紅葉情報は6ページ目から)
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@ 2015/09/24 09:05 紅葉 −
ピーク目前 (富士見沢、画像提供:読者カメラマン様)
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A 2015/09/24 10:50 紅葉 −
ピークの発色へ (大雪渓、画像提供:読者カメラマン様)
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B 2015/09/24 09:40 紅葉 −
傷んだ部分も散見されるがまずまず (大雪渓前、画像提供:読者カメラマン様)
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C 2015/09/24 11:15 紅葉 −
全山紅葉へ、今度の週末がオススメ! (宝徳霊神〜位ヶ原山荘登山道、画像提供:読者カメラマン様)
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ 本日は取材日ではありませんが、読者カメラマン様からの情報をもとに、紅葉の状況をお伝えいたします。
今朝はきれいなご来光がみられる晴れた朝を迎えました。位ヶ原山荘の気温は7℃と、昨日までのような冷え込みはありませんでした。22日(火)の速報でもお伝えしたように、沿道沿いのウラジロナナカマドは枯れてしまったものもあって、近景に真紅のウラジロナナカマドを取り込んだ構図は取りずらい箇所が散見されるとのこと。ただ、ご覧の画像のように沿道から離れた部分については、ピークに近い状態まで色づきが進みました。
大雪渓・位ヶ原エリアは、ほとんどピークといってもよい状態ですが、目の肥えた方に視点を合わせて申し上げるとあと一息というレベルです。今日は9時30分ごろから雨が降り始め、午後からは風がやや強くなってきたとのことですが、現時点では落葉などは見られません。
現時点の状況から、今度の週末はあたりがピークになるかと思います。しかし、明日25日(金)は風雨がやや強い予報が出ていて、落葉の心配が懸念されます。また、週末もあまり芳しくない天候のようですが、ピークを過ぎると一気に落葉が進む可能性もありますので、できるだけ早めにお越しになったほうがよいでしょう。
位ヶ原よりも山麓の中腹エリアについて、位ヶ原山荘支配人の話では、冷泉小屋〜摩利支天間もまずまずの色合いになってきたとのことで、したがって、次週末は全山紅葉がみられる可能性が高くなっています。次週末は天候状況を確認しながら、ぜひとも紅葉散策にお越しください。(2015/09/24
19:15更新)
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■2015年9月22日(火)
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー →
ノリクラ雪渓カレンダー 正式版Vol.20
紅葉情報は5ページ目から )
▼ 本日は取材日ではありませんが、現在の紅葉状況をお伝えします。
早朝の畳平の気温は3℃で、標高2350メートルにある位ヶ原山荘の支配人の話では、今朝氷が張る冷え込みがあったとのこと。また、山荘から見る富士見沢方面のダケカンバの黄色は、まだピークの状態には至っていないとのことでした。
三本滝ゲートの警備員の話では、画像のとおり、位ヶ原・大雪渓エリアではピークの色合いにはなっていないものの、沿道のウラジロナナカマドでは一部枯れたものがみられるようになってきたとのこと。ただし、沿道よりも奥にあるものは発色が良い状態が続いていて、屋根板・富士見沢方面のダケカンバや、沿道の枯れていないウラジロナナカマドを含め、今後、数日〜1週間程度でピークに向かって行くことと考えられます。(2015/09/22
21:30更新)
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■2015年9月20日(日)
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー
→ ノリクラ雪渓カレンダー 正式版Vol.20
紅葉情報は5ページ目から
)
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@ 2015/09/20 10:00 紅葉 − 中腹エリアも見頃箇所が増えてきた (県道乗鞍岳線 − 冷泉小屋〜摩利支天間)
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A 2015/09/20 11:35 紅葉 − 点在するウラジロナナカマドが見事 (県道乗鞍岳線 −
位ヶ原7号カーブ、雲海が押し寄せる)
