ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.6(2016/06/17〜18) A
【畳平に到着、畳平お花畑】
畳平 − 濃霧、気温5℃ |
8時の畳平の天候は濃霧で、雨は収まって来た模様です。そして、気温は5℃と低めです。
畳平バスターミナル |
今日は平日とあって、畳平バスターミナル内は閑散とした状態。高山の駄菓子を集めた一角がバス案内所の隣にあって、見ていて楽しそうな雰囲気...
畳平のお花畑 − 今年は6月4日から一般開放 |
こちらは畳平のお花畑。例年なら、まだ雪の閉ざされ閉鎖されていますが、今年は雪解けが早く、6月4日(土)一般開放されました。
入口付近 | ショウジョウバカマが数多く咲く |
こちらは入口付近。先週は数えるほどしかなかったショウジョウバカマ。今週は入口付近だけでなく、奥の方も含めて、ハクサンイチゲの次にたくさん見られる花になっています。
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先週開花したショウジョウバカマ ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.5(2016/06/11〜12) D |
同じショウジョウバカマの今週の様子 花茎が少し伸びてきた |
左の画像は、先週お届けしたショウジョウバカマ。そして、右は同じ株の今回の様子。少し花茎が延びている様子がわかります。今後、花が終わってもどんどん伸びて、最終的には30センチ以上になります。
ハクサンイチゲは3〜4分咲き(入口付近) | コバイケイソウの新芽(有毒)、オオバギボウシのつもりで誤食 |
そして、入口付近のハクサンイチゲは3〜4分咲き。まだつぼみのほうが多い状態です。その傍らにコバイケイソウの新芽がみられます。コバイケイソウの新芽とオオバギボウシの新芽がよく似ていて、ちょうど、このくらいの大きさのものが最も間違いやすいか思います。「オオバギボウシ」というよりも、「ウリッパ」とか「ウルイ」といったほうが通じるかもしれません。
畳平は高山帯に入りますので、オオバギボウシの自生はこれまで見たことはなく、この周辺で見かけた新芽はコバイケイソウで間違いないと思います。
遊歩道の分岐点 | ハクサンイチゲは、ほぼすべてつぼみに |
さらに進んで遊歩道の分岐点に差し掛かります。今先の散策路はループ状になっているため、必ず、この分岐点に戻ってきます。この付近のハクサンイチゲは、ほぼすべてがつぼみ状態まで大きくなっています。
遊歩道折り返し地点 |
こちらは遊歩道の一番奥の折り返し地点で、例年ならこの付近から徐々に東側(画像奥)に向かって雪解けしますが、今年は全エリアがほぼ同じ時期に雪解けしてしまったため、高山植物の進捗も全エリアで同じ状態ですが、やはり、奥の方が若干早い模様です。
ハクサンイチゲは、ほぼすべて満開(折り返し地点) =例年の6月下旬〜7月上旬並み= |
折り返し地点付近のハクサンイチゲはほぼすべての株が満開です。例年の6月下旬〜7月上旬の状態です。
ミネズオウ | ショウジョウバカマ |
ミヤマキンバイ | ミヤマクロユリ(新芽) |
=ハクサンイチゲ以外の高山植物も例年より2週間程度早い= |
そのほかミネズオウ、ショウジョウバカマ、シナノキンバイなどの開花がみられ、黒百合の芽も大きくなってきました。畳平お花畑の進捗は、昨年とほぼ同じか、やや遅い状態になっています。ただ、例年と比べると、2週間程度は早い状況です。
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