【速報バックナンバー 2013年3月分】

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◎ 3月

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■2013年3月30日(土)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダー プレリリース版Vol.2
  (ご注意 :今回の記事はバックカントリー経験者を対象としたもので、ツアーコース初心者の方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします)  

@ 2013/03/30 09:25
気温4℃ 快晴無風 − 絶好の春スキー日和
(ツアーコース入口)
A 2013/03/30 12:00
やや霞む遠景も、山並みははっきりと
(ツアーコース − 位ヶ原急斜面)

B 2013/03/30 13:00
気温0℃ − 上部エリアはやや締まった滑りやすいバーン
(位ヶ原)

C 2013/03/30 13:45
穏やかな昼下がり − のんびりとランチタイムを楽しむ
(大雪渓)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

▼ 終日にわたって雲ひとつない快晴が広がり、ほとんど風の影響のなく、まさに春スキー日和の穏やかな一日を送ることができました。

日付が今日に変わる頃の乗鞍高原は、星や雲が確認できない夜空が広がっています。気温はプラス2℃、遠くに鳥居尾根ダウンヒルコースの水銀灯がぼんやりと霞んで空を照らし、闇夜に目が慣れてくると上空は薄く雲がかかっている様子がわかります。暗闇に順応できるようになるまでしばらく時間がかかりますが、その間に体が冷え込んでくる様子はなく、真冬の厳しさから開放されつつあるように感じます。

そして、一夜明けた乗鞍高原は、周辺の山肌をも飲み込むほどの低い雲が垂れ込んでいます。7時の気温はプラス2℃、寒さはないものの、なぜか体がこわばってほんの少しだけ冷え込みを感じる状況です。それでも、ものの30分もすると雲の隙間から青空が見え隠れする状態になってきました。

この1週間で激しく雪解けが進んでいますが、今日もMt.乗鞍は正常どおりに8時30分よりリフト営業が始まりました。この時間帯になると、先ほどの低い雲はすべて消滅して、上空には真っ青な快晴が広がってきました。日差しの暖かさも徐々に感じる状況です。

リフトを乗り継ぎツアーコース入口に到達すると、今日もたくさんの方々がツアーコースに出発する準備が始まっています。Mt.乗鞍の営業は4月7日(日)までですから、このようにリフトを使ってツアーコース入口まで容易にアクセスできるのも、あと1週間のみとなってきました。(ご注意:休暇村ゲレンデは3月31日(日)で終了です。)
9時のツアーコース入口の気温は4℃。じーっとしていても、暖かな日差しに背中がホカホカと感じてきます。まさに快晴無風の状態で、いつものようにシールやスノーシューを装着する様子のほか、アウターをザックに押し込んでから出発する方々も多く見られました。

気候的には、完全に春スキーのシーズンとなってきたこともあって、ツアーコースのバーン状況は、厳冬期のパウダーは完全にありません。その代わり、ザラメが程よく固まって、日差しを受けた表面が緩み始める様子があります。そのため、シールでもそれほど滑りやすい状況ではありません。また、踏み抜くほどの緩み具合ではないため、ツボ足でも歩きやすく、今日はどの道具でも登りやすいバーン状況だったといえます。

入口急斜面を登り切った先のツアーコースでは、日陰を探して休憩される様子が多く見られます。日陰でクールダウンしながら大粒の汗をぬぐう様子は、つい数週間前までの厳冬期の状況からは想像できないほどです。

正午の位ヶ原急斜面の気温は0℃。この付近からやや冷え込みを感じさせる状況で、それまではバーンの表面が緩んだ感触が合ったものの、この付近からは少しずつ締まった足裏感覚が感じられます。そのため、シールがスリップして転倒するスキーヤーの様子もありました。それでも、これまで登ってきた山麓方面を振り返ると、遠景はやや霞んでいるものの、八ヶ岳・南アルプス・中央アルプスがはっきりと確認できることに気付きます。辛いときは足元ばかりを追ってしまうものですが、そんなときこそ目線をあげて、周囲の風景を楽しみたいものです。

位ヶ原急斜面を越えた先は森林限界の位ヶ原の台地が広がります。時折、強めの風が吹き抜けますが、雲ひとつない快晴はいつまでも続きます。摩利支天岳方面や大雪渓方面はたくさんの方々が続々と登って行く様子が続き、さらには剣ヶ峰と蚕玉岳の稜線からはいくつものシュプールが刻まれる様子もあって、春スキーがハイシーズンへと突入した雰囲気が感じられました。ただ、春といってもバーンが硬い部分がありますので、アイゼンの携行は必須です。

14時の大雪渓の気温は0℃。快晴無風が続く中、大雪渓トイレ付近では、穏やかな昼下がりをランチタイムをのんびりと楽しむ方々の様子があります。こんなことができるようになったもの、春になったからの証拠ともいえます。また、天候の急変に心配することのない今日のような天候だからこそ、楽しめるというものです。

