【速報バックナンバー 2007年8月分】

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◎ 8月

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■2007年8月26日(日)■

( この日の記事 : ノリクラ雪渓カレンダーVol.16、 全日本マウンテンサイクリング Vol.1 大会前日 、Vol.2 大会当日(製作中) )

@ 2007/08/26 08:23
第22回全日本マウンテンサイクリング T
=トップは57分15秒=
A 2007/08/26 08:24
第22回全日本マウンテンサイクリング U
=2位集団は常勝者の混戦状態=

B 2007/08/26 10:05
第22回全日本マウンテンサイクリング V
=気温24℃、とにかく暑い!=

C 2007/08/26 10:05
第22回全日本マウンテンサイクリング W
=今年も もちろんママチャリです=

 ▼ 今日はいろんな意味で「あつい 一日」でした。大雪渓エリアは早朝から気温が高く、6時の大雪渓はすでに14℃もあります。きれいに広がる雲海には南アルプス・八ヶ岳・浅間山が頭を覗かせています。青空には幾分筋上の雲が広がるものの真っ青な晴天が太陽の光線をダイレクトに届けてくれます。
今日は第22回全日本マウンテンサイクリング in 乗鞍が開催され、7時前から県境のゴール地点では誘導路の整備や計測装置の設置などの準備に追われています。そして、この日差しでみるみるうちに気温は上昇して7時の県境付近は18℃。スタート地点の観光センターと中継を行っているアナウンサーの方は厚手の防寒着を脱いでゴール地点の気温や準備状況をカメラに向かって伝えていました。競技は7時30分にチャンピオンクラスを先頭にクラスごとに順次スタートし、標高2720メートルの県境まで20.5kmのヒルクライムが始まります。トップの選手は8時23分頃かなりのスピードで大雪渓前を単独で通過して行きます。そして約1分後に4〜5名の2位争いの集団が通過して行きます。その中にはノリクラではおなじみの選手の顔ぶれが並んでいる様子を伺うことができました。最終的に1位は57分15秒で昨年より25秒早いタイム、2位は57分56秒、3位は57分58秒でした。(正式記録は主催者の公式発表をご覧ください)
そんなデッドヒートを繰り返す中、気温もかなり高めの状況が続きます。10時の気温は24℃まで上昇し、頭からボトルの水をかけたり、サイクルジャージのファスナーを全開にして走行する選手の方々がたくさんいらっしゃいました。
今日の大雪渓は岐阜県側からしかアクセスできない状況にもかかわらず、常連の方々を中心にたくさんお越しになっていたようです。雪渓上部左側のモーグルコースには17名ほど、雪渓上部右側の基礎・ポールコースには10名ほどの方がお越しになり、バーンコンディションもかなり緩んで滑りやすい状況だったようです。
県道乗鞍岳線の県境部分が大会のゴール地点になっていますが、11時を過ぎてもまだまだ選手がお越しになります。この頃になると雲が多くなり日が翳り始めると同時にこれまでの無風から少し東の風が吹きはじめて、火照った体をクールダウンしてくれるようになります。そして11時30分にはすべての競技が終わりました。
全日本マウンテンサイクリングの大会が終わるとノリクラの夏が終わりを見せます。ノリクラは夏が終わるとあっという間に秋の気配が足早に訪れます。昨日と本日の速報でお伝えできなかった各種情報は、今週末掲載予定の 2007シーズン ノリクラ雪渓カレンダー Vol.16 で紹介する予定です。また、全日本マウンテンサイクリングの詳細は後日改めて掲載いたします(※)。掲載の際はトップページでお知らせいたします。(2007/08/26 21:20更新)
※ 9月10日に 全日本マウンテンサイクリング Vol.1「大会当日」 を掲載いたしました。

 

2007/08/26 06:15
快晴

 ▼ 今朝の大雪渓は筋上の雲が掛かるものの快晴。雲海の上に南アルプス・八ヶ岳・浅間山が広がっています。気温は14℃。風はほとんどなく、自転車日和です。今日は第22回全日本マウンテンサイクリングin乗鞍が開催されます。そのため県道乗鞍岳線は12時30まで通行止めでシャトルバスは13時便まで運休となりますのでご注意ください。大会は7時30分スタート。8時20分くらいにはトップの選手が大雪渓前を通過することと思います。詳しくは夜の速報でお伝えいたします。なお、朝の速報は都合により実施しない週もありますので、ご了承ください。(2007/08/26 06:30更新)

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■2007年8月25日(土)■ ( →この日の記事 : ノリクラ雪渓カレンダーVol.16  )

