉下部エリア版(三本滝〜乗鞍高原・一の瀬エリア)

    

昨年の観光センター前駐車場
2014ノリクラ 雪渓カレンダーVol.25(2014/10/25〜26) D
一日目(10月24日(土))の観光センター前駐車場 二日目(10月25日(日))の観光センター前駐車場
落葉が始まる

こちらは観光センターから見た見晴峠方面。一日目は深い琥珀色で見事な状態でしたが、翌日は強風のため、下半分で落葉が始まりました。

 

昨年の観光センター周辺
2014ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.25(2014/10/25〜26) D
今週の観光センター前
昨年よりも落葉が早く始まる

全体的に昨年よりも落葉が早めの様子がみられます。

 

それでも、発色はまだまだ冴えた状態。

 

二色のカエデ − 宝探しをしながらの紅葉散策が楽しい

こちらの二色のカエデも見事。宝探しのように所々で見事な紅葉がみられ、そんなところを探しながらの紅葉散策は楽しいものです。

 

一の瀬園地

一の瀬園地もそろそろ終盤にさしかかています。

 

昨年の一の瀬大カエデ
2014ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.25(2014/10/25〜26) @
先週の一の瀬大カエデ
ノリクラ 雪渓カレンダーVol.24(2015/10/17〜18) A
今週の一の瀬大カエデ
完全に丸裸

先週は冴えわたる赤を見せてくれた一の瀬大カエデ。完全に落葉してしまいました。昨年と比べて一気に落葉した様子がみられます。

 

足元には落葉の絨毯

足元にはその名残が残っています。

 

昨年の鈴蘭橋
2014ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.25(2014/10/25〜26) @
先週の鈴蘭橋
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.24(2015/10/17〜18) A

こちらは鈴蘭橋の様子。左は昨年、右は先週の画像。

一日目(10月24日(土))の鈴蘭橋 二日目(10月25日(日))の鈴蘭橋
落葉が始まる

そして、左は1日目、右は2日目。こちらでも落葉が一気に進んだ様子がみられます。また、山頂に冠雪があって、もっと紅葉の状態が良ければ三段紅葉といってもよい状態だったでしょう。

 

昨年の休暇村〜三本滝間のカラマツ
2014ノリクラ 雪渓カレンダーVol.25(2014/10/25〜26) D
先週の休暇村〜三本滝間のカラマツ
ノリクラ 雪渓カレンダーVol.24(2015/10/17〜18) A
一日目(10月24日(土))のカラマツ 二日目(10月25日(土))のカラマツ − 落葉が始まる

休暇村〜三本滝ゲートのカラマツは、1日目の10月24日(土)がピークだった模様。右下の2日目になると、日差しを受けても発色がなく、落葉も一気に進んできました。カラマツの紅葉が終わると、乗鞍高原の紅葉シーズンも閉幕となります。

今年は例年よりも1週間から10日程度早めのシルバーウィークあたりに大雪渓・位ヶ原エリアでピークを迎え、10月末までの1ヶ月以上も長きにわたって楽しませてくれました。ノリクラシーズンを締めくくる色彩に感謝したいと思います。

 

【昨年の今ごろは?】

2014ノリクラ 雪渓カレンダーVol.25(2014/10/25〜26)

2014シーズン最後のノリクラ雪渓カレンダーをお届けします。例年、10月最終週は真冬のような様相を呈することが多いのですが、今年は「これでシーズン終了してしまうのはもったいない!」と、思うほどの穏やかな2日間でシーズン終了を迎えることができました。

10月25日(土)は、快晴の朝を迎えます。気温は0℃、この時期らしい冷え込みですが、朝一番からしっかりした日差しが差し込むためか、寒さはほとんどありません。先週と同様にこの1週間の乗鞍スカイラインは早朝は凍結通行止めが見られましたが、昨日あたりからおだやかな陽気に包まれるようになり、今日は問題なく7時から開門。県道乗鞍岳線も同様に7時に開門されてシャトルバスも通常運行となり、何もかもがいつもと変わりなく稼動を始めます。この時期はほとんど人出がないのが普通ですが、今日はいつもの週末と比べれば少ないものの、まずまずの状況。午後になっても快晴は続き、山頂を目指す登山の方は予想以上に多く、夕方近くになっても登山道にはその姿があって、本当に10月末とは思えない過ごしやすい一日でした。

10月26日(日)も、昨日同様に快晴の朝を迎えます。気温は3℃、ただ、ここからが昨日とは異なって日の出直後から雲が沸きあがり、8時過ぎには雲のほうが多い状況となります。シャトルバスは晩秋ダイヤですが、通常通り運行され、9時便は3台も運行されるほど。山頂登山に向かう方々もたくさんいらっしゃいます。しかし、10時ごろから山頂方面は完全に雲に飲み込まれ、午後から雨が降り始めると、急激に気温が低下して、朝の穏やかな天候からは想像できない状況。冬の様相が見え隠れし、穏やかそうに見える中にもこの時期らしい一日だったように感じます。

紅葉は乗鞍高原でも見頃を過ぎて落葉が見られるようになり、そろそろ終盤に差し掛かってきました。その終盤を最後に飾るのがカラマツの紅葉ですが、休暇村〜三本滝ゲートまでの区間は、ゴールデンオレンジに輝く見事なカラマツ林に囲まれて、真っ青な空をバックに目いっぱいの発色を放っています。

 

<編集後記>

「今シーズンの連載も無事に終了できました...」

次週末の10月31日(土)が最終日ですが、取材日が1日しかありませんので、今回をもってノリクラ雪渓カレンダーは終了させていただきます(10月31日は速報のみ掲載いたします)。3月末から始まったプレリリース版から数えると7ヶ月にも及ぶもので、ノリクラの一年の移ろい・変化を表現し続けてきました。

さて、今年一年を次のページであとがきとしてまとめてあります。最後までぜひご覧ください。それでは、今後とも乗鞍大雪渓WebSiteをご愛読下さいますようお願いいたします。( → 【あとがき − 今シーズンを振り返って】

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