今日は最終的に70名ほどの入山者数がありました。先週ほどの人出ではありませんが、これからの時期はたくさんの方で賑わう状況が続くと思います。また、春は天候の急変がありますので、位ヶ原よりも上部への入山は細心の注意が必要です。
なお、本日取材分の ノリクラ雪渓カレンダー プレリリース版Vol.2 は、次週末掲載予定です。今しばらくお待ちください。(2013/03/30 17:30更新)

●ツアーコースは若干ザラメのコンディション、それより上部は固めの状況。全体的に雪質は緩んできていますが、稜線付近に向かう方は、アイゼンの携行は必須です。●
これからの時期は雪崩発生に注意が必要です。過去の雪崩発生箇所は、ノリクラガイドマップ 冬〜春スキー版 に掲載しておりますので、ご参考にしてください。

3番標識では、先週とほぼ同じ積雪量で、昨年とほぼ同じ積雪量です。
5番標識では、先週よりも15センチ少なく、昨年より20センチ多い積雪量です。
位ヶ原急斜面では、先週よりも20センチ少なく、昨年より2メートル多い積雪量です。
また、位ヶ原では、先週より5センチ少ない積雪量です。

●ご注意 − ツアーコース入山にはしっかりとした装備と下準備を●
ここ最近、しっかりとした下調べをせず、また、ゲレンデ滑走とほとんど変わらない装備でツアーコースに入山される様子が散見されます。
ゲレンデ最上部からツアーコース入口へ容易にアクセスできることが大きな要因かと思いますが、ゲレンデ管理区域外を一歩でも外れた場合は、自己の管理下で行動することが求められます。ゲレンデ管理区域外上部は天候の変化がゲレンデ内よりも激しく、きれいなパウダーコンディションばかりではありません。湿雪やパック・クラストといったまともに滑走できないコンディションに遭遇することも珍しくなく、ゲレンデ内滑走以上に負傷する確立も高くなります。
地図などでのコース把握をしっかり整え、天候の急変によるホワイトアウトの可能性も考慮した装備と行動が必要で、一旦、事故が発生すると山岳遭難という扱いとなり、場合によっては、本格的な救助体制をとる必要があり、多額の救助費用が必要となることを十分認識して行動されるようお願いいたします。
 
【ノリクラ雪渓カレンダー(プレリリース版・正式版)の連載再開について】 
●ノリクラ雪渓カレンダー プレリリース版●
2013年3月23日取材分より開始し、4月下旬まで連載予定です。
●ノリクラ雪渓カレンダー 正式版●
2013年5月中旬頃から開始し、10月末まで連載予定です。

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■2013年3月23日(土)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダー プレリリース版Vol.1
  (ご注意 :今回の記事はバックカントリー経験者を対象としたもので、ツアーコース初心者の方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします)  

@ 2013/03/23 09:00
気温マイナス2℃ − 今日もたくさんの方が出発!
(ツアーコース入口)
A 2013/03/23 09:40
昨晩の降雪は数センチのみ − 下地が硬く慎重に行く
(ツアーコース − 入口急斜面)

B 2013/03/23 13:55
上部エリアはプチパウダーが最高に楽しい!
(大雪渓)

C 2013/03/23 14:30
夕方近くになってようやく青空が広がる
(大雪渓)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

▼ 今日は強風が吹きぬけ、激しく雲が行き交う天候でしたが、冬の厳しさはなく、春山ならではの穏やかな気候で、夕方になってきれいな青空を見せてくれた一日でした。

日付が今日に変わる頃の乗鞍高原は、チラチラと小雪が降る夜を迎えています。気温はプラス3℃。ほとんど風はなく、降る雪はまっすぐ落ちてきます。しかし、その雪に触れても手にはまったく感触はなく、一瞬のうちに消えてしまうほどの弱い降り方です。

そして、一夜明けた乗鞍高原は、晴れているものの雲量が多く、ノリクラの峰々には雲が厚く横たわっています。気温は0℃。昨晩と同様にまったく寒さを感じさせない朝です。東の空からは力強い朝日が昇ってきたものの、上空に居座っている雲の中に隠れてしまい、はっきりとしない雰囲気となってきました。観光センター周辺の積雪はこの一週間で激減しており、一気に春へと季節がシフトしていることがわかります。

少しばかり風が吹き始めるものの、天候が急変する様子もなく、幾分青空が増えてきたようにも感じます。Mt.乗鞍のリフト営業も通常通りに始まり、今日も大きなザックを携えたスキーヤー・ ボーダーの方々がリフトに乗り込みます。Mt.乗鞍のリフト営業は4月7日(日)までですから、リフトを利用したアクセスはあと2週間ほどで終了となり、その後は県道乗鞍岳線が三本滝ゲートまで開通するまでの1週間ほどの間は、全山歩いてアクセスする必要があります。

