ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.23(2016/10/15〜16)  A

Top-page > Index > Page: 1  2  3  4  5 

(Update:2016/10/20)

 

【乗鞍高原から大雪渓へ、沿道の風景U(三本滝ゲート〜大雪渓)】

三本滝ゲートと三本滝レストハウス

観光センターから7km先の三本滝ゲート。普段はレストハウス前のアスファルト部分の駐車スペースが満車になるかならないかといった程度ですが、今日は朝の早い段階ですでに満車で、隣の未舗装のスペースもかなり埋まっています。三連休後ではあるものの、例年なら山麓の乗鞍高原エリアの紅葉シーズンに入ってくる時期ですので、人出の増加傾向が見られたものと考えられます。

 

かもしかゲレンデ − 草刈り

三本滝ゲートを過ぎてかもしかゲレンデに差し掛かると、ゲレンデの草刈りが行われていました。こちらは松本駐屯地からお越しの自衛隊の方々。Mt乗鞍で雪上訓練を毎年実施されていて、その関係から、草刈りをボランディアで行ってくださっているとのこと。かもしかゲレンデは急斜面のため結構な重労働です。

 

ゲレンデの草刈りはオープン前の必須作業 かもしかゲレンデ上部
高天ヶ原と剣ヶ峰をバックに − 紅葉のビューポイント

きれいに草刈りができれば、積雪量が少なくてもゲレンデオープンできるため、ゲレンデ準備の中では必須作業といえます。また、かもしかゲレンデ上部は右の画像のとおり、高天ヶ原と剣ヶ峰のツートップをバックにする紅葉のビューポイントでもあります。

 

シーズン最後に来られて大満足

こちらの方とお会いするのは、8月の全日本マウンテンサイクリングin乗鞍 以来のこと...「WebSite見ていて、やっぱりノリクラ来たいなぁ〜と思いつつも、なかなか、来られなくて...」と、今シーズン最後のノリクラに来られて、しかもこの快晴.. 紅葉とご自身のライディングシーンがきれいに撮れた写真を見て「コレ、来年の年賀状にしよう!」と、120%の大満足!

全日本マウンテンサイクリングin乗鞍では、毎年お世話になり、こちらこそ感謝しております。
全日本マウンテンサイクリングin乗鞍大会の特集
は9月末に掲載いたしましたが、出場したトップ選手の生の声は、普段なかなか聞けない貴重な内容で、大会関係者の方々、また、これから大会に出場しようと検討されている方にも参考になる内容になっておりますので、ぜひともご覧ください。

 

乗鞍スカイライン開通から毎週来てます

「5月15日の乗鞍スカイライン開通から毎週来てます」と、足を止めてくださったこちらの方。夏スキーヤーの方の中には、夏場はノリクラでしか滑走できないという事情もあって、毎週、繰り返しお越しになる方は結構いらっしゃいますが、ヒルクライムの方の中にも、毎週お越しの方もいらっしゃるようです。もっと劇坂というコースは各地にありますが、景色・標高・達成感という総合評価においては、ノリクラはやはり高評価を得ているのかもしれません。

 

今年の10月は暖かな日が続いていますが、先週あたりから朝晩の冷え込みが厳しくなり、日陰部分では路面凍結がみられる場所もあります。こちらは、三本滝ゲートの先 約2km時点。道路を横切る水の流れが凍っています。ちょうど、ここは部分的に下り坂になっていますので、自転車転倒しやすい状況ですのでご注意ください。

 

ダケカンバが最後の輝きを見せている

さらに登って、標高2000メートル付近の29号カーブ上の直線区間。ダケカンバの紅葉がかろうじて残っていて、最後の輝きを見せてくれています。きらびやかな紅葉はもちろん美しいものですが、この微妙な感じもなかなか良いのではないでしょうか?

 

数本だけ見事な紅葉(冷泉小屋下 23号カーブ) 今日は白雲荘に宿泊 − 星空とご来光が楽しみ

もう、ほとんど木々が落葉する中、冷泉小屋下の23号カーブでは、数本だけ見事な紅葉を残すダケカンバがあります。そして、ちょうど、登山道と車道が交差するところにあって、こちらのお二人も車道に登り切ったところで鮮やかなダケカンバに感動!

今日は畳平の白雲荘に宿泊とのこと。「星空と翌朝のご来光が楽しみ!」とのことで、隣の男性は山小屋初体験とのこと。ただ、白雲荘は昨年リニューアルして、多くの方がイメージとしてお持ちの山小屋とは良い意味でちょっと違うかもしれませんので、山小屋デビューの方にとっては最適かもしれませんね。(白雲荘の今シーズンの営業は10月15日までです。)

 

位ヶ原山荘を通過

標高2350メートルの位ヶ原山荘を通過すると...

 

モノトーンな雰囲気

ダケカンバは完全に落葉して、色気のないモノトーンな雰囲気に...

 

広々とした雰囲気 通算39回目のヒルクライム

でも、この広々とした雰囲気は紅葉が終わっても変わりません。

そして、右の方は今シーズン通算39回目のヒルクライム。先日、お会いした時は35回で、「あの後、1回登り、三連休最終日に2回、そして、今日2回で、39回になりました。」とのこと。先日の段階ではシーズン終了までに40回が目標でしたが、もう達成確実の状況ですから、目標値の上方修正について、「いやいや〜、そんなに登れるかどうかわかりませんから...」と、おっしゃっていました。ですが40回以上は確実でしょう...

 

今日は一年ぶりの偶然の再会

位ヶ原山荘を見下ろすこちらの場所で景色を眺めるこちらのお二人。「昨年の紅葉シーズンにお話して、今日、偶然再会したんですよ。」とのことで、お互いそれぞれがビックリ!..ですが、連絡を取り合ったわけでもないのに再会することはノリクラでは結構あるんです...だから、「ノリクラ、もう一度行ってみようかなぁ〜」という気持ちにさせてしまうんですね。

 

途中下車ばかりのヒルクライムですので、先ほど出会った方に再び追いついたなんてことは何度もあり、そこでお知り合いになるのが秋のヒルクライムの楽しさでしょう。

 

宇宙に突き抜けるような青空 小さな滝の周りの凍結は翌日まで残る

「ナニ!この見事な空の青さ...」 宇宙に突き抜けるような青空が空気の澄んだ秋特有のもの。この時の気温は8℃ですが、冷たい空気が残っていて、岩を流れる小さな滝の周囲はご覧のように凍り付き、これは翌日まで残っていました。

 

グリーンシーズンはあとわずか

この風景が見られるのもあと2週間ほど。雪が降れば、あっという間に景色は一変します。

■ 次のページは >>  Page3 【雪渓下部・雪渓上部】■

 

Copyright (C)   乗鞍大雪渓WebSite

Top ||   <<Back  1  2  3  4  5  Next>>