ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.19(2016/09/17〜18)  A

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(Update:2016/09/22)

 

【乗鞍高原から大雪渓へ、沿道の風景 U(三本滝ゲート〜位ヶ原山荘)】

三本滝ゲート 強い日差しに手をかざす

観光センターから7km先の三本滝ゲート。時刻は8時、きれいな青空が続いていて、強い日差しに手をひさしのようにかざします。

【県道乗鞍岳線、および、乗鞍スカイラインの給水・トイレの各施設】

ヒルクライマー向けの情報になりますが、県道乗鞍岳線、および、乗鞍スカイラインの給水・トイレの各施設はご覧のとおりです。(⇒【ヒルクライマーへのアドバイス・お願い2016年版】(レインウェアの持参、熱中症と水分補給可能場所、走行上の注意点)

 

長野県側県道乗鞍岳線(観光センター〜畳平)

場所(観光センターからの距離、標高)

バス停

飲料水

売店(スポーツドリンクなど)

コインロッカー

トイレ

観光センター(0km地点、標高1430m) ○ (自販機・売店) ○(営業時間内) ○ (公衆トイレ)
三本滝レストハウス(7km地点、標高1800m) ○ (営業時間内) ○ (自販機) × ○ (公衆トイレ)
位ヶ原山荘(15km地点、標高2350m) ○ (営業時間内) × ○ (仮設トイレ)
大雪渓(18km地点、標高2600m) △ (沢水) × × ○ (公衆トイレ)
終点畳平(20km地点、標高2702m) ○ (営業時間内) ○ (営業時間内) ○(営業時間内) ○ (公衆トイレ)

 

岐阜県側乗鞍スカイライン(ほおのき平〜畳平)

場所(ほおのき平からの距離、標高)

バス停

飲料水

売店(スポーツドリンクなど)

コインロッカー

トイレ

ほおのき平(0km地点、標高1230m)
平湯温泉バスターミナル()


○ (自販機・売店)
○ (自販機・売店)
×
○ (公衆トイレ)
○ (公衆トイレ)
平湯峠(6.3km地点、標高1684m) × × × × ×
夫婦松駐車場(9.3km地点、標高1950m) × × × × ○ (公衆トイレ)
終点畳平(20.7km地点、標高2702m) ○ (営業時間内) ○ (営業時間内) ○(営業時間内) ○ (公衆トイレ)

岐阜県側乗鞍スカイラインは、夫婦松駐車場を除き沿線上に休憩施設が全くありませんのでご注意ください。

 

今日の天候は朝一番が勝負! 自転車を使わずシャトルバスで

こちらのノリクラ常連の方。いつもなら自転車で紅葉散策に出かけるところですが、この後天候が早く崩れるとの予測のもと、今日はシャトルバスで登って、下りながら紅葉を確認されるとのこと。一般的な紅葉散策は、シャトルバスで大雪渓・肩の小屋口もしくは畳平まで登った後、道路を歩いて下りながら紅葉散策するのがお勧めです。

紅葉は上部エリアから下部へ徐々に進みますので、紅葉前線の進む順番通りに下山したほうが効率的に楽しむことができます。

 

見送るこちらも冬の常連

シャトルバスに乗車したノリクラ常連を見送るこちらのお二人も、久々にノリクラにお越しになった冬の常連。

 

天候下り坂なのに準備が遅い!

今日は天候が下り坂だというのに準備が遅い!バックカントリースキーヤーなら登山家並みの手際さが欲しいところ...(笑)

 

ようやく出発、三本滝経由山頂へ − でももう曇って来た

「位ヶ原山荘でうどん食べなきゃいけないので『うどん券』はどこだ?」「あっ、ストック忘れた」と、タイムロスが目立つ中、ようやく出発...これから三本滝へ向かい、そこから鳥居尾根に上がった後、摩利支天から通常の登山ルートで山頂目指すとのことですが、果たして山頂に到達できることやら...すでに上空は曇ってきました...

 

かもしかゲレンデ

さて、話を元に戻して、三本滝ゲート上にかもしかゲレンデ。

 

ヤナギランの綿毛が上空を浮遊する

斜面は所々に白く光る箇所があって、よく見るとヤナギランの綿毛がふわふわと舞い上がっています。あまりの細かさに画像でお伝えすることができませんが、羽毛が舞い上がるよりも細かく漂っていました。

 

中腹から山麓も色合いの変化が始まる

さて、上部の大雪渓・位ヶ原エリアでは紅葉が始まり、中腹から山麓にかけても色合いの変化がみられるようになってきました。

 

部分的には見頃も

部分的にみると見頃に近いといってもよい状態です。

 

紅葉ヒルクライム − 乗鞍スカイラインから下山中 下りはめちゃくちゃ寒いです!