9時のツアーコース入口付近の気温はマイナス2℃。強風とまでは行かないものの、かなり風を感じる状況です。リフト営業開始直後のツアーコース入口付近にはすでに30名ほどの方々が出発の準備を行っていて、30分ほどの間に40名以上がツアーコースへと出発して行きました。

ツアーコース入口急斜面は、昨晩の降雪がうっすらと積もっている程度で、昨日までのトレース跡を覆い隠すほどの降雪ではありません。また、急斜面上部では下地が硬くてシールがスリップしやすく、多くのスキーヤーが苦労している様子がありました。

入口急斜面を登り切った先のツアーコースのバーン状況もまったく変わりありません。周囲の木々がうなりを上げ始めるほど風が強くなってきました。それでも、1番標識付近からは、高天ヶ原や剣ヶ峰がその姿を見せるようになり、今日も登行の足を止めて記念撮影する方々の様子が絶えず見られました。

正午のツアーコース位ヶ原急斜面の気温はマイナス4℃。この付近でも昨晩の新雪は数センチ程度で、パウダーを期待することができません。幾分、吹く風がよくなってきましたが、青空のほうは完全になくなってしまい、上空は全面雲に包まれ、滲んだ太陽がぼんやりと浮かんでいます。この天候ですから、位ヶ原急斜面から望む遠景ははっきりせず、南アルプスと中央アルプスは何とか確認できる程度となっています。この位ヶ原急斜面も入口急斜面と同様にシールがスリップしやすい状況で、慎重に登って行く様子が見られました。

さらにその先の位ヶ原は森林限界を超えた高山帯となるため、木々が乏しく、風の影響をまともに受ける状況となって来ます。ただ、午前中よりも風は収まり、厳冬期と比べると穏やかなものといえます。そして、天候が急変するような雲の気配もなく、多くの方が摩利支天岳や大雪渓方面へと向かう様子がありました。
また、風の影響を強く受ける位ヶ原は、地形によってアイスバーンがむき出しになっているところもあり、シールで歩く際には迂回しながら進む必要があるほどです。

13時の大雪渓の気温はマイナス6℃。午前中の風はほとんど収まってきて、気温ほどの寒さはありません。この付近の標高になると、昨晩の新雪が5〜10センチ程度降り積もり、プチパウダーを楽しむことができます。大雪渓・摩利支天岳を滑り降りてきたスキーヤーも満足そうな笑顔を見せ、ご自身のシュプールを何度も見返す様子がいつまでも続きました。

午後になって風が収まってきて天候が回復傾向を見せ始めてきましたが、14時ごろからはきれいな青空が広がり始めて、快晴無風に近い状況にまでなってきました。
下山途中のスキーヤーの方々も、もう少し早く天候が回復してくれたらと嘆く様子もあったほどでした。

今日は午前中だけで90名近い入山者があり、今期一番の人出で、春スキーのシーズンが訪れた雰囲気がいっぱいの一日でした。
なお、本日取材分より2013ノリクラ雪渓カレンダープレリリース版の連載を開始いたします。ノリクラ雪渓カレンダー プレリリース版Vol.1 は、次週末掲載予定です。今しばらくお待ちください。(2013/03/23 18:10更新)

●ツアーコースは全体的に固め下地にうっすらと新雪が乗っていて、ゲレンデのようなコンディションで、さらに上部の大雪渓・摩利支天岳方面ではプチパウダーを楽しむことができます。●
これからの時期は雪崩発生に注意が必要です。過去の雪崩発生箇所は、ノリクラガイドマップ 冬〜春スキー版 に掲載しておりますので、ご参考にしてください。

3番標識では、先週よりも15センチ少なくなり、昨年より20センチ多い積雪量です。
5番標識では、先週よりも20センチ少なくなり、昨年より80センチ多い積雪量です。
位ヶ原急斜面では、先週とほぼ同じで、昨年より2メートル以上多く、昨シーズンのピーク時(4月中旬)の積雪量を超えています。
また、位ヶ原では、先週より10センチ少ない積雪量です。

●ご注意 − ツアーコース入山にはしっかりとした装備と下準備を●
ここ最近、しっかりとした下調べをせず、また、ゲレンデ滑走とほとんど変わらない装備でツアーコースに入山される様子が散見されます。
ゲレンデ最上部からツアーコース入口へ容易にアクセスできることが大きな要因かと思いますが、ゲレンデ管理区域外を一歩でも外れた場合は、自己の管理下で行動することが求められます。ゲレンデ管理区域外上部は天候の変化がゲレンデ内よりも激しく、きれいなパウダーコンディションばかりではありません。湿雪やパック・クラストといったまともに滑走できないコンディションに遭遇することも珍しくなく、ゲレンデ内滑走以上に負傷する確立も高くなります。
地図などでのコース把握をしっかり整え、天候の急変によるホワイトアウトの可能性も考慮した装備と行動が必要で、一旦、事故が発生すると山岳遭難という扱いとなり、場合によっては、本格的な救助体制をとる必要があり、多額の救助費用が必要となることを十分認識して行動されるようお願いいたします。

