【速報バックナンバー 2006年6月分】

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◎ 6月

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■2006年6月25日(日)■

@ 2006/06/25 10:57
信州乗鞍天空マラソンT − ゲストランナー千葉真子選手

A 2006/06/25 11:20
信州乗鞍天空マラソンU − 出場選手330名

       
B 2006/06/25 12:25
信州乗鞍天空マラソンV − 最年長選手
C 2006/06/25 14:40
今日も大盛況!(鶴ヶ池大雪渓)

 

▼ 今日は終日曇空の一日でした。8時の畳平の気温は10℃。昨日と全く同じ気温にもかかわらず、風がややあるせいか、肌寒さを感じる気候です。今日は標高1800メートルの三本滝ゲートをスタートし、標高2600メートルの大雪渓で折り返し、再び三本滝に戻る 信州乗鞍天空マラソンが開催されました。標高差800メートル、距離23Kmと、通常のマラソンコースとかなり異なる大会です。ゲストランナーの千葉真子選手を始め、15歳から83歳まで、総勢330名のランナーが10時に出走し、トップの選手は大雪渓の折り返し地点で53分のタイムをたたき出したようです。
10時の大雪渓の気温は10℃。ウインドブレーカーがないと寒くていられない気候ですが、雲海の中に穂高連邦をはじめ、赤岳、甲斐駒ヶ岳などが雲海の中から頭を出していました。ただ、選手が大雪渓に訪れる頃になると、南方の甲斐駒ヶ岳方面には雲が流れ込んできます。その後、穂高連邦も雲に覆われるようになりました。
今日は信州乗鞍天空マラソン開催のため、位ヶ原行きの春スキーバスは運休でした。したがって、大雪渓を訪れるスキーヤー・ボーダーは10名程度と少なく、それとは対照的に岐阜県側の鶴ヶ池大雪渓は、モーグラーの方々を中心にたくさんの方でにぎわっていました。
畳平のお花畑は、雪解けが進み、昨日から一般開放されました。まだ種類は少ないものの、ハクサンイチゲをはじめ、何種類かの高山植物が咲き始めています。また、鶴ヶ池大雪渓は、雪解けでハイマツ帯がかなり見えてきましたので、次の週末までには滑走禁止になる可能性が高い状況です。
なお、昨日と本日、取材して速報でお伝えしきれなかった各種情報は、今週末掲載予定の2006シーズン ノリクラ雪渓カレンダーVol.7で紹介する予定です。
(2006/06/25 20:10更新)

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■2006年6月24日(土)■

@ 2006/06/24 09:10
朝からきれいな青空(大雪渓)

A 2006/06/24 10:00
肩の小屋 本日オープン!

       
B 2006/06/24 13:10
照りつける太陽は真夏そのもの(朝日岳直下付近)
C 2006/06/24 13:30
今日は夕方までほんとに良い天気でした(稜線付近)

 

 

▼ 梅雨はどこに行ってしまったのでしょう? 今日は、どこもかしこも、「快晴」という2文字以外、想像できないほどの一日でした。8時の畳平は、ほんとに雲ひとつない状態で気温は10℃。やや風があるものの、寒さは全くありません。その後、少し雲が出始めますが、それも、上層の絹雲に置き換わってきて、北の高気圧が張り出してきていることが良くわかります。画像だけ見ると、まるで秋のような情景です。
肩の小屋は本日オープンしました。まだまだ、準備しなければならないことがたくさんありますが、スタッフの方々も、あまりにきれいな青空に見とれています。その瞬間だけは、きっと、皆さんの時計の秒針が、ボーっと止まってしまったようです。
正午の大雪渓の気温は16℃。乾いた空気と照りつける日差しのバランスがマッチして、ちょうど良い気候を生み出してくれます。でも、日差しは、もう、真夏そのもの。日焼けで皮膚がポロっとはがれても不思議でないほど、地肌に突き刺してきます。
この天気は、午後になっても続き、西日に照らされた夕方の大雪渓は、日中よりも明るい程でした。
 