@ 2007/08/25 10:35
日差しに照らされバーンは緩んできます
A 2007/08/25 12:55
午後になると雲が広がり始めます

B 2007/08/25 14:35
第22回全日本マウンテンサイクリング
=大会エントリーにたくさんの選手が=

C 2007/08/25 17:20
第22回全日本マウンテンサイクリング
=明日7時30分、レースはここからスタートです=

 ▼ 今朝の乗鞍高原はあまりひんやりとした感覚のない気候から始まりました。6時の気温は18℃で、お盆休みの頃とそんなに変わりありませんが、朝のすがすがしさというよりも日中の空気に近い感じです。朝の速報でもお伝えしたように今日は第22回全日本マウンテンサイクリング in 乗鞍の大会エントリーが観光センター前駐車場で行われました。そのため、車両の駐車はもちろんのこと、シャトルバスも乗り入れが禁止となり、シャトルバスは観光センター前の県道にある路線バスの停留所での乗降となります。6時のシャトルバスは2台、60名の乗客を乗せて出発しました。山麓ではほとんど風を感じない朝でしたが、シャトルバスが登って行くにつれて、徐々に風が強くなり、大雪渓に到着する頃には強風といってもよいほどの西からの風が吹き続けています。7時の大雪渓の気温は13℃。風もあって寒さを感じます。天気は少し薄い雲がで青さが少し薄くなった感じはあるもののきれいな快晴。そして、遠景の山々が水墨画のように織り成す光景は訪れた登山客の方々に感動を与えていました。
観光センター前駐車場など周辺の駐車場が駐車禁止の措置がとられているものの、8月最終の週末ということもあってまずまずの人出で、ご来光バスの3台を皮切りに、7時バスは2台、8時バスは3台で、9時バスは5台の運行状況でした。マウンテンサイクリング大会のため、シャトルバスの停留所が観光センター駐車場の外であることは先ほど申し上げましたが、そのほかバスの転回場所なども規制され、大会エントリーで訪れる選手でごった返す中での配車はなかなか苦労していたようです。
風の強い早朝の大雪渓も8時30分頃から次第に収まりを見せ、東の空には少し雲が広がるようになってきますが、山頂付近など西の空は逆に青さが増してきてきれいに晴れ上がっています。それと同時に9時を回る頃から四阿山や浅間山方面から次第に霞んでき始め、お昼前には八ヶ岳・南アルプスなども霞の中となってきます。早朝の寒さは完全になくなり、どんどん気温が上昇し10時の気温は21℃。日差しがジリジリと照りつける感覚はないものの、結構な暑さを覚えます。その後は南の空から山頂にかけて雲が流れてくるようになり、11時ごろには雲で日がかげるようになってきます。12時の大雪渓は20℃。南から少しひんやりとした風が吹くものの、晴れているものの雲量が多いといった状況には変わりありません。久しぶりの暑さで大雪渓のコンディションもかなり緩みました。雪渓上部右側などはたけのこ状の氷の柱がありますが、それも結構緩み、整地さえすればかなりの好条件となったはずです。例年、マウンテンサイクリング開催の週末は訪れる方は少なめですが、今日ポール・基礎の方々など雪渓上部右側は10名ほど。モーグルの方など雪渓上部左側で20名ほどの方がお越しになっていました。
本日は観光センターの大会エントリー会場の取材のため、13時に下山いたしましたが、乗鞍高原もかなりの暑さを見せています。エントリーを終えた人たちが木陰を求めて駐車場脇に移動したり、会場のアナウンスでも熱中症に注意するよう何度も放送していました。15時の乗鞍高原は32℃。会場周辺は多くの自転車と会場に押し寄せる選手の車などで、今シーズンでもっともにぎやかな一日をおくった様におもいます。そして、大会エントリーが終了した17時にはまばらになった会場に人々の影がくっきりと長く伸びています。夕方になっても涼しさはなく、日の落ちた19時の乗鞍高原は十三夜の明るい月が南の空に浮かび、18℃もある穏やかな夜を迎えています。明日は7時30分に観光センター前から4000名近い選手の方がスタートします。明日もよい天気が続きそうです。この日のために調整してきた選手の方もいらっしゃると思います。県道乗鞍岳線は、石畳など路面状況の悪いところが修復舗装されています。思う存分、実力を発揮できることをお祈りします。(2007/08/25 21:35更新)

 

2007/08/25 06:50
快晴

 ▼ 今朝の大雪渓は薄い雲が掛かっているもののほぼ快晴です。7時の気温は13℃、西からの風が強く吹きぬけて行きます。長袖の上にウインドブレーカーを着たほうがよいほどです。まだ時間が早いこともあって、遠景の山並みが折り重なる光景を目にすることができます。今日から全日本マウンテンサイクリング in 乗鞍が開催され、大会会場となる観光センター前駐車場は車の乗り入れができません。乗鞍高原周辺もかなり混雑が予測されますので、時間に余裕を持って行動されたほうがよいでしょう。詳しくは夜の速報でお伝えいたします。なお、朝の速報は都合により実施しない週もありますので、ご了承ください。(2007/08/25 07:30更新)

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■2007年8月18日(土)■ ( →この日の記事 : ノリクラ雪渓カレンダーVol.15  )

