ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.3(2017/05/27) C
【蚕玉岳〜朝日岳稜線】
蚕玉岳〜朝日岳稜線 | 蚕玉岳から延びる尾根筋の雪解け |
こちらは蚕玉岳(こだまだけ)〜朝日岳の稜線。画像の左側が蚕玉岳山頂(標高2979メートル)に続き、画像右側が朝日岳山頂(標高2975メートル)に続いています。蚕玉岳山頂から延びる尾根筋の雪解けが目立つようになってきました。
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昨年の蚕玉岳〜朝日岳稜線 2016ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.3(2016/05/28〜29) D |
今年の蚕玉岳〜朝日岳稜線 過去5年で2013年に次いで多い状態 |
こちらが稜線部分。手前が朝日岳方面で、画像に写るなだらかなピークが蚕玉岳、それに続く奥のピークが主峰の剣ヶ峰です。過去5年間の中では、2013年に次いで多い状態です。
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昨年の権現ヶ池 2016ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.3(2016/05/28〜29) D |
今回の権現ヶ池 過去5年で2014年に次いで多い状態 |
こちらは御岳の二ノ池に次いで国内2番目の標高に位置する権現ヶ池(ごんげんがいけ、標高2845m)。過去5年間の中では、2014年に次いで多い状態です。
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昨年の朝日岳 2016ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.3(2016/05/28〜29) D |
今回の朝日岳 過去5年間で2014年に次いで多い状態 |
朝日岳も、過去5年間の中では、2014年に次いで多い状態です。
現時点では、稜線周辺は例年よりも多い状態ですが、雪がかなり柔らかく、雪解けが早い状況が見られますので、今後も積雪が多い状態が継続できるか不明です。
【剣ヶ峰〜蚕玉岳稜線】
剣ヶ峰〜蚕玉岳稜線 |
こちらは剣ヶ峰〜蚕玉岳(こだまだけ)稜線。
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昨年の蚕玉岳山頂 2016ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.3(2016/05/28〜29) E |
今回の蚕玉岳山頂 過去5年で2014年に次いで多い状態 |
蚕玉岳山頂は、過去5年間で2014年並に多い状態が見られます。
今日は最高! − ノリクラに来てもなかなか良い天気に恵まれなくて |
「ノリクラには頻繁に来ますが、なかなか、良い天気に恵まれなくて」と、おっしゃるこちらの方々。「今日は本当に良い天気で良かった。来月もまた来ますが、その時も良い天気だとよいけど...」
6月は梅雨の時期、東海地方・関東甲信地方の梅雨入り平年値は6月8日です。ただ、梅雨入りしたといっても、雨に見舞われることは比較的少なく、実際には梅雨末期に近づく7月上旬の方が雨のことが多い状況です。
週末のお出かけに、週間天気予報を活用されるケースが多いかと思います。今回も週間天気予報では山頂付近は降雪に見舞われるといった状況でしたが、実際に来てみると、非常に良い天気ということもあり、実際に来てみないわからないことが良くあります。
稜線からの滑走ライン |
稜線からの滑走ラインは、現時点では何ら問題ない状態。ただ、予想以上にバーンが緩んでいて、足を取られやすい状態です。
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昨年の位ヶ原 2016ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.3(2016/05/28〜29) E |
今回の位ヶ原 過去5年間で2012年に次いで多い状態 |
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昨年の剣ケ峰直下の岩 2016ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.3(2016/05/28〜29) E |
今回の剣ケ峰直下の岩 例年よりやや多い |
上段の位ヶ原は過去5年間で2012年に次いで多い状態、下段の剣ヶ峰直下の岩付近は、例年よりもやや多い状態です。
位ヶ原の唐草模様を目指して滑走します。
稜線から3分の1地点 まだ途切れる気配はない |
ハイマツ沿いを進む |
稜線からの滑走ラインは県道乗鞍岳線と突き当たるまでの約1kmですが、その3分の1程度のところが左の画像。今後雪解けが進むと、この付近から岩の頭が出始めて、滑走不能になります。例年6月中旬頃ですからあと2〜3週間程度でしょうか?その先はハイマツで区切られた沢筋をライン通りに滑走します。
稜線から1km地点 | 高さ3.7メートル 2012年に次いで2014年に匹敵する状況 |
稜線から全長1kmの滑走ラインを滑り降りると県道乗鞍岳線の切り通し箇所にでます。切り通しの高さは3.7メートル。ここ5年間では、2012年の4.4メートルに次いで、2014年の3.9メートルに匹敵する状況です。
<編集後記>
「今シーズンから土曜日のみの取材です。」
すでに申し上げているように、今シーズンから週1日だけの取材とさせていただいております。そのため、昨年よりも内容が少なくなっております。また、1日だけの場合、悪天候で入山できないことも想定され、掲載そのものを中止せざるを得ない場合があるかと思います。その際は、翌日の画像と状況レポートのご提供頂けると助かるかと思います。ご提供をいただく場合は、その旨をトップページにてお知らせいたしますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
皆様の大切な情報源として、継続的に当WebSiteの更新ができるよう、何卒、よろしくお願いいたします。
■ご注意■
今回の取材記事は、バックカントリースキー・ボードの経験のある方を対象としたもので、初めての方へのイントロダクションという位置づけの内容ではありません。
初めてツアーコースなどにトライしてみたい方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。(乗鞍高原などにはガイドが同行するツアーを企画する会社がありますのでお問い合わせください。)
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