本日の位ヶ原行き春スキーバスは1台。3分の2程度の乗車だったようです。お知らせ でもお伝えしましたが、明日は三本滝から大雪渓にかけて、県道乗鞍岳線では、天空マラソンが開催されます。そのため、位ヶ原行きの春スキーバスは運休となりますので、大雪渓エリアにお越しの方は岐阜県側のシャトルバスでアクセスする必要がありますので、ご注意ください。
なお、稜線からの滑走は、朝日岳直下については、一部、雪解けで、滑走できない部分ができ始めました。また、剣ヶ峰〜蚕玉岳稜線についても、一部、滑走できない部分があり、今シーズンの稜線からの滑走は、この土日で最後になるかと思います。また、岐阜県側の鶴ヶ池大雪渓は、まだ、滑走可能です。
天候は下り坂傾向ですが、明日はまだ、晴れ間が見える予報が出ています。明日も梅雨の中休みを十分楽しみたいものですね。
(2006/06/24 19:40更新)

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■2006年6月18日(日)■

@ 2006/06/18 09:40
次第に視界が開けてきます(位ヶ原)
A 2006/06/18 10:50
肩の小屋 24日(土)オープン、スタッフ一同お待ちしてます
       
B 2006/06/18 13:30
のんびり山を眺めてると時のたつのを忘れます(稜線付近)
C 2006/06/18 14:10
午後からはきれいな青空が...

 

 

▼ 昨日、6月18日の速報は、お休みと申し上げましたが、急遽、現地に向かうことができるようになりましたのでお伝えします。
ほおのき平では、朝の5時30分くらいから、まとまった雨が降り出しました。しかし、猫岳方面は、比較的、視界がよく、8時くらいには小雨に変わり、9時前の畳平では、少しずつ、薄日の差す天候になってきました。9時前の畳平の気温は10℃。ほんとにちょうどよい気候です。雨がやむと同時に、一時的に、霧に覆われるようになってきましたが、それも、次第に、薄くなり、雲間に青空がのぞくようになってきます。肩の小屋では6月24日(土)のオープンに向けて、準備が進められています。今日は4名の方が作業に取り掛かっていましたが、まだ、アルバイトの募集を行っているとのことです。
お昼前から、濃霧の中から、きれいな青空が、時折、大雪渓を覆うようになってきます。その後も、濃霧に覆われたり、青空に切り替わったりと、忙しい天候の繰り返しです。気温は、終始、14℃前後、濃霧に覆われても、湿り気をあまり感じず、さわやかな一日でした。
乗鞍高原から位ヶ原へ向かう春スキーバスが大雪渓まで延長運行されないため、今日の大雪渓はほんとに静かな雰囲気で、稜線に上がってくるスキーヤーもほとんどいません。朝日岳〜蚕玉岳稜線は雪がなくなり、稜線付近から滑走可能なエリアは、朝日岳直下と剣ヶ峰〜蚕玉岳稜線です。剣ヶ峰直下は雪がなくなりました。また、大雪渓エリアのクレパスは、深さについては変化はないようですが、開口幅がすこし広がっていて、小さなものがいくつもできていますので、注意が必要です。
また、ノリクラ雪渓カレンダーについても、本日、取材ができましたので、速報でお伝えしきれなかった大雪渓の様子は、今週末掲載予定の2006シーズン ノリクラ雪渓カレンダーVol.6で紹介する予定です。
(2006/06/18 19:25更新)

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■2006年6月17日(土)■

▼ 本日は諸事情により、現地に出向いておりません。また、明日についても、現地へ向かうことができるかどうかわかりませんので、ノリクラ雪渓カレンダーの掲載についても、今回は、お休みとさせていただきます。
現地からの情報によると、今日は、午前中は比較的天気がよかったようですが、14時過ぎから、一時的に雨が降ったようです。ただ、現在は降っていないとのことです。
また、肩の小屋の管理人の話では、天候を見計らい、水路の点検・確保などの準備を行い、24日(土)の営業に向けて準備を進められたとのことです。また、今日も山頂へ向かう登山道はまずまずの賑わいとのことでした。
明日の速報については、現地からの情報が入りましたら、お伝えしたいと思います。(2006/06/17 17:30更新)

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■2006年6月11日(日)■

@ 2006/06/11 08:45
濃霧(畳平)
A 2006/06/11 11:15
今日もモーグルラインは大繁盛(鶴ヶ池大雪渓)
       
B 2006/06/11 12:00
体を張ってコース整備?(笑)
C 2006/06/11 14:45
午後の大雪渓は人影がありません

 

 