 
【ノリクラ雪渓カレンダー(プレリリース版・正式版)の連載再開について】 
●ノリクラ雪渓カレンダー プレリリース版●
2013年3月23日取材分より開始し、4月下旬まで連載予定です。
●ノリクラ雪渓カレンダー 正式版●
2013年5月中旬頃から開始し、10月末まで連載予定です。

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■2013年3月16日(土)        (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ウインターシーズンは雪渓カレンダーの更新はありません)
  (ご注意 :今回の記事はバックカントリー経験者を対象としたもので、ツアーコース初心者の方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします)  

@ 2013/03/16 10:05
気温0℃ − 超快晴が続く
(ツアーコース − 1番標識付近)
A 2013/03/16 12:05
八ヶ岳、南アルプス、中央アルプスが一望
(ツアーコース − 位ヶ原急斜面)

B 2013/03/16 12:30
目指すは大雪渓! − 今日はまさに春スキー日和
(位ヶ原)

C 2013/03/16 12:45
午後から雲が広がるものの、よい天気の一日でした
(位ヶ原)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

▼ 前回と同様、雲ひとつない快晴の天候に恵まれ、アウターなしでも過ごせるようになって、春スキーの本格的なシーズンが間近に迫ってきました。

日付が今日に変わる頃の乗鞍高原は、満天の星空が広がる夜を迎えます。気温はマイナス2℃、北からの弱い空気の流れがあって、吐く息は長く尾を引いてゆく様子からキーンと冷え込んだ雰囲気を感じさせますが、じーっと星空を眺めていても寒さを感じさせないようになってきて、やはり季節が移り変わってきた様子がうかがえます。

そして、一夜明けた早朝7時の乗鞍高原は、雲ひとつない真っ青な快晴の朝を迎えます。気温はマイナス5℃。指先に痛みの走る冷たさがあるものの、顔をなでてゆく空気には昨晩と同様に柔らかなおだやかな雰囲気を感じさせてくれます。朝一番から真っ白なノリクラが朝日に輝き、青と白の空間が空に広がっています。

この一週間はほとんど降雪はなく、路面などには積雪凍結はすくなく、観光センター前駐車場に高く積み上げられた除雪の雪山も幾分低くなってきたようにも感じます。
今日もMt.乗鞍のリフト営業は通常通り始まり、かもしかゲレンデ最上部から始まるツアーコース入口には、リフト営業開始とともにスキーヤー・ボーダーの方々が集まってきます。

9時のツアーコース入口の気温は0℃。少しばかり西からの風を感じるようになってきました。リフト営業開始から30分ほどの間にお越しになったスキーヤー・ボーダーは10名程度と若干少なめですが、最終的には70名程度の方がツアーコースに入山され、徐々に春山シーズンの様相を感じさせる賑わいとなりました。特に今日はツアーコース周辺でテント設営したり雪洞を掘って一晩を過ごすという方もいらっしゃり、そんな様子を拝見しても厳しい冬の季節からの変化を感じるものでした。

時間とともに日差しも強くなり、アウターを来て上り始めた方の中には入口急斜面の途中でザックにアウターを押し込む様子が見られます。ただ、この強い日差しがあっても、バーンコンディションは硬い状態が続いています。流れる空気には冷え込んだ雰囲気があって、日差しを受けた背中はホコホコと汗ばんでくる状況をクールダウンさせてくれます。

入口急斜面を登り切った先のツアーコースも固めのバーンコンディション。シールでの登行では、所々で滑りやすい状況が見られ、また、ツボ足は踏み抜くことがないため、かなり歩きやすい様子がみられました。そのため、大半の登山者はわかんなどの装備はザックにくくりつけたままで登山靴の状態で登って行かれました。

午前中のツアーコースは快晴無風が続きます。先週のような黄砂に煙った空はなく、真っ青な厳冬期のようにきれいに澄んで、深い青空が続きます。1番付近など剣ヶ峰などのノリクラの主峰がばっちり眺められるビューポイントでは、一休みしてカメラを構える方々の様子がたくさんありました。寒さの厳しい真冬であれば、素手になってカメラを操作することなんて考えられなかったものの、今日は厚手の厳冬期ようの手袋は不要で、薄手のインナーグローブでも十分なほどでした。

