ノリクラ 雪渓カレンダー<番外編>

Vol.26(2015/10/31) B

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(Update:2015/11/05)

 

【大雪渓、本当に今日が最後の秋スキー】

大雪渓・山頂方面全景 日が高くなっても樹氷

位ヶ原より上部の大雪渓・山頂方面は、日が高くなっても樹氷状態が続いています。

 

大雪渓入口 − 新雪を踏みしめながら

今日は最後の秋スキーに訪れたいつものスキーヤー。朝一番は通行止めで、「今日はダメかなぁ〜と思いながらも最後なので、できれば大雪渓を滑走して今シーズンを締めくくりたかったので、本当によかったです。」と、新雪を踏みしめながら滑走エリアへと向かいます。

 

積雪は10センチ程度 − 全面冠雪には至らない

積雪は10センチ程度。石や岩が隠れるほどの積雪量ではありません。

 

真っ白なスキーヤー専用道 雪渓上部左側

それでも、真っ白なスキーヤー専用道が滑走エリアの雪渓上部左側へと誘います。

 

気温マイナス3℃ バーンは新雪で覆われる

お昼前の雪渓上部左側の気温はマイナス3℃。バーン表面はかなり新雪でおおわれています。ただ、バーンの面積が大幅に増えるほどの積雪量ではありません。

 

ブーツが冷えて固い! 二人がかりで何とか...

氷点下の気温ですから、ブーツのシェルが冷えて固くなり足が全く入りません。シェルを手で広げてもらいながら何とか履くことができました。冬のスキー場であれば、暖房で暖めておくことが可能ですが、寒い屋外を担いで登ってくれば、固くなってしまうのも致し方ありません。

 

ブーツだけでなくバーンも固い 今日が本当にシーズン最後 − 一歩一歩を踏みしめて

固いのはブーツだけでなく、バーン表面も同様。新雪が乗っている部分はまだしも、雪渓そのものがむき出しになっているところは、ブーツで何度も蹴り飛ばして足場を作りながら登らざるを得ないほど...もっとも、これが10月末のバーンコンディションで、厳冬期の稜線と同じ状態です。

そして、今日が本当にシーズン最後の秋スキー。ノリクラシーズンを振り返りながら、一歩一歩を踏みしめながら登ります。

 

スタート地点から望む白いビロード

スタート地点から望む眼下の光景は、見慣れたハイマツのグリーンベルトではなく、白いビロードに...

 

白銀の世界に飛び込むように

そんな光景を目の当たりにできるのも、これまで通い続けてきた最後のご褒美。

 

本当にこれで終了 − 来るウインターシーズンへ飛躍を!

今シーズンは6月からスタートし、5ヶ月間にも及ぶノリクラシーズンでした。これだけ長いと、オンシーズンと変わらない練習量を稼ぐことができたはず...来るウインターシーズンへの飛躍を祈りながら、来シーズンの再会を楽しみにしています。

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