▼ 夜半から降りだした雨は、朝にはやんで、朝のほうのき平は曇。7時の気温は14℃。ほおのき平から望む猫岳方面はどんよりとした雲が垂れ込め、四ッ岳カーブ付近から上部は濃霧に覆われてしまいました。9時の畳平は8℃。動いている分にはそれほど寒くはありません。今日は午前中、岐阜県側の鶴ヶ池大雪渓を訪れましたが、先週に引き続き、エア台・コブラインが整備され、モーグラーの方々がたくさんお越しになっていました。滑るのも、コース整備を行うのも、皆さん、和気藹々と、それぞれのスタイルで楽しんでいらっしゃいました。
朝はほとんど風がありませんでしたが、お昼を過ぎると視界がどんどん悪くなり、30メートルほどしか見通しが利かなくなります。また、14時ごろには霧雨がつよくなってきます。雨と同時に気温が下がり始め、15時の大雪渓は8℃。濡れた合羽から寒さが滲みてきます。
大雪渓は、これまで速報やノリクラ雪渓カレンダーでご紹介した、雪渓上部右側や雪渓下部のクレパスの開口幅が、また広がっています。このほか、滑走上、大きな影響はないものの、小さなものがいくつも走っています。中には足を取られそうになるものもありますので、今日のような濃霧の日は注意が必要です。また、入梅を迎え、これからしばらくの間は、ぐずついた天候の日が続きますので、晴れていても、必ず、合羽などの装備は必須です。
なお、昨日と本日、取材し、速報でお伝えしきれなかった大雪渓の様子は、今週末掲載予定の2006シーズン ノリクラ雪渓カレンダーVol.5で紹介する予定です。また、6月4日(日)に開催された、乗鞍スカイライン・サイクルヒルクライムについても明日更新予定です。
(2006/06/11 19:15更新)

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■2006年6月10日(土)■

@ 2006/06/10 07:40
朝まで快晴(畳平)
A 2006/06/10 11:15
ノリクラ歴49年、現在67歳!
       
B 2006/06/10 13:10
どんよりしても、天候は悪化することなく安定
(蚕玉岳〜朝日岳稜線)
C 2006/06/10 15:30
本日、最終滑走者は3名!

 

 

▼ ほおのき平の朝は、ひんやりとした快晴から始まりました。始発のバスには20名ほどが乗車。畳平に到着したときはまだ、きれいな快晴。8時の気温は5℃。少し強めの風が吹き、寒さを感じます。しかし、その後、8時30分頃から、次第に雲量が多くなり、曇空になるにつれて、気温は上昇しはじめます。この時の大雪渓の気温は10℃。先ほどまでの寒さは感じることがなくなりました。その後も、気温は上昇し、12時の大雪渓の気温は16℃。朝の寒さで、余分に着込んだウェアのため、、蒸し暑さを感じるようになってきます。その後は、ほとんど無風になり、結局、一日中、曇空の状態が続きました。
位ヶ原の春スキーバスは2台だったようですが、大雪渓にはスキーヤー、ボーダーの姿はあまり多くありません。稜線まで登ってくる姿もほとんどありません。そんな中、元気に、スキー板を担いで行く方を見かけました。ノリクラ歴49年、大先輩です。
蚕玉岳〜朝日岳稜線付近は雪解けが進み、滑り降りることができません。すぐ隣の朝日岳直下から大雪渓へ滑り降りることになります。剣ヶ峰〜蚕玉岳稜線からの滑走は問題ありませんが、剣ヶ峰直下からの滑走は、雪はつながっているものの、岩が多くて滑走困難です。
今日は大雪渓を滑走するスキーヤー・ボーダーよりも、山頂に向かう登山の方々のほうが、多かったようです。ただ、登山というよりも普段着の方が多く、スニーカーでは稜線付近の積雪で足を取られ、危ない状態の方もいました。
明日は、一応、曇りの予報ですが、合羽を用意したほうがよさそうですね。(2006/06/10 19:50更新)

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■2006年6月4日(日)■

@ 2006/06/04 07:15
乗鞍スカイライン・サイクルヒルクライム T
A 2006/06/04 09:05
乗鞍スカイライン・サイクルヒルクライム U
       
B 2006/06/04 13:00
のんびり楽しく...
C 2006/06/04 15:35
今年もコブ作りが始まりました(鶴ヶ池大雪渓)