@ 2007/08/18 06:25
キャンプ用品満載、次の目的地に向けて出発!
A 2007/08/18 12:35
午前中はきれいな夏空が広がります

B 2007/08/18 14:45
霧の中、納得の行くまで滑り続けます

C 2007/08/18 15:00
再び晴れた大雪渓から日差しの強い山麓が確認できます

 ▼ 昨日以上に今日は秋を思わせるような一日でした。夜明け前の観光センター駐車場はよく晴れた満天の星空が広がっています。深夜2時の気温は20℃。観光センター駐車場には60台ほどの車がやってきて、静かに虫の鳴く秋の夜長を思わせるような雰囲気です。この時間、駐車場に入ってくる車はほとんどありません。ご来光バスは3台、105名の方が乗車されました。
夜が明けて、6時の気温は19℃。山頂付近には雲がたなびくものの、きれいに晴れ上がったよい天候です。この時点で駐車場には100台ほどの車がお越しになっていますが、まだ空きのある状態です。お盆休み後半に入って、賑わいに少し落ち着きを取り戻しつつあります。それでも自転車でヒルクライムに出かける方や、一泊を済ませて再びパッキングしたキャンプ用具を自転車に満載したツーリストのグループなどがあわただしく出発の準備を行っています。そして、これまで始発便から複数台で運行されていたシャトルバスは7時便は41名の乗車で1台のみで運行されました。ピークを完全に過ぎたかと思いましたが、その後の便は8時便が3台、9時便が6台、10時便が5台といつもの賑わいを見せていました。今日は日が照っていても日差しの強さは感じず、ヒルクライムしても本当にすごしやすい状況でした。乗鞍高原から三本滝を過ぎ、冷泉小屋の手前まではあまり風を感じません。それでも汗が噴出すような感覚ではなく、秋のようなカラッとした気持ちのよいコンディションです。そして幻の滝の見える付近から風を感じるようになってきました。ここ最近の幻の滝は水の流れはないものの、流れている部分が水に濡れていて、この日照りが続く中、少しは流れがあるようです。風は位ヶ原山荘から強くなり、その風には涼しさがあって、ペダルを回していても汗が引いてくるような感覚さえ覚えます。
10時の大雪渓は20℃。じーっとしていると半袖のサイクルジャージでは寒ささえ覚えるほど。きれいに晴れ上がった空には北から南へ足早に雲が流れて行きます。雲の流れとともに天候はだんだん翳りを見せ始め、11時ごろになると山頂付近に霧がかかり、風がさらに強くなって、室堂方面から雲がどんどん流れてきます。そして、11時過ぎには青空がなくなり、完全に曇り空に変わって行きます。12時の大雪渓は21℃。北から南に足早に流れて行く雲の切れ間から時折青空が広がると真夏ような蒸し暑さを覚えますが、雲に覆われると寒ささえ覚えるような状況で、雪渓付近を歩き回っていてもウインドブレーカーを着ていてちょうどよいほどです。
今日の大雪渓は人出はまばら。雪渓上部左側のモーグルコースで約20名、右側では基礎キャンプやポールレッスンを行っている方が10名ほどで、シャトルバスの賑わいぶりとは無縁の状況です。バーンコンディションは昨日よりも若干固め。モーグルコースは管理人の手で雪渓の上端から下端までびっちりコースが作られましたが、上から下まで通して滑走できる方はなかなかいません。そのため、納得のいく滑りで一本が通せるまで、自分の体力が続く限り何度もトライするモーグラーの姿を夕方まで見かけることができます。
14時くらいになると大雪渓には霧が立ち込めるようになります。その霧が入り始めると気温がぐっと下がってきて14℃です。ウインドブレーカーを着ていても寒さが身にしみます。それでも15時くらいから霧はなくなり、視界が戻ってきます。今日は大雪渓エリアは霧が掛かったり抜けたりを繰り返しましたが、東に広がる山麓は常に強い日差しに照り付けられ、暑い一日が続いていることがわかり、さらに天候の悪いのは大雪渓付近だけであることもわかります。16時の気温は12℃。涼しさという感覚は通り過ぎて寒さを覚えるほどです。そして、西日が差し込むようになると、剣ヶ峰・蚕玉岳・朝日岳といった乗鞍の山並みのシルエットが位ヶ原に映し出され、青空にたなびく雲が赤く染まるようになってきます。乗鞍高原に下山した19時には赤く染まった雲が広がり、気温は21℃。観光センター前駐車場には30台ほどの車が明日の朝を迎えようとしています。今回のお盆休みは本当によい天気が続きました。午後のシャトルバスは14時便・15時便でそれぞれ5台運行されてまずまずの混雑があったように見られましたが、本日の乗客数は1361名でピークを過ぎてつつあります。本日でお盆の取材は終わりですが、昨日と本日の速報でお伝えできなかった各種情報は、今週末掲載予定の 2007シーズン ノリクラ雪渓カレンダー Vol.15 で紹介する予定です。(2007/08/18 22:20更新)

 

2007/08/18 10:10

 ▼ 今朝の大雪渓は夏の雲が広がる青空に包まれています。10時の気温は20℃、北からの涼しい風が吹き、すがすがしい気候です。雲が激しく南に流れて、時折、日が翳ることがあります。空気は完全に秋のような感じでじーっとしているなら長袖のほうがよいくらいです。詳しくは夜の速報でお伝えいたします。なお、朝の速報は都合により実施しない週もありますので、ご了承ください。(2007/08/18 23:00更新)

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■2007年8月17日(金)■ ( →この日の記事 : ノリクラ雪渓カレンダーVol.15  ) 