今年は5月15日の乗鞍スカイライン開通日からヒルクライムにお越しになっているこちらの方。ノリクラにお越しになっていればどこかでお会いしているはず...ヒルクライマーの方々の多くは、沿線のどこかで必ず再会させていただいております。お会いするのはいつもサマーシーズンで、もしかすると紅葉の時期にお会いするのは初めてかもしれませんね。

今日はいつものように乗鞍スカイラインからお越しになって、観光センターへ下山途中。「下山はめちゃめちゃ寒い〜〜!」と、笑いながらおっしゃっていました。この後、観光センターから再び上り返して、畳平から乗鞍スカイラインを下って平湯峠にお帰りになるとのこと。またお会いできることを楽しみにしてますよ〜〜

 

紅葉は色付き始めると一気に進みます

紅葉がしっかり始まるまでは、色付きの進み具合はゆっくりですが、色づきがはっきりしてくると一気に進んで、いつのまにか見頃・ピークを迎えます。見頃の時期を見逃さないよう、当WebSiteで常にチェックしてください。

 

【乗鞍高原から大雪渓へ、沿道の風景 V(位ヶ原山荘〜大雪渓)】

位ヶ原山荘 ヒルクライマーが途中下車

標高2350メートルの位ヶ原山荘。今日もヒルクライマーが途中下車する様子がみられます。

 

昨年の位ヶ原山荘の湧き水
2015ノリクラ 雪渓カレンダーVol.20(2015/09/19〜20) A
今年は2週間程度前に枯れてしまいました
=雨が少なかったため=

左は昨年同時期の様子。道路わきに設けられた湧き水を冷たそうに手ですくう様子がみられました。しかし、今年はご覧のように湧き水は枯れてしまいました。枯れてからもう2週間程度経過するでしょうか?今年は雨が少なかったことが影響しているのではないかと、位ヶ原山荘支配人がおっしゃっていました。

 

気温14℃、登っている時は良いものの、休憩に入ると寒い...

この時の位ヶ原山荘の気温は14℃、走っている最中は寒さは感じず程よい状況でも、休憩に入るとすぐに冷え込むもの...そして、ここから仰ぎ見る先の富士見沢を横切る道路を見て、「結構近いなぁ〜」と思う方と、「結構遠い」と思う方などとらえ方は様々ですが、お越しになったヒルクライマーの多くは、ここからの眺めを脳裏に焼き付けてから、再度出発するのです。

 

紅葉はこの先から本番エリアに 再び出発

紅葉が始まりだして、いよいよここからが、秋のヒルクライムの本番!色付き出した紅葉の数々を眺めながらのヒルクライムは、二度も三度も来たくなってもおかしくありません。

 

ヒルクライムの下りもゆっくり楽しんで...

ヒルクライムにとって下りは単なるオプションに過ぎないかもしれませんが、ダウンヒルを楽しむのではなく、ブレーキを適度にかけながら、上りで見られなかった風景を楽しむのがオススメです。

 

11号カーブ − 見事な紅葉が

位ヶ原山荘から約1.5km。森林限界を超えて真っ先に見えてくるのがこちらの11号カーブの風景。見事な錦絵です。

 

紅葉をバックに記念撮影 ここで止まったら走り出せるかな〜

「ここで止まったら、走り出せるかな〜」と、紅葉をバックに記念撮影。実は11号カーブはその前後と比べてやや急斜面で、クリートキャッチがうまくできない方は少し場所を選ばないといけないかもしれません。

 

位ヶ原一帯に赤や黄色が

先週までは、緑一色だった位ヶ原一帯がご覧のように赤や黄色が点在するようになり、誰の目から見ても紅葉が始まったことがわかるレベルになっています。紅葉の状態に加えて、光線加減や霧の状態で、写真の写り方が変化します。

「晴れてないとダメ!」なことは確かですが、こればかりはなんともしようがなく、その場面で最善を尽くした撮影に徹するしかありません。

 

足元に紅葉が広がる − 他の山ならアルピニストだけの世界

ハイマツ帯に点在する紅葉は、森林限界を超えた高山帯でしか見られないもの。ヒルクライムの足元で見られるのはノリクラだけで、他の山ならアルピニストだけの世界です。

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