第13回 乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム

(2016/07/09〜10) B

 

 

 


 

【間もなくレース開始】

8時、スタート15分前 森本選手へのインタビュー

時刻は8時ちょうど。スタートまで15分、森本選手へのインタビューが始まります。
「ヒルクライムの魅力は、レースの組み立てがわかりやすいというところだと思います。また、本大会のコースレコードが59分35秒と聞いていますので、今日は59分くらいを意識して走りたいと思います。」

そして、最後に選手の皆さんへのアドバイスととして「平湯ゲート(乗鞍スカイライン入口、4.4km地点)まできついので、そこまでは抑えながら走り、(実際の)スタートはここからという意識で走ればよいかと思います。」と、おっしゃっていました。

「全部きついんだから、組み立てなんて無理!」と、おっしゃる方もいらっしゃるでしょう。でも、全線きついわけではなく、緩急織り交ざったコースですから、初回は無理としても、次回の戦略として有効ではないでしょうか。(→コース図参照

 

先頭にチャンピオンクラスの選手が入る 「すっごい、緊張...」

そして、先頭にチャンピオンクラスの選手が入ります。「すっごい、緊張している...14名しかいないので...」

 

スタートまであと数分

チャンピオンクラスの選手がほぼ全員揃い、中萩 久夫 飛騨乗鞍観光協会会長のスタートピストルの用意も整い、スタートまで残すところ あと数分...

 

矢部選手、やっと来た!(出迎えるのは森本選手)

そこへ登場したのは矢部 周作選手。昨年・一昨年と一般クラスで出場され、一般クラス・実業団を含めての総合二連覇を達成。実業団では各レースでのポイント獲得が大きな目的でしたが、やはり早い選手が一番という主旨で設けられたチャンピオンクラスは、今後の発展には必要な枠組みだと思われます。

 

スタート1分前

マスドスタートですが14名という少数ですから、スタート位置をそれほど気にする必要はありません。本当に純粋に早い選手が一番...

 

一斉にスタート
‏‎8:15:04

8時15分、いよいよレースが始まりました。

 

【レース展開T、スタート〜平湯峠】

パレード区間  パレードが終わるとレース展開が始まる
8:16:37 8:16:56 【地図表示1】

レースはスタートから500メートルほどパレード区間があります。ですから、誘導車両の示す赤旗が白旗にかわって、道路外に退避してからレース展開が始まります。

 

分岐点 いきなり急勾配が始まる
 【地図表示2】 8:18:18

スタートから1km。国道から乗鞍スカイラインに向かう県道への分岐点に差し掛かります。左の画像をご覧になるとお分かりかと思いますが、国道と県道の高低差がかなりあることが確認できます。県道に入るといきなり急勾配になります。なお、分岐点からゴールまで(乗鞍スカイライン畳平方面)は、大会時間帯(8:10〜11:10)は全面通行止めです。

画像下の【地図表示】をクリックすると、現在地がGoogleMapで表示されます。「8:18:18」は撮影時刻です。スタート時刻(8:15:00)から引き算すれば、撮影場所の通過タイムとなります。

 

集団が長く伸び始める
8:19:06 【地図表示3】 8:19:21 【地図表示3】

国道部分は集団走行が続いていたものの、県道に入った瞬間から集団が長く伸び始めます。

 

分岐点から200メートル − 集団は4名
8:19:36 【地図表示4】

そして、分岐点からわずか200メートルで、矢部 周作選手、中村 俊介選手、柘植 英明選手、若松 達人選手の4名に...

 

さらに3名へ
‏‎8:20:30 【地図表示5】

さらに200メートルで、矢部周作選手、中村俊介選手、柘植英明選手の3名に。矢部選手がしきりに後ろの状況を気にします。

 

直線の急勾配 − 矢部選手と中村選手の二人
8:20:37 【地図表示6】

そして、ついには矢部選手と中村選手の二人に絞られます。ちょうどこの付近は急勾配の直線が続き、序盤としてはかなりつらいところ...

 

直線の急勾配が終わって
‏‎8:22:28 【地図表示7】

そして、分岐から950メートル(1.95km地点)で、直線の急勾配が終わって小さな橋に差し掛かります。

 

中村俊介選手が一歩前にリード
‏‎8:22:42 【地図表示7】

それと同時に、中村俊介選手が一歩前にリード...

 

その直後、矢部選手がスパート 一気に加速
8:23:11 【地図表示8】 8:23:17 【地図表示8】

でも、その直後、後ろから様子を見ていた矢部選手がスパートをかけます。この付近は10%近い勾配にもかかわらず、ターボが効いたのかと思うほどの加速ぶり。一瞬、中村選手も反応するものの、とても追随できる状況ではなく、撮影車両も思わずアクセルを踏み込むほど。

 

逃げ切った後もスピード落とすことなく

先行逃げ切り型を決めた模様で、逃げ切った後でもスピードを落とすことなく、その差をどんどん広げて行きます。

 

平湯峠まで急勾配

つづら折れが連続する平湯峠まで急勾配は続きます。

 

平湯峠
【地図表示9】

そして、4.4km地点、標高1864mの平湯峠。

 

ここから乗鞍スカイライン(マイカー規制) ゲート管理の警備員が見守る
‏‎8:28:55 【地図表示9】 8:29:23 【地図表示9】

ここからマイカー規制となる乗鞍スカイラインが始まり、ゲートを管理する警備員が見守る中、淡々としたレースが続きます。

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