 

 

▼ 昨日ほどの快晴ではありませんでしたが、今日も一日を通して、よい天気に恵まれました。8時の畳平の気温は10℃。じーっとしているとちょっと寒さを感じますが、穏やかな気候です。
今日は、平湯峠から畳平へ向けて、自転車のヒルクライムレース、乗鞍スカイライン・サイクルヒルクライムが開催されました。488名の選手がエントリーされ、トップの選手は48分15秒と、昨年より4分以上も上回り、3位までの選手が48分台と好タイムでした。
乗鞍高原から位ヶ原山荘へ向かう春スキーバスは、昨日と同様 4台で、大雪渓は、午後になっても稜線に向かう人の姿が、絶えませんでした。それでも、稜線から滑り降りるエリアから外れた箇所では、のんびりと楽しむ方もいらっしゃいました。
日中になると、気温が少し上がり、13時の大雪渓は14℃。照りつくような日差しはありませんでしたが、湿度の関係か 動くとすこし蒸し暑さを感じるほどです。
稜線からの大滑走を楽しむ方々に加え、岐阜県側の鶴ヶ池大雪渓は、ボーダーの方々やモーグラーの方々が、ラインやエア台を作って楽しんでおられました。これからラインを求めて、モーグラーの方々がお越しになる季節がやってくるのだと思います。
大雪渓のクレパスは、さらに成長しています。先週ご案内した 雪渓上部右側と雪渓下部は、どちらも開口幅が1メートル近くなり、今日も、危うく落ちそうになった方もみえ、濃霧の日はさらに注意しなければならないでしょう。また、これ以外に、蚕玉岳〜朝日岳稜線から滑り降り、大雪渓に差し掛かる付近のクレパスも横幅が滑走エリア全体に広がり、下部へ滑り込む場所が限定される状態です。
なお、昨日と本日、取材し、速報でお伝えしきれなかった大雪渓の様子は、今週末掲載予定の2006シーズン ノリクラ雪渓カレンダーVol.4で紹介する予定です。また、乗鞍スカイライン・サイクルヒルクライムについても後日紹介する予定です。(2006/06/04 20:00更新)

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■2006年6月3日(土)■

@ 2006/06/03 08:35
超快晴
A 2006/06/03 11:20
位ヶ原から続々と登ってきます(稜線付近)
       
B 2006/06/03 11:55
遠景の山並みをバックにティータイム(稜線)
C 2006/06/03 15:50
乗鞍スカイライン・サイクルヒルクライム大会

 

 

▼ 今日はホントによい天気に恵まれました。明け方は少し肌寒い感じでしたが、日が高くなるにつ入れて、気温は上昇してきます。8時前の畳平の気温は11℃。風も無風〜そよ風程度のため、長袖のTシャツだけでも大丈夫なほどです。朝の大雪渓は紺碧の空に照らされていました。ほおのき平駐車場は、朝からたくさんの車が駐車され、7時の始発便は1台でしたが、8時の便は1台では足らなかったようです。また、位ヶ原山荘までの春スキーバスの運行が6月1日から開始され、三本滝駐車場は大変な人出のようでした。新島々からの定期便1台に加え、三本滝から3台が増発されたようです。したがって、大雪渓では、位ヶ原から山頂を目指す方々の人波が、稜線まで、まるで1本の帯のようにつながっていました。
この天候は、午後になっても崩れることなく、また、気温も高めで、12時の稜線の気温は14℃。日差しが強くて気温も高いため、雪面はかなり緩み、先週できかけていた縦溝が少なくなって滑走しやすい反面、ツボ足ではかなり歩きにくい状態でした。
県道乗鞍岳線で最後まで残っていた、大雪渓駐車場から畳平の間は、除雪が実施されたため、急斜面の雪渓を歩く必要はなくなりました。ただ、切り通された雪の壁は、ところによって10メートルはありますので、崩落には十分注意する必要があります。また、肩の小屋への専用道も除雪が実施されました。
明日は平湯峠〜畳平で、乗鞍スカイライン・サイクルヒルクライムが開催されます。シャトルバスを含む 車両の通行止めなどの規制はありません。日中は天候に問題はないようですので、選手の皆さん、がんばってください。(2006/06/03 19:30更新)

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