@ 2007/7/29 10:00
午前中は秋のような青空が広がります
A 2007/08/17 13:25
合羽は防寒着代わりに

B 2007/08/17 13:50
午後は絶えず霧が流れ込みます

C 2007/08/17 16:35
夕方には再びきれいな青空が戻ってきます

 ▼ 今日は秋を思わせるような一日になりました。連日続いた晴天は少し翳りをみせ、夜明け前から雲が広がります。深夜から満車状態が続いた観光センター駐車場もピークを過ぎた感じで、深夜2時の段階で停まって車の台数は60台ほどで気温は21℃、上空には薄い雲がかかり、星が見えづらい状態になっています。先週あたりは半袖で表に出ても寒さはなかったものの、少し肌寒い静かな夜です。ご来光バスは4台運行され、89名の方が乗車されました。今日のご来光は雲の中からの日の出だったようです。
6時の観光センター駐車場はうろこ雲がたなびく青空。気温は23℃で半袖の方のほうが多いような状況です。この時点では90台程度の車がお越しになっていて、駐車スペースを探すのに苦労することはありません。6時の始発便は2台運行されました。
7時になってもさほど気温は上がらず24℃。これまでのような汗ばむような感覚はありません。7時のシャトルバスは2台。約50名の乗車です。乗鞍高原ではほとんど無風でしたが、魔利支天バス停付近から風が吹き始めます。それまでの青空は薄い雲に覆われるようになり、太陽に映し出された雲の濃淡が空一面を覆うようになります。それでも空気は澄んでいて、車窓から穂高はもちろんのこと、八ヶ岳、南アルプスの稜線がくっきりと浮かんでいます。近景の山並みと折り重なり、まるで水墨画を見ているような趣です。
8時の大雪渓は青空にうろこ状の雲が広がっています。気温は16℃、シャトルバスから下車するとひんやりした感覚を覚えます。この数日間の真夏の状況とはまるで違う気候です。
お盆休みも後半になり、今日は平日ということもあって大雪渓を訪れるスキーヤーは少なめ。全体でも20名ほどではないかと思います。それと引き換え、シャトルバスは8時便が4台、9時便が7台、10時便が6台といつもの混雑を見せています。ただ、肩の小屋口バス停で下車する方はあまりいらっしゃらない様子から、大半が観光客の方だったのではないかと思います。
この天候も次第に変化を見せ始めます。10時くらいから西からの風がやや強くなり、11時前から強弱を繰り返すものの絶えず風が吹くようになります。日が高くなるにつれて風に温度を感じるようになってきましたが、昼前から風に冷たさが出てきてまるで秋のような雰囲気。12時の大雪渓は18℃、それまで停滞していた雲が西から東へ激しく動き始めます。それと同時に時折日差しが隠れるようになりますが、空の青さに変わりはありません。激しく移動する雲で大雪渓には光のグラデーションがきれいに流れて行きます。しかし、きれいな青空もそこまでで、12時30分くらいになると、室堂ヶ原から大雪渓に霧が流れ込むようになり、上空は雲に覆われます。そして、さらに風に冷たさを感じ、長袖を着ていてもお昼休みでジーっとしていると寒さが身にしみるようになってきます。山頂付近も激しく霧が流れ、13時は16℃、14時は14℃と午後になると気温が下がり始めます。それと同時に大雪渓は全面霧に覆われるようになってきます。この天候と気候のため、大雪渓の雪質はやや固め。ただ、きれいに整備したバーンでは非常によいコンディションとなったようです。
天候は相変わらず霧が立ち込めたり抜けたりを繰り返しますが、15時くらいから風の冷たさが緩んできます。そして、16時30分ごろから再びきれいな青空が戻ってきます。その青空にはうろこ雲が広がり、朝の青空と全く同じような状況です。
下山した18時の乗鞍高原は24℃、観光センター前駐車場には30台近くの車が停まっています。これまでの混雑はありません。シャトルバスは朝の状況を見るとかなりの混雑を思わせましたが、今日の乗客数は約1500名ほどで、落ち着きを取り戻しつつあります。ただ、明日から週末を迎え、天候もまずまずの状況のようですから、再び賑わいを見せるかもしれませんね。(2007/08/17 21:30更新)

 

2007/08/17 07:50
晴〜曇

 ▼ 本日から二日間の予定で現地での取材を行います。今朝の大雪渓は晴れてはいるものの雲量多く、晴と曇の中間くらいの天候。8時の気温は16℃。長袖を着ていても若干寒さを感じる気候です。雲に厚みはなく所々うろこ状の秋のような雰囲気を見せています。こんな天候ですが、空気は澄んでいて、南アルプス・八ヶ岳など遠景の山並みが近景の山並みと折り重なって見える風景を楽しむことができます。西からの風がそよ風程度に吹いていて日差しはありません。昨日までの暑さがうそのような状態です。詳しくは夜の速報でお伝えいたします。なお、朝の速報は都合により実施しない週もありますので、ご了承ください。(2007/08/17 08:45更新)

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■2007年8月14日(火)■ ( →この日の記事 : ノリクラ雪渓カレンダーVol.14  ) 

2007/08/14 07:50
快晴 − 現地特派員より

 ▼ 本日は現地への取材に出向きませんでしたので朝の速報だけの予定でしたが、現地特派員や各種情報を元にお伝えいたします。(情報・画像のご提供ありがとうございました。)
朝の速報でお伝えしたように今朝も快晴の一日が始まりました。日中になっても時折山頂付近に雲がかかることはあってもすぐになくなり、午後になっても同じような状況が続きます。今日の肩の小屋の最低気温は11℃、最高気温は21℃で、気温そのものはさほど高い状況ではありませんが、強い日差しの中、風がほとんどなく昨日よりも暑い状態が続きます。それでも14時過ぎから冷たい風が吹き始め、15時の雲量が40%となり、火照った体をクールダウンさせてくれました。
シャトルバスは8時便が7台、9時便が8台、10時便が6台で、本日の乗客数は1937名と相変わらずの人出でした。また、肩の小屋のスタッフの肩の話では、山頂に訪れた登山の方々が休憩にお越しになる状況は先週末とほとんど変わらないようです。
19時現在の肩の小屋付近はきれいに晴れて明るい空が広がっています。この時間になっても昨日まではかなりの賑わいを見せていた観光センター駐車場は15台程度が停まるだけになっています。明日以降もよい天候が続くようですが、ノリクラ雪渓カレンダー編集のため、お盆期間中の速報は今回で一旦終了させていただき、次回は週末から再開いたします。(2007/08/14 21:50更新)

 

2007/08/14 07:00
快晴

 ▼ 本日は現地への取材に出向きませんが、朝の速報だけお伝えいたします。6時の乗鞍高原は快晴。18℃で暑くも寒くもない気候です。もちろん山頂はくっきりと青空に浮かんでいます。今日のご来光バスは4台。昨日のようなあわただしい状況は少なく、ご来光バスの時間帯では観光センター前駐車場は若干の空きがありました。6時のシャトルバスは2台。74名の乗車です。この時点になると駐車場は満車で、観光センターの売店ではおにぎりなどを求める人たちがひっきりなしに訪れるようになります。7時の気温は20℃で、シャトルバスは3台運行されました。セミもなき始めました。
昨日の速報で乗客数が約2000名とお伝えしましたが2030名で、一昨日に過去最高となった2000名を上回り、記録を更新いたしました。ノリクラ雪渓カレンダー編集のため、お盆期間中の速報は今回で一旦終了させていただき、次回は週末から再開いたします。(2007/08/14 07:00更新)

