第13回 乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム

(2016/07/09〜10) F

 

 

 


 

【表彰式】

大会会場

レースが終わって、再び、大会会場へ。

 

宿儺鍋の配布

地元の方々による、宿儺鍋の配布が行われていました。

 

間もなく表彰式 インタビューを受ける矢部選手

そして、表彰式は12時30分から始まります。矢部選手は新聞記者からの日頃の練習方法などのインタビューに応じます。

【インタビュー内容】「自転車始めて9年目、自分なりにやって、今は休むべき所・練習すべきじゃないといった疲労具合など、自分の体の状況把握が以前よりもしっかりわかるようになり、これからは如何に疲労を残さず続けるかという点が重要だと思います。」

今回はほぼ「一人旅」となってしまい、「一人旅で一番難しのは気持ち切らさないということ...後ろで少しでも他の選手が見えていると切れないんですけど...でも、実際には気持ちを切らさないっていうのが難しくて、他の選手がいたら、もう少し踏めたかもしれませんね...」

2km地点で中村選手を切り離した時のことについては、「中村君は坂に強い選手なので、あのタイミングでアタックかけましたが、正直どうなるかわからなかった。自分的には今回の体調は、芳しくない状態から少し回復した程度のコンディションだったので、早くアタックかけすぎると後半追いつかれことは計算してました。6月の美し(※)も、同じ戦略でレースを展開したものの、ゴール間際で2位とは数十秒差まで縮められてしまったので、今回は特に後ろの動向は気にしながら走りました。」(※ 6月26日開催の「ツール・ド・美ヶ原」でチャンピオンクラス優勝。)

チャンピオンクラス新設については、「新設されて良かったと思います。これから各年代別クラスから上位の選手が来てくれて、もっと盛り上がってくれることを期待しています。」

 

チャンピオンクラス表彰式

そして、表彰式が始まります。
MCが声を張り上げ、「ますは今年新設されましたチャンピオンクラスの表彰に行きたいと思います。記念すべき初代チャンピオンは、ゼッケンナンバー1番 矢部周作選手、タイムは1時間00分26秒でした。」

MCからのインタビューで「また、来年もできれば出場させていただいて、優勝できればと思います。」

 

3位の中村俊介選手 − 「足に来ているときにあのスパートは辛い...これから挑んでいきます」

こちらはチャンピオンクラス3位の中村俊介選手。2km地点まで劇坂でピッタリとマークしていた矢部選手に、スパートかけられたことについて、「いや〜厳しかったですね。足にきているときにあのスパートは辛い...でも、あそこでついていけるようにならないと...そこがまだこれからですね。挑んでいきたいと思います。」

 

男子A(中学生〜高校生)の表彰式 優勝 石川 豊久選手 − 後輩への見本になることができた

こちらは男子A(中学生〜高校生)の表彰式。優勝は石川 豊久選手。後輩に見せるものができましたね〜と、問いかけると「いやいや〜、これくらいしか見せられるものがないですよ。」と、謙遜気味。

 

男子B(22歳以下)の表彰式 ゴール間際のバトル
3位 酒井 智寛選手

男子B(22歳以下)の表彰式。ゴール間際で2位とバトルの酒井 智寛選手。来年チャンピオンクラスはどう?と尋ねると「いや〜、まだ早いですよ。」 チャンピオンクラスは、年代別クラスとは異なって年齢幅が広いため、上の世代(ベテラン)の走り・組立を見る良いチャンスになるかと思います。

 

男子Eの表彰式

男子Eの表彰式では...

「ほら、これが楯だよ」 3位 佐々木 優選手

「ほら、これが楯だよ」 みんなで勝ち取った賞状。これからもたくさんのご友人をこの大会に誘ってぜひご参加ください。

 

男子F表彰式

男子Fの表彰式では、チーム全員での祝福。

 

男子Hの表彰式 3位 井原 徳幸選手
レース転戦の移動はサイクリングで

男子Hクラスで3位の井原 徳幸選手。「先日も東北から北海道のレース転戦の移動は、サイクリングしながらやって来ました。」とのこと、本当に自転車がお好きなんです。

 

フェミニン表彰式 優勝は宮下 朋子選手−頂いた飛騨牛券は早速帰りのお店で

最後にフェミニンの部。優勝は宮下 朋子選手。昨年の2位から順位・タイムとも更新しての優勝です。

「3回目の出場。天気が良くて気持ちよく走れました 。上の方は酸素が薄くて呼吸が苦しかったんですが、最後まで楽しく走れました。頂いた飛騨牛は、 帰り道にお店に立ち寄って手に入れて行きたいと思います。」 と、おっしゃり、最後に「来年もこの大会に出てタイムを短縮できたらと思います。」とのことでした。

 

宮下選手と握手を交わす

宮下選手と握手を交わし、わが子の優勝のように喜ぶ後藤さんの姿が印象的。

 

各クラス優勝者一同

そして、来年もこの大会がもっと多くの方に「出てみたい!」と思ってもらえるような雰囲気にして行きたいですね。

 

<編集後記>

昨年に引き続き、今年もよい天候に恵まれ、選手の方々にとって満足行く大会だったのではないでしょうか?眺望の良さはもちろんのこと、森林地帯からゴールのある山岳地帯へとドラマチックに場面変化がみられる点が、乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムの大きな特徴だと思います。鬱蒼とした森の中を延々と走るヒルクライムよりも、森の中から次第に空が多くなってきて、気が付けば雲上の世界というステージのほうが走る醍醐味は格段に違うはずです。

眺望も日本一、標高も日本一、それに加えて、もう一つ何かプラスアルファを常に求めながら回を重ねることが大切なことだと思います。選手の皆さんもタイム向上に常に努力を重ねていますので、それにこたえるためには相応の努力をしないと、車の両輪はまっすぐ走りません。

チャンピンクラスの新設が新たな風を呼んでくれることを期待しながら、また、来年の大会でお会いできることを楽しみにしております。


 

 

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