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B 2015/09/20 12:35 紅葉 − 今年はウラジロナナカマドの発色が良い (県道乗鞍岳線 − 大雪渓下)
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C 2015/09/20 12:15 紅葉 −
屋根板・鶴ヶ沢のダケカンバが昨日以上に色づく (宝徳霊神〜位ヶ原山荘 登山道)
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ 今日の大雪渓付近は雲海の上で終始きれいな天候に見舞われましたが、位ヶ原より山麓側では雲海の雲が絶えず流れ続け、雨は降らなかったものの、微妙な天候の一日となってしまいました。
早朝5時の乗鞍高原は、どんよりとした雲が低く垂れ込める朝を迎えます。気温は11℃、それほど寒くはないものの、日の出のない薄暗い朝は次第に寒さが染み渡って来ます。今日の観光センター前駐車場は、5時の時点で160台ものマイカーがお越しになり、夜明け前から満車状態。実際にはそれよりさらに早い時間帯、つまり、ご来光バスに乗車される方々が夜中からお越しになっていて、今日のご来光バスは6台も運行されました。ただ、今日の夜明けは視界は良好でしたが、上部でも曇り空だったため残念ながら日の出は見られなかったようです。また、シャトルバス始発便は3台運行されましたが、カメラマンの姿はまだ少なく、紅葉の進捗状況をうかがっているものと思われます
この天候は時間が経過してもほとんど変わらず、また、気温もほとんど上昇しません。ただ、低く垂れこめている雲は善五郎の滝駐車場付近から三本滝ゲート付近までで、その先は雲が流れるものの、まずまずの青空が広がります。
9時の三本滝ゲートの気温は19℃、ただ、気温以上に肌寒を感じる状況。しかし、いったん日差しが差すと真夏にちかい暑さが感じられ、暑かったり寒かったりを繰り返します。標高2000メートルの摩利支天からから望む山頂方面の山肌は、昨日よりもダケカンバの黄色がはっきりとしてきて、山頂方面から中腹の摩利支天付近まで全山にわたって紅葉が始まったと実感できるようになってきました。中腹エリアにおいては、とくに摩利支天から荒田沢橋までは色彩豊かで、中にはピークに近い色合いまで染まっているものも見られます。
11時の位ヶ原山荘の気温は13℃、山麓から激しく雲が湧き上がるようになり、先ほどまで確認できていた富士見岳方面もすっぽりと雲に包まれます。位ヶ原山荘からさらに先の11号カーブ以降は周期的に濃霧に見舞われる状況。それでも、ビューポイントである11号カーブでは、自転車の方が足を止めて、カメラを取り出す様子が絶えず続きました。また、7号カーブでは伊奈川・前川方面から激しく湧き上がる雲が大きな塊になって押し寄せ、そのダイナミックさは見事なもの。また、7号カーブから望む伊奈川・前川方面に点在する赤や黄色は、道路沿いよりも色濃く発色し、濃霧や雲海に負けない色彩を放っていました。
道路沿いだけでなく、宝徳霊神バス停から位ヶ原山荘への登山道を降りると、紅葉のベストポジションといってもよい屋根板方面を一望できる場所がありますが、ウラジロナナカマドの発色もダケカンバの発色も申し分ない状態で、あと数日〜1週間程度で完全なピークを迎える状態まで色づいています。また、今年のウラジロナナカマドは葉の状態が良いため、発色の良いものが多く、枯れて縮れた状態のものはあまり見られません。
13時の大雪渓の気温は10℃、今日も常連の方を中心に多くのスキーヤー・ボーダーの方々がお越しになっています。日差しが強いため、バーン表面は昨日以上に柔らかく、モーグルバーンも深くえぐられた状態になっていました。
天候はその後もほとんど変わらず、雲海が絶えず流れ込む状況が続きました。そのため、大雪渓など上部エリアでは雲海を楽しむことができ、岐阜県側の乗鞍スカイラインでは白山方面の重厚な雲海のほか、穂高方面は山麓に雲海の裾をきれいに広げる様子が夕方まで続きました。
今日のシャトルバスは、ご来光バスが6台、始発便が3台、7時便が2台、8時便が4台、9時便が5台で、まずまずの賑わいになりましたが、高速道路で事故通行止などが複数発生し、到着が遅れた・たどり着けない方が結構いらっしゃったもようで、それがなければもう少したくさんの方がお越しになった模様です。また、観光センター前駐車場は5時時点で満車で、隣の旧シャレー乗鞍跡地駐車場も8時には満車になりました。また、ヒルクライマーは、午前が91台、午後が24台の、合計115台で、紅葉ヒルクライムも徐々に人気が高まってきたように感じます。
なお、本日取材分の ノリクラ雪渓カレンダー 正式版Vol.20 は、今週末掲載予定です。今しばらく お待ちください。
(2015/09/20
19:00更新)
【9月20日(日)現在の紅葉情報
−大雪渓・位ヶ原では見頃に入った状況。今後1週間程度でピークの発色の予測。】