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■2007年8月13日(月)■ ( →この日の記事 : ノリクラ雪渓カレンダーVol.14  ) 

@ 2007/08/13 10:40
快晴の道を走ります
A 2007/08/13 14:45
午後になると自分の影がコブを滑ります

B 2007/08/13 15:20
シャトルバス連結運行
本日の乗客数2030名 記録更新

C 2007/08/13 15:50
今日も夕方までよい天気が続きました。

 ▼ 昨日と同様、今日も終日よい天気と賑わいが続いたノリクラでした。今日の賑わいは夜明け前のご来光バスに向かう人たちの準備から始まります。観光センター前駐車場は午前3時にはほぼ満車になり、あわただしく準備を始める人たちで観光センター駐車場には夜の静けさはなくなり、ご来光バスを待つ人の列は日中のシャトルバスと全く変わらない状態です。今日のご来光バスは5台。ご来光バスの出発を告げる係員の呼び声が夜中の乗鞍高原にこだまします。そしてご来光バスが発車すると再び夜の静寂さが戻ってきます。しかしそれもつかの間で今度は6時のシャトルバス始発便に乗車しようとする人たちが5時くらいからあわただしく準備を始めます。おそらくしばらくの間はそんな日が続くことと思います。6時の観光センターは晴。ただ、山頂付近には少し雲がかかり、富士見岳は雲の中です。気温は18℃で大半の人が半袖で散策しています。7時くらいになると山頂にかかる雲も取れ、気温は21℃まで上昇しセミが鳴き始めます。6時のシャトルバスは3台でしたが7時便は2台。ただ全員が乗車できず、数名の方が1時間後の便になったようです。
シャトルバスは今日も大変な賑わいで、8時便は7台、9時便が8台、10時便が7台と昨日に匹敵する状態です。観光や登山に出かける方は多いものの、今日は自転車でヒルクライムに訪れる方は若干少ない感じでした。天候・気候はヒルクライムにはまずまずの状況で、乗鞍高原から三本滝を過ぎて冷泉小屋まではじりじりと照りつける日差しで汗が吹き出る状況が続くものの、位ヶ原山荘の少し下あたりから風が吹き始め、位ヶ原山荘から上部はやや強めの風になり、火照った体をクールダウンさせてくれます。
11時の大雪渓は18℃。朝方は少し雲があったものの完全に快晴になります。ただ、東の空には雲がたなびき、この時間になると穂高は見えなくなってきます。風は南もしくは東から絶えず吹き抜けます。強い日差しに暖められてはいるものの冷たさを感じ、昨日のうだるような気候とは異なり、すごしやすい状況です。12時の大雪渓は19℃。強い日差しに照らされた雪渓から流れ出る雪解け水がせせらぎとなって、まるで麓の渓流のような激しい流れを見せています。
大雪渓の雪質は昨日よりも若干柔らかい部分が薄く、固めのバーンに一枚やわらかい層が乗っているといった状況で、昨日以上に滑りやすい状況でした。それでもコブは深くなり、午後になると疲れもあってかモーグラーの方々はかなり辛そうな表情を見せていました。それでも、この絶好のコンディションですから、夕方になっても滑り続ける方もいて最終バスまで粘ったモーグラーもいらっしゃいました。
午後のシャトルバスも14時便8台、15時便8台、16時便4台とかなりの混雑を見せ、最終的には今日の乗客数は2000名ほどでした。最終集計の結果が出ていませんが、もしかすると昨日よりも多かったかもしれません。(※)
午後になると雲が多くなり日が翳る時間が多くなってひんやりした空気を感じるようになりますが、気温はほとんど変わらず16時の大雪渓は18℃。その後もよい天気は続き、半袖のサイクルジャージのままダウンヒルしても寒さは全くなく、夏のノリクラが夕方まで続きました。
観光センターに到着した18時の気温は21℃。山頂付近には雲がたなびき、斜陽に照らされて若干赤く染まっています。この時間でも観光センター駐車場には70台以上の車が停まり、まだまだ賑わいが続いています。11日(土)から本日までの速報でお伝えできなかった各種情報は、今週末掲載予定の 2007シーズン ノリクラ雪渓カレンダー Vol.14 で紹介する予定です。(2007/08/13 21:25更新)
※ 最終的に本日の乗客数は2030人で昨日の2000名の最高記録を更新しました。(2007/08/14 追記)

 

2007/08/13 10:40
快晴

 ▼ 今日の大雪渓は快晴。11時の気温は18℃。風がやや強めに東から吹いています。山頂付近には雲が南から流れるときがありますが、すぐになくなってしまいます。吹き抜ける風は日差しに暖められてはいるものの、昨日とは異なり冷たさを感じます。今日もシャトルバスは大変な混雑となっています。詳しくは夜の速報でお伝えいたします。なお、朝の速報は都合により実施しない週もありますので、ご了承ください。(2007/08/13 11:15更新)

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■2007年8月12日(日)■ ( →この日の記事 : ノリクラ雪渓カレンダーVol.14  ) 

@ 2007/08/12 09:00
本日乗客数2000名、過去最高
A 2007/08/12 12:50
お昼を過ぎてもきれいな青空が広がります

B 2007/08/12 14:55
この日差しにかなり緩んだバーンコンディション

C 2007/08/12 16:00
川霧が立ち込めるような幻想的な光景のなかで...

