ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.1(2017/05/14〜15) E

 

 

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(Update:2017/05/18)

 

【畳平−乗鞍岳山開き祭】

来賓の方々はターミナルにへ一時退避 この天気じゃあね...

気温マイナス1℃、視界は100メートルに満たない状況で、強風と小雨というあいにくの天候。山頂方面に滑りに行こうとするボーダーの方も、あきらめモード...

 

ターミナル内は混雑 軽食コーナーのスタッフとも元気な笑顔で再会

安全祈願神事が間もなく始まりますが、来賓の方はとにかくバスターミナル内へ逃げ込むのが精一杯。軽食コーナーの元気な笑顔に出迎えられます。

 

日本一標高の高いバス停

さて、今シーズンからシャトルバスの停留所デザインが一新されました。日本で一番高いところにあるバス停であることを強調し、写真は月ごとに更新されるとのこと。記念撮影されることを想定に、今日の日付が入っています。

 

安全祈願神事が始まる

そして、バスターミナル隣にある乗鞍本宮にて安全祈願神事が始まりました。

 

宮司の挨拶 乾杯

「乾杯の音頭を取らさせていただきます。今年も事故のない賑々しいシーズンになりますことを改めてお祈りしながら乾杯させていただきます。」との宮司様からの乾杯の挨拶で安全祈願祭が締めくくられました。

 

霰が音を立てて降る

再びバスターミナルに戻ろうと屋外に出ると、霰がばらばらと音を立てて降る状況。5月の畳平では特に珍しい現象ではなく、6月でも降雪に見舞われることすらあります。来賓の方々は足早に山開き祭り会場のターミナルへ急ぎます。

 

乗鞍岳山開き祭り
左:飛騨乗鞍観光協会会長、右:高山副市長

乗鞍岳山開き祭り

山開き祭りは、乗鞍観光協会会長や高山市副市長の挨拶から始まり...

「乗鞍の素晴らしい自然を後世に残すことが大事であることは間違いないが、来場者の減少傾向が続いていて、今年は初めて試みとして、5月1日からの乗鞍スカイライン一部早期開通を実施し、予想以上の成果が見られました。このように何らかの入客対策をやっていかなければならない。(乗鞍観光協会会長)」

「今年は積雪が多く、久しぶりに8メートルの雪の壁を見ることができますが、今日は霧なのか雪壁なのかよくわからない天候状況でした、しかし、これに懲りずに、8メートルの雪の壁を見るまでは、何度もノリクラに足を運んで頂きたい。雄大な自然を多くの人に親しんでいただくよう取り組んでいますが、利用者減少の実態が見られ、昨年は11万5千人で、少し危機感を持っています。自然に配慮した山岳観光地の乗鞍に多くの方に来ていただき・語り継いでいただきたい。ノリクラは自然遺産に登録できるくらいに誇りに思っております。また、8月11日の山の日に畳平にて乗鞍フォーラムを開催していただきます。希望があれば畳平での宿泊をしていただき、まだ私も見たことのない素晴らしい夕焼けを見ていただきたいと思います。(高山副市長)」 

と歓迎の祝辞がありました。

樽開き 振る舞い酒

続いて、樽開きへと移ります。今回の乗鞍岳山開き祭りは、岐阜県側の構成団体は、飛騨乗鞍観光協会、飛騨高山コンベンション協会、奥飛騨温泉郷観光協会、乗鞍観光協議会の各団体が集まり、長野県側の構成団体は、松本市アルプス観光協会、のりくら観光協会が名を連ね、両県の各団体が一緒になって開催しております。

 

「やっぱり、これがないとノリクラシーズンが始まらない」

「やっぱり、これがないとノリクラシーズンが始まらない」。という気持ちが常連ともなると芽生えてくるものです。

 

走って登ってきました! ずぶ濡れ − 水も滴るイイ男(笑)

こちらの3人も毎年参加されているヒルクライマー。本来なら自転車で畳平までやってきて、山開き祭りに参加する予定でしたが、今回は悪天候のため、自転車通行が見合わせられている都合から、自転車をあきらめて走って畳平までお越しになりました。確か、一昨年も同じようにずぶ濡れになりながらお越しになっていましたね!(笑)   → 2015ノリクラ 雪渓カレンダー 正式版 Vol.2(2015/05/15〜16) A

 

昨年の乗鞍来場者数は11万5千人と、マイカー規制以降過去最低となり、今年は12万人の集客を見込んでいるとのことでした。

 

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■ご注意■

今回の取材記事は、バックカントリースキー・ボードの経験のある方を対象としたもので、初めての方へのイントロダクションという位置づけの内容ではありません。
初めてツアーコースなどにトライしてみたい方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。(乗鞍高原などにはガイドが同行するツアーを企画する会社がありますのでお問い合わせください。)

 

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