乗鞍の紅葉は標高2600〜2700メートルの大雪渓付近で9月中下旬ごろから始まります。乗鞍の紅葉の概要は、
乗鞍紅葉情報(紅葉の歩き方)
をご覧ください。
大雪渓・位ヶ原エリアと、中腹の冷泉小屋〜摩利支天間で見頃に近い状態になってきました。また、現段階では、葉の状態がよく、今後、霜枯れがなければ、きれいに発色すると考えられます。
●
標高2600〜2500メートルの大雪渓や位ヶ原では、見頃に入った状態。早いもので数日、全体的には1週間程度でピークの発色になるかと思います。葉の状態が良いものが多いです。ウラジロナナカマドの発色の良いものが多くみられます。
●
標高2350メートルの位ヶ原山荘より下部は、こちらも見頃に入ったものが多くなってきました。ピークは1週間程度。葉の状態が良いものが多いです。屋根板・富士見沢方面のダケカンバの色づきがはっきりしてきました。
●
標高2200〜2000メートルの冷泉小屋から摩利支天付近は、発色という点では大雪渓・位ヶ原よりも良いものが多いかもしれません。まだ、進んでいないものもあります。
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@ 2015/09/20 05:35 低い雲−乗鞍スカイラインは通行可 観光センターはすでに満車、シャトルバスはAダイヤ運行 (朝の速報 −
観光センター前駐車場)
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ 7月
より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く5時現在の観光センター前駐車場の気温は11℃。観光センター周辺の低い山の頂が雲に隠れていて、低い雲が垂れ込めています。先ほど上部は晴れているとお伝えしましたが、曇視界良好の模様です。シルバーウィーク二日目を迎え、昨日とは打って変わり、観光センター前駐車場はすでにほぼ満車状態です。
2時50分現在の畳平の天候は、晴、気温4℃、風速1メートル。バス・タクシーの通行は可能で、自転車は今後開通予定となっています。また、シャトルバスは長野県 側・岐阜県側ともに通常通りのAダイヤでの運行が開始される予定で、今日は紅葉見物・登山でかなりの賑わい・混雑が予測されます。時間に余裕をもってお越しください。なお、今日一日の詳細は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2015/09/20
05:50更新)
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■2015年9月19日(土)
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー →
ノリクラ雪渓カレンダー 正式版Vol.20
紅葉情報は5ページ目から )
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@ 2015/09/19 10:25 紅葉 − 中腹エリアもきれいに色づき始める (県道乗鞍岳線 −
冷泉小屋〜魔利支天中間、28号カーブ)
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A 2015/09/19 11:55 紅葉 −
ピークまであと少し(全体的にはあと1週間程度) (宝徳霊神〜大雪渓 登山道)
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B 2015/09/19 12:10 紅葉 − 「今日来てよかった〜!」 (県道乗鞍岳線 − 大雪渓下)
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C 2015/09/19 14:20 一時濃霧があったもののよい天候の一日 (雪渓上部左側 − モーグルコース)
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ シルバーウィーク初日の今日、お昼前から霧が立ち込めましたが、きれいな青空の一日を楽しむことができました。
日付が今日に変わるころの乗鞍高原は、月のない満天の星空の夜を迎えています。気温は11℃、西からの弱い風が絶えず流れ、その西の空には月夜でないにも関わらず、ノリクラの稜線がはっきり確認できます。
そして、一夜明けた乗鞍高原は、夜明け前からくっきりとした青空がわかるほどの快晴。5時の気温は9℃で、ノリクラの峰々が赤く燃え始めたのは5時30分過ぎ。どんどん日の出が遅くなって行きます。日の出前は雲一つなかったものの、畳平方面から富士見岳にかけて雲が流れ込み、その雲が燃える様子は煌々しいばかり。
