ノリクラ 雪渓カレンダープレリリース版

Vol.4(2017/04/22) A

 

 

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(Update:2017/04/27)

 

【三本滝レストハウス駐車場】

三本滝レストハウス前駐車場(アスファルト舗装部分)

観光センターから7km先の三本滝レストハウス駐車場。時刻は7時ごろ。50台収容可能な正面のアスファルト舗装の駐車場には35台ほどのマイカーがお越しになり、すでに満車に近い状態。

 

左:舗装部分、右:未舗装部分
2016ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版Vol.5(2016/04/16) A
未舗装部分も除雪が完了し駐車可能

三本滝レストハウス前駐車場は、先ほどのアスファルト舗装されたスペースと、隣の未舗装スペースの二つがあって、未舗装スペースも除雪が完了しています。今回も舗装スペースが満車になった後には未舗装スペースに10〜20台程度のマイカーがお越しになっていました。

 

三本滝ゲート −ここからマイカー規制
=乗鞍岳春山バスはこの先の位ヶ原山荘まで運行予定=
すでにバス停も設置

三本滝レストハウス前駐車場のすぐ横にあるのが三本滝ゲート。この先の畳平方面は6月30日まで冬季閉鎖が継続中です。しかし、次週末の29日(土)には乗鞍岳春山バスの運行が始まり、こちらの三本滝停留所からは、ツアーコースからかもしかゲレンデまで下山滑走する必要からスキーヤー・ボーダーを中心に多くの方がこちらで乗車します。

もし、下山滑走されない一般観光客の方は、観光センターからの乗降がオススメです。観光センターから乗車しても、三本滝から乗車しても大人往復2500円と変わりません。(2017.04時点)

 

駐車場内は路面凍結 水道凍結のためトイレは利用できません
=予め観光センターなどのトイレを利用してお越し下さい=

駐車場内にはご覧のように雪の山が高くそびえたち、雪山周辺は雪解け水で路面凍結しています。確実に滑りますのでご注意ください。また、水道も凍結していて、トイレが利用できませんので、観光センターなどのトイレをあらかじめ利用しておく必要があります。

 

出発の準備

そして、駐車場内では出発に向けた準備が...日差しがなく、バーンが硬いため、スキーアイゼンを装着します。

 

雪の壁は1.3メートル 乗り越えるのが大変

道路脇の雪壁の高さは1.3メートル。乗り越えるのも大変!なお、リフト乗場に近い方の入口は綺麗に除雪されています。

 

「行けるところまで行くさ〜」と、言い残して出発です。

 

出発の準備 やはりコブ手袋が一番

さて、こちらの方々も出発です。ホームセンターで購入したというゴム手袋。やはり、防水という点ではこれに勝るものはありませんね。

 

かもしかゲレンデへ リフト乗場付近は雪の壁がありません

そして、かもしかゲレンデへ。リフト乗場に近い所は雪壁がありません。

 

静かなノリクラを楽しめるのも今回が最後

静かなノリクラを楽しめるのも今回が最後...そんなことを言い残して出発される方もたくさんいらっしゃいました、

 

【かもしかゲレンデからスタート】

昨年のかもしかゲレンデ − 滑走不能
2016/04/20速報
今回のかもしかゲレンデ − 全面滑走可能

それではかもしかゲレンデからスタートです。左の画像は昨年の様子、すでに滑走不能に近い状態でした。しかし、今年は、ご覧のように全面滑走可能で何ら問題ない状態。

 

中央に大きな陥没 − 深さは1メートル以上

しかし、ゲレンデ中央に大きく陥没した箇所があります。毎年、雪解けが進むと同じように陥没が起きるところです。深さは1メートル以上ありますから、積雪1メートル以上ということになります。そのため、しばらくは問題なく下山滑走できそうです。

 

朝一番は多くの人が登る

7時ぐらいにはご覧のように多くの人が登って行きます。日差しのないバーンは硬い表面でしたが、8時過ぎになって青空が広がり日差しが差し込むようになると、すぐに緩んできます。バーン状態の変化が激しいのも、春山の特徴です。

 

かもしかゲレンデの滑走はGWごろまで

かもしかゲレンデの滑走可能は、例年、ゴールデンウィークごろまでです。それ以降は歩いて下山することになります。

 

県道乗鞍岳線(除雪箇所切り通し) よじ登るのが大変

かもしかゲレンデには県道乗鞍岳線が横切っていて、ご覧のように除雪の切り通しができています。今年は雪の壁が高いため、上の段によじ登るのが結構大変!しかし、もっと大変なのは、下って来た時の方で、降り口を見つけられずに右往左往します。上りはご覧のように直登してもよいかと思いますが、下山はこれから向かう初心者コースを利用したほうが良いでしょう。

 

今回の切り通し箇所(高さ2.5メートル)

雪の壁の高さは2.5メートル。先週とほぼ同じです。昨年と比べると多い状態ですが。4メートルにも及ぶ年もありますから、格段に多いとは言えません。

 

2015年の切り通し箇所(高さ2.7メートル)
2015ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.5(2015/04/18) A
昨年の切り通し箇所(高さ1.6メートル)
2016ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版Vol.5(2016/04/16) B

こちらは昨年(高さ1.6メートル)と、一昨年(高さ2.7メートル)の様子です。

 

今回のヘアピンカーブ(35号カーブ)

ゲレンデを直登せず、車道を登ってこちらがヘアピンカーブ(35号カーブ)。

昨年のヘアピンカーブ(35号カーブ)
2015ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.5(2015/04/18) A
昨年のヘアピンカーブ(35号カーブ)
2016ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版Vol.5(2016/04/16) B

昨年より多いことはわかりますが、一昨年よりも少ない状況であることがわかります。

 

今回かゲレンデ上部付近

この先は上部の初心者コース。

昨年のかもしかゲレンデ上部付近
2015ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.5(2015/04/18) A
昨年のかもしかゲレンデ上部付近
2016ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版Vol.5(2016/04/16) B

こちらでも昨年より多く、一昨年よりやや少ない状況が見られます。

 

かもしかゲレンデ上部付近(高さ125センチ)

ヘアピンカーブを回って、こちらは上部のゲレンデへの登り口です。高さは1.25メートル。

昨年のかもしかゲレンデ上部付近(高さ2メートルほど)
2015ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.5(2015/04/18) A
今回のかもしかゲレンデ上部付近(高さ60センチ)

 

こちらも昨年より多く一昨年より少ない結果となっています。

 

かもしかゲレンデ上部(初心者コース)

ここからさらにツアーコースを目指しますが、高天ヶ原と剣ヶ峰のツートップがくっきりと青空に浮かぶ様子がビューポイントです。

 

今回のかもしかゲレンデ状況
完全に雪景色
紅葉の頃のかもしかゲレンデ状況
2016ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.23(2016/10/15〜16) A

ここは冬だけでなく、秋もお勧めのビューポイント。右は昨年の紅葉画像です。昨年は紅葉が良くなかった年ですが、それでも、この箇所は安定してよい紅葉を見せてくれる貴重な場所です。

 

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■ご注意■

今回の取材記事は、バックカントリースキー・ボードの経験のある方を対象としたもので、初めての方へのイントロダクションという位置づけの内容ではありません。
初めてツアーコースなどにトライしてみたい方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。(乗鞍高原などにはガイドが同行するツアーを企画する会社がありますのでお問い合わせください。)

 

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