 ▼ 今日はハイシーズンの中でも、もっともにぎわったのではないかと思う一日でした。6時の乗鞍高原は昨日と同様、雲ひとつない快晴。気温は16℃ですが寒さはありません。観光センター駐車場を行き来する人々は半袖の方が目立ちます。早朝から賑わいが目立ちますが、今日のご来光バスは4台で運行され、この時点で今日の賑わいが予測できる状態です。6時のシャトルバスは3台。この時点で駐車場には180台の車が停まっていて、空きスベースを探す方が大変な状態です。日差しが差し込むようになるとともに汗ばむような状態になり、6時30分頃にはすでにセミが鳴きだします。7時のシャトルバスは昨日より1台多い3台で運行され、111名の乗客が畳平に向けて出発します。7時便ですら、バス停から50メートル近い列ができたほどです。この頃になるとセミが喧しく鳴き始め、ジーっとしていても汗ばんでくるようjな状況になってきます。そして、8時便が6台で、9時便は9台が運行され、先週の7台を更新して今シーズン一番の運行台数となりました。その後の便も5台前後が運行されました。観光センター駐車場は8時の段階で完全に満車になり、空きスペースに駐車する車が出始めるほどです。この時点ではまだすずらん橋駐車場はほとんど駐車する車がありませんでしたので、観光センターが満車の場合はこちらを利用されることをお勧めします。
今日もヒルクライムの自転車の方がたくさんお越しになっています。本日はシャトルバスの取材のため、スタートがお昼近くになってしまったせいもあって、かなりの暑さの中でのヒルクライムとなりました。日差しの全く緩むことのない中、吸い込む空気の暑さで逆にむせるほど。この状況は位ヶ原山荘を過ぎるまで続き、これまでの状況との違いをたとえるなら、春と夏ほどの違いがあります。訪れるヒルクライマーも大半が半袖のサイクルジャージです。
今日はお昼近くになっても、若干の雲が湧き上がるものはあるものの、大雪渓は快晴が続きます。南アルプス・中央アルプスなどの遠景は見えないものの、穂高はくっきりと望むことができます。
13時の大雪渓は20℃。絶えず南から吹き抜けるそよ風に夏の眠気を誘うほどです。そしてこの頃から山頂の頭上を南から足早に夏の雲が駈け抜けて行きます。
今日の大雪渓のコンディションはザクザクとまでは行かないもののかなりやわらかめのコンディション。きれいに整備すればスキー場といってもよいほどの状況です。14時ごろになると雲量が増え、時折、陽がかげるときがありますが、天候の崩れを心配するような状況ではありません。きれいに西日が差し込む大雪渓に霧ともかすみとも言えない川霧が立ち込めるような幻想的な情景が斜陽に照らされ、今日一日を締めくくるには持って来いのワンカットを撮影することができました。
午後のシャトルバスは大半が5台で運行され、今日のシャトルバスの乗車人数はちょうど2000名でした。2000名を超えたのは2003年のマイカー規制から始まってシャトルバス運行開始以来始めてのことで、今日一日の賑わい振りがこの数字だけで物語ることができます。
16時の大雪渓は18℃。半袖のサイクルジャージでも全く寒さはなく、その格好でダウンヒルしても寒さどころか心地よささえ感じるほどです。観光センターに戻った18時の気温は21℃。少し雲がかかった山頂が見え隠れしています。観光センター前駐車場にはまだ70台ほどの車が停まっていて、まだまだ賑わいが続いています。明日もよい天気が続きます。短いノリクラの夏を今のうちに思う存分楽しみたいものですね。(2007/08/12 21:40更新)

 

2007/08/12 07:00
快晴

 ▼ 今朝の乗鞍高原は快晴。7時の気温は18℃ですがもうじりじりと暑さを感じ取るようになってきます。観光センターは早朝から満車状態。昨日より人出は早く、今日も混雑が予想されます。完全に夏本番を迎えました。詳しくは夜の速報でお伝えいたします。なお、朝の速報は都合により実施しない週もありますので、ご了承ください。(2007/08/12 07:40更新)

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■2007年8月11日(土)■ ( →この日の記事 : ノリクラ雪渓カレンダーVol.14  ) 

@ 2007/08/11 10:00
雪渓上部のモーグルコースへ向かいます
A 2007/08/11 12:05
今日もたくさんのヒルクライマーがお越しになります

B 2007/08/11 12:20
午後からは厚い雲が次第に広がる

C 2007/08/11 15:45
夕方はやっぱり雨

 ▼ お盆のシーズンがいよいよ始まりました。観光センター駐車場には夜が明ける前からたくさんの車が訪れ、日付の変わった1時ごろにはすでに40台近い車が朝が訪れるのを待っています。1時の気温は21℃。寒さは全くなく半袖でも十分なほどです。月のない夜空には星が広がり、ご来光バスは3台運行されました。
早朝の乗鞍高原は雲ひとつない快晴の空から始まります。6時の気温は18℃、ひんやりとした朝です。そして観光センター前駐車場にはすでに100台近い車がお越しになり、駐車スペースを探すに苦労するような状態になっています。この天候に誘われてか、シャトルバスに乗車しようとする方があわただしく準備を進める姿があちこちで見られます。7時近くになると観光センター駐車場に日が差し込むようになり、気温は24℃まで上昇すると蒸し暑さを感じるようになります。そして周辺の木々からはセミの鳴き声がけたたましく耳に響くようになってきます。お盆を迎えるとシャトルバスは混雑を見せ、始発の6時便の2台を皮切りに、7時便が2台、8時便が4台と続き、9時便は6台と今日一番の運行台数です。そして、10時・11時便も4台とお昼近くになっても混雑は続いたようです。
7時便が到着した8時頃の大雪渓は雲ひとつない快晴。空の色は紺碧で今シーズン一番の深い青さです。日差しも朝一番から強く、9時30分ごろからは早くも南の空から山頂に向かって雲が湧き上がるようになり、10時頃には空全体の3分の1が、11時頃には全体の2分の1が雲に覆われるようになってきます。
大雪渓エリアは雪解けが進んで、雪渓下部では滑走される方の姿はなく、レーシングキャンプやモーグルコースなどは雪渓上部に設置されたため、ザックに板をくくりつけて雪渓上部まで歩いて行くスキーヤーの姿を見かけます。シャトルバスは大変な混雑を見せたにもかかわらず、大雪渓入口のある肩の小屋口バス停で下車する姿は少なく、いつもの週末と同じかやや少ないといった状況です。
時間の経過とともに雲はどんどん広がってきます。12時の大雪渓の気温は22℃。吹き抜ける風には冷たさはなく、空全体を雲が覆いつくすようになってきます。それからしばらくすると雲に厚みが出てきて鉛色の空が広がります。
今日の大雪渓は午前中は日差しがあって、表面は緩み始めたものの、午後からは日差しがなくなり、柔らかさはあるものの硬さを感じる状態でまずまずのコンディションでした。
日差しのなくなった午後は次第に山麓から霧が流れ込むようになり、14時の気温は18℃と少しひんやりとした感じを覚えるようになり、山頂付近に霧がかかるようになって15時ごろには雪渓上部は突然濃霧に覆われます。この頃から雷鳴が鳴り始め、15時30分から濃霧に加えて雨が降り始めます。視界は30メートルほど。一斉に肩の小屋口バス停に向かって撤退を始めます。そして、16時ごろになると雷鳴と雨は次第に激してきます。完全に夏の夕立といった状況で気温はさらに下がって16℃です。しかし、この雷雨も17時くらいにはほぼ収まり、乗鞍高原に戻った頃には晴れ間の見える状況まで回復します。18時の観光センターの気温は21℃、まだ、50台ほどの車が停まっています。明日もよい天気が続きそうですから、ノリクラなど高い山では今日のような午後から天候が不安定になることが予測されます。朝一番が勝負かもしれませんね。(2007/08/11 20:30更新)