6時の観光センター前駐車場は50台ほどのマイカーしかお越しになってなく、普段の週末以下の状態。おそらく、五連休の初日ということで、明日以降のんびりと移動されているのではないかと思います。時間の経過とともに、山頂付近は北からどんどん雲が流れ込み、一時は山頂付近が完全に雲に隠れてしまうほど。それでも、乗鞍高原付近はきれいな青空が続きます。
9時の三本滝ゲートの気温は19℃、日差しがかなり強く、若干肌がひりひりする状態ですが、空気感は完全に秋のものに置き換わっていますから、汗ばむほどの状況ではありません。いつもよりも少な目ではあるものの、今日もヒルクライマーの方々がお越しになっています。どのヒルクライマーも目測ですが時速10km以下ののんびりとしたスピード。もちろん、紅葉を散策するためにお越しになった方々ばかりで、中には肩にデジカメ一眼をかけて登るヒルクライマーもいらっしゃいました。
このままきれいな青空が続くかと思いましたが、10時30分頃から東の山麓から雲が湧き上がるようになります。
11時の位ヶ原山荘の気温は13℃、今日はほとんどのヒルクライマーが一度は山荘で足を止める様子が見られます。山麓から湧き上がる霧が変幻自在に上昇して行きます。そして、お昼近くの位ヶ原はほとんど曇り空。どうやら霧の中に入り込んでしまった模様。それでも、見頃に近づいた位ヶ原周辺の紅葉は、日差しがなくなっても、その輝きに衰えは見られません。大雪渓下で出会ったヒルクライマーの方々は、「この時期、ノリクラの紅葉が始まっていると知り、初めて来ました。すごくきれい!。今日来てよかったです。」と、おっしゃってくださいました。まだ見頃に入ったばかりで色付きもこれからの状態ですが、今年は葉の状態がよく、まだピーク前でも色合いがはっきりしている様子がみられます。今後、霜枯れさえなければ、全体的にはあと1週間ほどでピークを迎えると考えられます。
正午の大雪渓の気温は13℃。このころになると山麓から激しく雲が湧き上がり、眼下の位ヶ原は完全に雲に飲み込まれてしまいます。ただ、これも周期的に視界が回復する状況が繰り返されて、所々に赤く紅葉した位ヶ原全体を見渡すことが可能です。
大雪渓は雪渓下部はほぼ消滅し、雪渓上部右側は下半分がかろうじて滑走可能。メインは雪渓上部左側となっています(ただし、上級者・経験者限定です)。今日はモーグルコース2本(北側のネギと南側の狭いピッチ)とアルペンのポールセットが1つの合計3レーンでした。北側のネギは問題なく滑走できるものの、南側の狭いピッチはほとんどラインが消滅し、作り直しが行われていました。その後も、周期的な濃霧があったもの綺麗な青空が終日続きました。
今日のシャトルバスは、ご来光バスが2台、始発便が1台、7時便が1台、8時便が2台、9時便が2台と若干少な目。観光センター前駐車場は満車になりませんでした。また、ヒルクライマーは、午前が81台、午後が6台で、合計87台で、シャトルバスや観光センター前駐車場の状況以上に多くの自転車がお越しになりました。
明日は高気圧に覆われて来て、良い天気になる予報が出ていますが、気圧の谷の影響で雲がみられるかもしれませんが、紅葉散策・ヒルクライムには良いかと思います。
なお、本日取材分の ノリクラ雪渓カレンダー 正式版Vol.20 は、今週末掲載予定です。今しばらくお待ちください。
(2015/09/19
19:00更新)
【9月19日(土)現在の紅葉情報
−大雪渓・位ヶ原では見頃に入った状況。今後1週間程度でピークの発色の予測。】
乗鞍の紅葉は標高2600〜2700メートルの大雪渓付近で9月中下旬ごろから始まります。乗鞍の紅葉の概要は、
乗鞍紅葉情報(紅葉の歩き方)
をご覧ください。
大雪渓・位ヶ原エリアと、中腹の冷泉小屋〜摩利支天間で見頃に近い状態になってきました。また、現段階では、葉の状態がよく、今後、霜枯れがなければ、きれいに発色すると考えられます。
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標高2600〜2500メートルの大雪渓や位ヶ原では、見頃に入った状態。早いもので数日、全体的には1週間程度でピークの発色になるかと思います。葉の状態が良いものが多いです。
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標高2350メートルの位ヶ原山荘より下部は、こちらも見頃に入ったものが多くなってきました。ピークは1週間程度。葉の状態が良いものが多いです。
●
標高2200〜2000メートルの冷泉小屋から摩利支天付近は、発色という点では大雪渓・位ヶ原よりも良いものが多いかもしれません。まだ、進んでいないものもあります。
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@ 2015/09/19 05:35 快晴・朝焼け−乗鞍スカイラインは自転車は夜明け後開通予定 シャトルバスはAダイヤ運行 (朝の速報 −
観光センター前駐車場)