正午のツアーコース位ヶ原急斜面の気温は2℃。まったくバーンは緩むことはありません。数日前にうっすらと降り積もった新雪があっても、シールで登り始めると下地の硬さがあって、転倒するスキーヤーも多かったようです。

そして、ツアーコースの先に広がる位ヶ原はシュカブラ(風紋・雪紋)と凍りついたアイスバーンが点在する状況で、午後になると少しずつ雲が沸き始めてきました。いつものように北風が吹いていますが、厳冬期から比べれば「そよ風」といっても良いほどです。それでも、アウターなしでは寒さを感じる状況でした。

13時の大雪渓の気温はマイナス4℃。かなり雲量が多くなり、青空はほぼ完全になくなってきました。位ヶ原より上部は森林限界を超え、木々はほとんどなくなり、天候の影響をダイレクトに受けます。そのため、先ほど申し上げたように、シュカブラ(風紋・雪紋)とアイスバーンが広がっていて、稜線近くに行けば行くほどひどくなりますので、山頂・稜線方面などに向かう場合は、アイゼンが必須となります。

速報を書く現在の乗鞍高原は、小雪が降り始めて山頂方面は雲に包まれています。しかし、明日も良い天気予報が出ていますので、穏やかな春スキーを楽しむことができる可能性が高いと思います。ただ、春は天候の変更が激しい季節ですので、万全の装備でお越しください。

●ツアーコースは硬めのバーンで表面の新雪が締まってやや滑りにくい状況です。森林限界を超えた大雪渓・摩利支天岳方面はアイゼン携行が必須です。●
これからの時期は雪崩発生に注意が必要です。過去の雪崩発生箇所は、ノリクラガイドマップ 冬〜春スキー版 に掲載しておりますので、ご参考にしてください。

3番標識では、先週よりも30センチ少なくなり、昨年より30センチ多く、昨シーズンの4月中旬ごろの積雪量です。
5番標識では、先週よりも20センチ少なくなり、昨年より1.3メートル多く、昨シーズンのピーク時(4月上中旬)の積雪量とほぼ同等です。
位ヶ原急斜面では、先週よりも10〜20センチ多くなり、昨年より2メートル多く、昨シーズンのピーク時(4月中旬)の積雪量を超えています。
また、位ヶ原では、先週とほぼ同じ積雪量です。(2013/03/16 17:20更新)
 
【来シーズンの速報、及び、ノリクラ雪渓カレンダーの連載再開の予定】 
2012ノリクラ雪渓カレンダー正式版 の連載は、今週末掲載予定の ノリクラ雪渓カレンダーVol.25<最終号> をもって 今シーズンの連載を終了させていただきます。連載再開予定は以下の通りですが、変更の可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
●速報●
2012年11月はお休みさせていただく予定です。ただ、ツアーコースなどの降雪状況によっては一時的にお届けする可能性もあります。
2012年12月から2013年3月までのウインターシーズンについては、週末を中心にトップページの速報のみお届けする予定です。ただし、天候状況な どにより、掲載 を実施しない週もあります。
2013年3月下旬以降の春夏秋シーズンは、ノリクラ雪渓カレンダー(プレリリース版・正式版)の取材日に合わせて実施する予定です。
●ノリクラ雪渓カレンダー●
ノリクラ雪渓カレンダープレリリース版は2013年3月下旬頃から再開を予定し、ノリクラ雪渓カレンダー正式版は2013年5月中旬頃を予定してお ります。

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■2013年3月9日(土)        (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ウインターシーズンは雪渓カレンダーの更新はありません)
  (ご注意 :今回の記事はバックカントリー経験者を対象としたもので、ツアーコース初心者の方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします)  

@ 2013/03/09 09:00
快晴 気温4℃ − 春の陽気に誘われてたくさんの方が...
(ツアーコース入口)
A 2013/03/09 09:55
昨日の黄砂でバーンは真冬の白肌を失う
(ツアーコース − 1番標識付近)

B 2013/03/09 10:15
風は強いものの、安定した天気に恵まれる
(ツアーコース − 1番標識付近)

C 2013/03/09 13:05
一気に春スキーモードを迎えた一日でした
(位ヶ原)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

▼ 今日はまさに春到来の穏やかな陽気に包まれ、また、終日快晴の一日となりました。

日付が今日に変わる頃の乗鞍高原は、楢の木坂を境に上部は雨から雪へと変わります。気温はプラス2℃。雪といっても雨に近い状態で、降る雪が屋根に落ちる音はまさに雨音です。時折、西から強弱を繰り返しながら吹く風は、嵐のような雰囲気すら漂わせています。

そして、一夜明けた早朝7時の乗鞍高原は、雲ひとつない快晴の朝を迎えます。くっきりと冴え渡る青空にノリクラの峰々が朝日を浴びて真っ白に輝いています。乗鞍高原ではさほどの風はないものの、山頂付近からは激しく雪煙が立ち上がり、上部エリアではかなりの強風であることが伺えます。昨晩の雨を浴びた車は、黄砂がべったりと張り付き、フロントガラスは視界がまったくないほどの汚れ具合となりました。