 

2007/08/11 07:45
紺碧の快晴

 ▼ 今朝の大雪渓は雲ひとつない紺碧の快晴。今シーズン一番の深い青空です。気温はすでに17℃まで上昇し、照りつける日差しにジーっとしていても背中ににじみ出てくるものを感じます。南からのそよ風には冷たさはありません。雲ひとつない快晴ですが、若干、モヤがかかって遠景の山並みはすでに霞んでいます。観光センターはかなりにぎわっていましたので、今日は天候・人出ともに本格的な夏を迎えた一日になりそうです。詳しくは夜の速報でお伝えいたします。なお、朝の速報は都合により実施しない週もありますので、ご了承ください。(2007/08/11 08:25更新)

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■2007年8月5日(日)■ ( →この日の記事 : ノリクラ雪渓カレンダーVol.13 ) 

@ 2007/08/05 06:50
早朝からヒルクライマーは畳平目指して出発
A 2007/08/05 12:10
雲量は多いもののきれいな晴天

B 2007/08/05 14:20
大雪渓は久しぶりにたくさんの方が訪れます

C 2007/08/05 15:10
夕方まで果敢に攻めまくります

 ▼ 今日はまずまずの天候の一日を過ごすことができました。早朝の乗鞍高原は雲量が多いものの青空が広がるよい天候から始まります。6時の気温は18℃。少しひやっとした感じがありますが、観光センター前駐車場を歩く方々には半袖の姿も見られるほどです。駐車場にはすでに90台近い車がやってきて今日の混雑ぶりが想像できます。山頂付近には雲がかかっているものの、大雪渓は何とか見える状態です。そして、時間が経過するにつれて気温も徐々に上がって7時ごろには22℃まで上昇し、若干蒸し暑さを感じるようになってくると、一斉にセミが鳴き始めます。
梅雨が明けて最初の週末ということもあり、多くの方が畳平に向かいました。シャトルバスは6時便は1台でその後は7時便が2台、8時便が4台とここまではいつもの週末と変わりませんが、9時便は7台運行され、先週の5台を更新し、今シーズン一番となりました。
今日は早朝から畳平に向かってヒルクライムされる方が駐車場のいたるところで自転車の準備を行っています。7時前には観光センターを出発される方も結構いらっしゃいました。今日の天候・気候はヒルクライムには申し分ない状態。三本滝ゲート付近までは若干汗ばんできますが、8時30分くらいから一旦日が翳って汗が引いてきます。ただ、風に冷たさはなく、若干の蒸し暑さは感じます。それでも位ヶ原山荘付近までやってくると風に冷たさを感じる状態に変わってきます。走り始めは長袖のサイクルジャージでは暑すぎるかと思いましたが、最終的にはちょうどよいかなと思うほどです。また、ひっきりなしに訪れるヒルクライマーの格好は半袖と長袖と半々といったところでした。
大雪渓は一旦霧に覆われることもありましたが、9時過ぎから再びきれいな晴天に覆われます。気温は16℃です。雪渓下部の雪解けが進み、多くの方が雪渓上部に移動します。雪渓上部右側ではポールと基礎のキャンプが4グループほどで、左側は雪渓下部から移動したモーグルコースが1ライン新設されています。雪渓下部はかなり緩んだ雪質になり、雪渓上部では表面はやわらかい状態になりますが、所々硬い部分が残ります。11時くらいから山頂付近には雲がかかるようになり、上空の雲量が増えて日差しがなくなってきます。そして、12時の大雪渓は16℃。気温はさほど上がりませんが、風には涼しさはなく、この頃から雷鳴が聞こえ始めますが、1時間ほどで収まります。ただ、13時過ぎから大雪渓全体を霧が立ち込めるようになって14時過ぎには一旦雨が降ります。この頃になると、風に涼しさを感じるようになり、雨がやんだと同時に、晴天といってもよいほどの青空と日差しが戻ってきます。モーグルコースでは西日に照らされてコブの凹凸が浮かび上がり、果敢に攻めるモーグラーの方々のシルエットが雪渓上に長く伸びていました。この晴天はしばらく続き、16時近くになっても雪渓上部全体で30名以上の方々がまだ滑走を楽しんでいらっしゃいました。
畳平のお花畑はハクサンイチゲがほぼ終了し、ミヤマキンポウゲやヨツバシオガマが主流となり、だんだん真夏に咲く高山植物へシフトしてきているようです。17時の畳平は霧が西から東へ流れるものの晴の天候、気温は13℃です。この頃になると風もほとんどなくなり、きれいな青空が広がって、たなびく雲が夕日で赤く染まるようになってきます。今日一日で昨日の分まで十分楽しめたように思えるほどでした。なお、速報でお伝えできなかった各種情報は、今週末掲載予定の 2007シーズン ノリクラ雪渓カレンダー Vol.13 で紹介する予定です。(2007/08/05 22:15更新)