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ 7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く5時現在の観光センター前駐車場の気温は9℃、西からの微風。夜明け前から空にしっかりとした青さがみられる快晴の朝です。乗鞍の峰々が朝日に輝き、雲が真っ赤に染まっています。今日からシルバーウィークが始まりますが、観光センター前駐車場のマイカーはいつもの週末よりも少ない状況です。
2時40分現在の畳平の天候は、晴、気温2℃、風速3メートル。バス・タクシーの通行は可能で、自転車については夜明けとともに通行可能とするとのことです。また、シャトルバスは長野県側・岐阜県側ともに通常通りのAダイヤでの運行が開始される予定です。
なお、今日一日の詳細は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2015/09/19
05:45更新)
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■2015年9月13日(日)
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー
→ ノリクラ雪渓カレンダー 正式版Vol.19
紅葉情報は6ページ目から)
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@ 2015/09/13 10:20 山頂方面は雲が激しく流れる (タクシーで写真を撮りながら − 位ヶ原山荘上)
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A 2015/09/13 10:10 紅葉 − 中腹付近も色づきが少し始まる (位ヶ原山荘前)
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B 2015/09/13 10:45 紅葉 − この程度の色づき箇所が増えてきた (大雪渓下)
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C 2015/09/13 12:25 気温は6℃まで急に低下 − 濃霧と強風の荒れた天気 (雪渓上部左側 − 上級者限定)
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ 今日は山頂方面のみ、局所的にひどく荒れた天候でした。しかし、山麓では晴れ間も見える状況で、上部と下部では天候に大きな違いを見せました。
早朝5時の乗鞍高原は、雲間に青空がのぞく状況で、その雲も高天ヶ原・剣ヶ峰山頂の少し下あたりから上部にかかる状況で、その雲が赤く染まる様子が朝の一瞬見られました。気温は11℃、昨日よりは高いものの、日差しがなく、肌寒い状況は変わりません。観光センター前駐車場は45台で週末としてはかなり少ない状況です。
2時50分現在の畳平の天候は、曇、気温3℃、風速4メートル。乗鞍スカイラインはバス・タクシーなどの通行は可能。朝一番は自転車も通行可能でしたが、その後のパトロールの結果、8時前に濃霧のため自転車通行止めとなりました。
時間とともに雲が西から東へと動くようになり、観光センターでは8時過ぎから風が吹き始めます。9時の三本滝ゲートの気温は15℃、シャトルバス停留所にあるテントが少しばたつくように怪しげな風が吹き始めますが、畳平はすでに濃霧強風の荒れた天候になっていた模様です。
今日は天候が悪化するとの予報が発表されていたため、自転車の方は少な目。三本滝から摩利支天、冷泉小屋と進んでもそれほど天候に変化はなく、畳平での濃霧強風は想像ができない状態。10時の位ヶ原山荘の気温は11℃で、この付近から風の冷たさが感じられるようになってきました。そして、位ヶ原山荘から望む富士見沢方面は、山頂付近を横切る県道乗鞍岳線を境に、上部には雲が激しく入り乱れながら流れ込んでいる様子がみられます。上部だけ限定的に荒れた天候であることが見てわかります。
標高2350メートルの位ヶ原山荘では11℃だったのに対し、標高2600メートルの大雪渓では11時時点で6℃まで低下します。たった250メートルしか標高が変わらないのに、5℃も低下しています。山頂から激しく下降する濃霧が大雪渓周辺を多い尽くし、西からの強い風が吹き抜けています。
今日の大雪渓はおそらく20名程度のスキーヤー・ボーダーの方々がお越しになっています。大半の方が天候悪化の前に下山するつもりでお越しになっています。バーンは昨日ほどではないものの、この天候の割には固いところは少ない状況。気温が一気に低下して、じーっとしているとかなりの寒さが襲ってきます。荒れ狂った霧と風が頭上から激しく下降し、視界は30メートル程度しかありません。雨は一時的にパラパラと降りましたが、レインウェアが必要な状況ではありませんでした。
正午の大雪渓の気温は6℃と変わらない状況。お昼以降は時折青空がのぞむ様子もみられましたが、山頂方面から激しく流れ込む濃霧は相変わらず続き、大半のスキーヤー・ボーダーの方々は、午後の早い段階で下山されたようです。