時間とともに風が強くなってきます。しかし、雲ひとつない快晴はなんら変化することなく続いて行きます。
風以外はリフト営業に対する影響はなく、乗鞍ダウンヒルスラローム大会が実施される鳥居尾根コース以外のリフトが、通常通り、営業を始めます。大会開催ということもあり、Mt.乗鞍 第3駐車場はいつも以上に朝早くからたくさんのマイカーがお越しになっています。しかし、その中には、大きなザックを用意する姿があちらこちらで見られ、リフト営業開始と同時に、ツアーコース入口のあるかもしかペアリフトへ続々と乗り込んで行きました。

9時のツアーコース入口の気温は4℃。周囲の木々がうなりをあげるほどの強風となってきましたが、それ以外は暖かな陽気と雲ひとつない快晴が続き、装備を整えたバックカントリースキーヤー・ボーダーの方々が続々とリフトから降りてきます。リフト営業開始から30分ほどの間に30名以上の方が訪れ、準備が整い次第、ツアーコース入口急斜面へと出発します。

昨日のツアーコース入口付近は湿雪に見舞われ、その上に昨晩の降雪が5センチほど乗っている状況で、黄粉(きなこ)のような なんとも微妙に引っかかる雪質です。さらにシールやスーシューで歩いたトレースは下地の黄砂の部分が見え隠れしていて、まったくトレース跡のないところをシールで歩くと、シールに黄砂で汚れた新雪がまとわりついてくるほどです。

入口急斜面を登り切った先のツアーコースも、ほぼ全面黄砂で汚れてしまいました。それでも、1番標識付近からは、真っ白に輝くノリクラの峰々が輝く眺望が開け、山肌から立ち上がる雪煙は早朝よりもさらに激しくなっています。一方、遠景の山並みは霞の中に身を潜め、中央アルプスは何とか確認できるものの、南アルプス・八ヶ岳などはまったく見ることのできない状態でした。

正午の位ヶ原急斜面の気温は0℃。上部エリアでつむじ風が立ち上がる様子がありますが、力強い太陽と雲ひとつない快晴は続き、森林限界を超えた位ヶ原に躊躇なく向かおうという気分にさせてくれる点は、やはり、空気感が春山へと変化している証拠であると考えられます。また、位ヶ原急斜面のブッシュはほとんどなくなり、例年よりも積雪量が明らかに多い様子が一目でわかり、これで雪質さえ良ければ申し分ないところですが、すでに申し上げているように黄砂で汚れたストップスノーとなっています。ただ、この付近では乾いた雪質であることから、注意して滑走すれば、それなりに楽しい雪質といえます。

13時の位ヶ原の気温は0℃。北からのやや強めの風に絶えず吹き付けられるものの、空気感に柔らかさがあって、風に向かって楽しく登って行くことができます。そして、時折、スキーでまたぐことも困難なほどの大きなシュカブラ(雪紋・風紋)があり、降雪量が多くなってきて、強風による影響が如実に現れる様子が見られました。

先週までとは大違いの陽気に包まれ、雪質は今ひとつという状態でしたが、やはり「春山到来」といった雰囲気を十二分に感じさせ、冬の厳しさから開放された一日を楽しむことができました。

●ツアーコースは昨日の黄砂の影響でかなり汚れています。積雪量は先週よりも若干減少したところもありますが、全体的には昨年のピーク時以上の状態です。●
まだ、規模の大きな雪崩の発生はありませんが、これからの時期は雪崩発生に注意が必要です。過去の雪崩発生箇所は、ノリクラガイドマップ 冬〜春スキー版 に掲載しておりますので、ご参考にしてください。

3番標識では、先週よりも5センチ少なくなり、昨年より1メートル多く、昨シーズンのピーク時(4月上中旬)の積雪量を超えています。
5番標識では、先週より15センチ少なくなり、昨年より1.7メートル多く、昨シーズンのピーク時(4月上中旬)の積雪量を超えています。
位ヶ原急斜面では、先週よりも20センチ多くなり、昨年より2メートル多く、昨シーズンのピーク時(4月中旬)の積雪量を超えています。
また、位ヶ原では、2週間前よりも15センチ多くなっています。