 

2007/08/05 09:30

 ▼ 今朝の大雪渓は雲量は多いものの青空がのぞく天候です。どちらかというと青空よりも雲のほうが多いといった状況です。10時の気温は16℃。昨日とは打って変わってたくさんの方が大雪渓にお越しになっています。風はそよ風程度で山頂付近には若干雲がかかり、時折大雪渓まで降りてくるときがあります。詳しくは夜の速報でお伝えいたします。なお、朝の速報は都合により実施しない週もありますので、ご了承ください。(2007/08/05 10:20更新)

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■2007年8月4日(土)■ ( →この日の記事 : ノリクラ雪渓カレンダーVol.13(製作中

@ 2007/08/04 09:15
今日は視界がよいときでもこの程度
A 2007/08/04 13:10
時折、雨に降られます

B 2007/08/04 13:05
雨に降られてもヒルクライマーは続々とやってきます

C 2007/08/04 15:50
今日は一瞬たりとも霧がぬけるときはありませんでした

 ▼ 日付が変わる前までの乗鞍高原は生暖かい風が吹き、上空には雲が足早に流れてゆきます。その雲間に半月が見え隠れして暗い闇夜が広がっています。そして日付が変わる頃からまとまった雨が降り始めてきました。台風5号の影響のようです。
そして、夜が明けた乗鞍高原は曇。6時の気温は18℃で寒さは全くありません。観光センター前駐車場には30台ほどの車がやってきています。どんよりとした雲はかもしか平付近まで垂れ込め、東の空へ足早に流れてゆきます。ただ、観光センターでは風はありません。梅雨が明けた最初の週末ですが、この天候のため、人出はこの時期としては多くありません。6時のシャトルバスは1台で10数名ほど、7時便も1台で28名です。シャトルバスに乗車される方の姿を見ても、スキーヤーの方か登山の方がほとんどで、早朝の便には観光に出かける方の乗車はほとんどありません。
三本滝ゲートを過ぎて冷泉小屋付近に差し掛かると少し風が出てきます。そして位ヶ原山荘を通過すると濃霧と強風に見舞われるようになります。風でバスがあおられている様子が車内からでも感じ取れるほどです。朝の速報でもお伝えしたように8時の大雪渓は完全に濃霧の中。気温は12℃ですが寒さはありません。激しく東へ霧の粒が流れて行くものの、霧の粒で全身がぬれてしまうこともなく、さほど苦になるほどの状況ではありません。かなり強い風にハイマツが波打っています。今日は雪渓上部に向かう基礎スキーキャンプやレーシングキャンプの方々がたくさんお越しになったもののモーグラーは皆無で、いつもとは反対の状況といった感じです。
この天候にもかかわらず、やはりハイシーズンを迎えていることもあって徐々に人出は多くなり、8時のシャトルバスは2台でしたが、9時便は4台も運行されました。しかし大雪渓入口にある肩の小屋口バス停で下車するスキーヤー・ボーダーはさほど多くありません。
時間が経過するにつれて、強風は徐々に収まりますが、濃霧はほとんど変わらない状況で、10時ごろには一時的に雨がパラつきます。お昼を回っても天候にはほとんど変化を見せません。12時の気温は14℃、風は弱まってきたものの引き続き西から強弱を繰り返しながら吹き続けます。スキーヤーですら訪れる人が少ない状況にもかかわらず、自転車のヒルクライマーは数分おきに大雪渓前を通過して行きます。そして13時ごろには少しまとまった雨が降り、畳平を目指すヒルクライマーはびしょぬれになりながらべダルをまわし続けて行きます。
午後になっても一向に天候は変化を見せません。大雪渓の滑走エリアも下部よりも上部がメインになってきて、雪渓上部では基礎スキーやレーシングの方々が波打つバーンに苦労しながら夕方までレッスンに励んでいました。
17時の大雪渓は12℃。今日は気温も視界状況もほとんど変化のない状況が大雪渓では続きましたが、この濃霧も大雪渓から数百メートル下った4号カーブまでで、山麓に戻った乗鞍高原では青空が少し広がり始めていました。台風5号は太平洋に抜けたようですが、まだ不安定な状況で、明日もはっきりしない天候のようです。今日のような終日完全に濃霧では全く取材になりませんので、明日こそは視界のよい天候になってほしいものです。(2007/08/04 20:20 更新)

 

2007/08/04 07:40
強風・濃霧

 ▼ 今朝の大雪渓は濃霧。西からの強風で激しく霧が目の前を通過して行き、ハイマツ帯が風に激しくあおられています。視界は30メートルほどしかありませんが、霧の粒で全身がずぶ濡れになるということはありません。山麓側の空は明るいものの山頂側は鉛色の空です。気温は12℃、湿度が高いせいか寒さはさほど感じません。詳しくは夜の速報でお伝えいたします。なお、朝の速報は都合により実施しない週もありますので、ご了承ください。(2007/08/04 08:20更新)

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