●ご注意 − ツアーコース入山にはしっかりとした装備と下準備を●
ここ最近、しっかりとした下調べをせず、また、ゲレンデ滑走とほとんど変わらない装備でツアーコースに入山される様子が散見されます。
ゲレンデ最上部からツアーコース入口へ容易にアクセスできることが大きな要因かと思いますが、ゲレンデ管理区域外を一歩でも外れた場合は、自己の管理下で行動することが求められます。ゲレンデ管理区域外上部は天候の変化がゲレンデ内よりも激しく、きれいなパウダーコンディションばかりではありません。湿雪やパック・クラストといったまともに滑走できないコンディションに遭遇することも珍しくなく、ゲレンデ内滑走以上に負傷する確立も高くなります。
地図などでのコース把握をしっかり整え、天候の急変によるホワイトアウトの可能性も考慮した装備と行動が必要で、一旦、事故が発生すると山岳遭難という扱いとなり、場合によっては、本格的な救助体制をとる必要があり、多額の救助費用が必要となることを十分認識して行動されるようお願いいたします。(2013/03/09 18:40更新)
 
【来シーズンの速報、及び、ノリクラ雪渓カレンダーの連載再開の予定】 
2012ノリクラ雪渓カレンダー正式版 の連載は、今週末掲載予定の ノリクラ雪渓カレンダーVol.25<最終号> をもって 今シーズンの連載を終了させていただきます。連載再開予定は以下の通りですが、変更の可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
●速報●
2012年11月はお休みさせていただく予定です。ただ、ツアーコースなどの降雪状況によっては一時的にお届けする可能性もあります。
2012年12月から2013年3月までのウインターシーズンについては、週末を中心にトップページの速報のみお届けする予定です。ただし、天候状況な どにより、掲載 を実施しない週もあります。
2013年3月下旬以降の春夏秋シーズンは、ノリクラ雪渓カレンダー(プレリリース版・正式版)の取材日に合わせて実施する予定です。
●ノリクラ雪渓カレンダー●
ノリクラ雪渓カレンダープレリリース版は2013年3月下旬頃から再開を予定し、ノリクラ雪渓カレンダー正式版は2013年5月中旬頃を予定してお ります。

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■2013年3月2日(土)        (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ウインターシーズンは雪渓カレンダーの更新はありません)
  (ご注意 :今回の記事はバックカントリー経験者を対象としたもので、ツアーコース初心者の方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします)  

@ 2013/03/02 09:15
昨日の雨が凍ってアイスバーン − スリップ続出
(事前にチェーン装着必須 − Mt.乗鞍 第3駐車場手前)
A 2013/03/02 11:40
気温マイナス12℃ − 風雪がひどくなり気温もどんどん低下
(ツアーコース − 2番標識付近)

B 2013/03/02 13:00
これ以上先は無理! − 真冬並みの吹雪が襲う
(ツアーコース − 位ヶ原急斜面前)

C 2013/03/02 00:00
ツアーコース上部はきれいなパウダー − 雪崩に注意
(ツアーコース − 位ヶ原急斜面)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

▼ 今日は時間の経過とともにどんどん気温が低くなり、真冬並みのひどい吹雪の一日でした。

日付が今日に変わる頃の乗鞍高原は、お昼頃から降り始めた雨が止んで、その雨は雪へと変わって行きます。気温は0℃、西から強弱を繰り返しながら吹く風にはまったく寒さはありません。しかし、その風の吹き方は不気味さを感じさせるような雰囲気があり、夜明けを迎える頃には暴風へと発達して行きます。

そして、早朝7時の乗鞍高原は吹雪の朝を迎えます。気温はプラス2℃、暖かな朝です。ただし、今日はこれからどんどん気温が下がって行き、おそらくこの気温が今日の最高気温だったのではないかと思います。

荒れ狂う風はさらに強くなり、路面表面のやわらかい雪を吹き飛ばし、さらには昨日の雨が凍り付いて観光センターからMt.乗鞍 第3駐車場へ向かう道路は完全にアイスバーンとなってしまいました。そのため、第3駐車場へ向かうマイカーの中にはスリップする車が続出し、そのたびに大渋滞を引き起こしています。
スリップ箇所(観光センター〜第3駐車場)の路面は、人間が立つのも困難なほどのアイスバーンで、スリップで走行不能となった車は、大半がチェーンを装着していないスタッドレスタイヤのFF車でした。このアイスバーン状態はしばらく続くと考えられますので、スタッドレスタイヤであっても4WD車でない場合は、アイスバーン区間手前にある観光センター前駐車場でチェーンを装着するようにしてください。

時間とともに視界が妨げられるほどの地吹雪となり、8時30分開始予定のリフト営業が10時までずれ込みます。
10時30分のツアーコース入口の気温はマイナス8℃。山麓よりも風が幾分弱くなっています。昨日はこの付近も夕方には雪から雨へと変わり、今日は硬めのバーンが広がっています。そのため、ツアーコース入口からその先の入口急斜面も、今朝から降り始めた雪がうっすら乗っているものの硬いバーンが広がり、入口急斜面上端付近では、厚さが5センチにも及ぶクラスト状態となっています。とてもパウダーとは程遠い状態で、これまでコンディションが良かった状況は皆無となってしまいました。

それでも、入口急斜面を登り切った先のツアーコースは、徐々にバーン状況が改善されて行きます。ストックで突き刺すと所々でコツコツと硬い下地が感じられる状況もほとんどなくなり、吹雪が一層ひどくなってきて、先行者のトレースがすぐにかき消されて行きます。

正午のツアーコース3番付近の気温はマイナス12℃。降る雪の結晶がきれいなものへと変わって行き、完全に厳冬期の吹雪の様相を見せています。3月とは思えない降り方で、冬の雪の降り方といえます。そのため、前に向かって進むことができないほどで、周期的に襲ってくる暴風雪に身を屈めて、それが行きすぎるのをひたすら待つしかない状況が何度も訪れます。

13時の位ヶ原急斜面の気温はマイナス14℃。天候に変化はなくひどい吹雪が続いて、位ヶ原急斜面の上端部分すら確認できません。このように上部の視界が確認できない場合は、位ヶ原急斜面の先に広がる位ヶ原には立ち入ることができません。森林限界を超えた位ヶ原は目印となる木々が極端に少なくなり、ホワイトアウトで方向を見失ってしまうからです。

午後になっても天候が好転する様子はまったくなく、速報を書く現在の乗鞍高原でも、横殴りの吹雪が続いています。また、明日は天候が回復する予報が発表され、朝の冷え込みは厳しいようですから、前述の通り、スキー場周辺の路面凍結によるスリップは十分注意され、スキー場手前にある観光センター前駐車場あたりでチェーン装着をお勧めします。

●ツアーコースは昨日の雨・湿雪で下部は表面クラスト状態、5番標識より上部では昨日は雨ではなく雪だったことが推測され、きれいなパウダーとなっています。●
積雪量の増加は上部エリアで顕著で、すでに昨年のピーク量を超えています。また、位ヶ原急斜面では小規模な雪崩も発生していて、これからの時期は雪崩発生に注意が必要です。過去の雪崩発生箇所は、ノリクラガイドマップ 冬〜春スキー版 に掲載しておりますので、ご参考にしてください。

3番標識では、先週よりも10センチ多くなり、昨年より1.1メートル多く、昨シーズンの4月上旬並みの積雪量。
5番標識では、先週とほぼ同じで、昨年より2メートル多く、昨シーズンのピーク時(4月上中旬)の積雪量を超えています。
位ヶ原急斜面では、先週よりも1メートル多くなり、昨年より2メートル多く、昨シーズンのピーク時(4月中旬)の積雪量を超えています。

●ご注意 − ツアーコース入山にはしっかりとした装備と下準備を●
ここ最近、しっかりとした下調べをせず、また、ゲレンデ滑走とほとんど変わらない装備でツアーコースに入山される様子が散見されます。
ゲレンデ最上部からツアーコース入口へ容易にアクセスできることが大きな要因かと思いますが、ゲレンデ管理区域外を一歩でも外れた場合は、自己の管理下で行動することが求められます。ゲレンデ管理区域外上部は天候の変化がゲレンデ内よりも激しく、きれいなパウダーコンディションばかりではありません。湿雪やパック・クラストといったまともに滑走できないコンディションに遭遇することも珍しくなく、ゲレンデ内滑走以上に負傷する確立も高くなります。
地図などでのコース把握をしっかり整え、天候の急変によるホワイトアウトの可能性も考慮した装備と行動が必要で、一旦、事故が発生すると山岳遭難という扱いとなり、場合によっては、本格的な救助体制をとる必要があり、多額の救助費用が必要となることを十分認識して行動されるようお願いいたします。(2013/03/02 17:30更新)
 
【来シーズンの速報、及び、ノリクラ雪渓カレンダーの連載再開の予定】 
2012ノリクラ雪渓カレンダー正式版 の連載は、今週末掲載予定の ノリクラ雪渓カレンダーVol.25<最終号> をもって 今シーズンの連載を終了させていただきます。連載再開予定は以下の通りですが、変更の可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
●速報●
2012年11月はお休みさせていただく予定です。ただ、ツアーコースなどの降雪状況によっては一時的にお届けする可能性もあります。
2012年12月から2013年3月までのウインターシーズンについては、週末を中心にトップページの速報のみお届けする予定です。ただし、天候状況な どにより、掲載 を実施しない週もあります。
2013年3月下旬以降の春夏秋シーズンは、ノリクラ雪渓カレンダー(プレリリース版・正式版)の取材日に合わせて実施する予定です。
●ノリクラ雪渓カレンダー●
ノリクラ雪渓カレンダープレリリース版は2013年3月下旬頃から再開を予定し、ノリクラ雪渓カレンダー正式版は2013年5月中旬頃を予定してお ります。

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