その後の天候は結局変わらず、絶えず山頂から大雪渓へ激しく下降する濃霧で今日一日が終わりました。
今日のシャトルバスは、ご来光バスが1台、始発便が1台、7時便が1台、8時便が1台、9時便が2台と少な目。観光センター前駐車場は満車にはなりませんでした。また、ヒルクライマーは、午前が47台、午後が9台で、合計56台でした。
なお、本日取材分の ノリクラ雪渓カレンダー 正式版Vol.19 は、今週末掲載予定です。今しばらくお待ちください。
(2015/09/13 17:00更新)
【9月13日(日)現在の紅葉情報
−大雪渓・位ヶ原では色づきが始まったと感じられる箇所が増えてきました。】
乗鞍の紅葉は標高2600〜2700メートルの大雪渓付近で9月中下旬ごろから始まります。乗鞍の紅葉の概要は、
乗鞍紅葉情報(紅葉の歩き方)
をご覧ください。
昨日と比べて、大雪渓・位ヶ原付近では色づきが始まったと感じられる箇所が増えてきました。色づきの程度は、上の画像B程度で、視界の悪い状況の中でも、色付きがわかる状況です。
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標高2600〜2500メートルの大雪渓や位ヶ原では、上記のとおり、色づきが始まりました。
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標高2350メートルの位ヶ原山荘より下部は、全体の中でも少し変化が遅い状況です。
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標高2200〜2000メートルの冷泉小屋から摩利支天付近は、部分的にダケカンバ・ウラジロナナカマドの紅葉がみられます。全体的に葉の色が薄くなっていて、そろそろ始まってもおかしくない状況です。
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▼ 7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く5時現在の観光セ
ンター前駐車場の気温は11℃。ご覧のとおり、曇り空ですが、高天ヶ原の山頂直下まで確認できる状態です。また、東の空はきれいな朝焼けを迎えました。
2時50分現在の畳平の天候は、曇、気温3℃、風速4メートル。乗鞍スカイラインはバス・タクシーなどの通行は可能。11kmポスト付近から濃霧がみられるものの、今日は自転車の通行も規制はありません。また、シャトルバスは長野県側・岐阜県側ともに通常通りのAダイヤでの運行が開始される予定です。現在は天候の変化は感じられませんが、今後、お昼頃の寒冷前線通過前後は天候が急変する可能性がありますので、風雨や気温低下に注意してください。
なお、今日一日の詳細は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2015/09/13
06:50更新)
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■2015年9月12日(土)
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー →
ノリクラ雪渓カレンダー 正式版Vol.19
紅葉情報は6ページ目から)
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@ 2015/09/12 10:00 青空が冴えわたる − 秋はヒルクライム推奨月間! (県道乗鞍岳線 − 冷泉小屋前22号カーブ)
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A 2015/09/12 11:35 紅葉 − 所々できれいな色づきが始まる (県道乗鞍岳線 − 位ヶ原10号カーブ)
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B 2015/09/12 12:00 紅葉 −
全体的に昨年並、場所によって昨年よりやや早い
(県道乗鞍岳線、大雪渓下 − ここは昨年より早い箇所)
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C 2015/09/12 14:25 秋スキー日和 − バーンは柔らかく、終日よい天候 (雪渓上部左側 − モーグルコース)
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ 今日は見事な秋晴れの一日...その一言以外に何も加えなくてもよいほど、すがすがしい一日でした。
日付が今日に変わる頃の乗鞍高原は、満点の星空が広がる夜を迎えます。気温は8℃、寒さを通り越して冬の冷たさを感じ、闇夜に目が慣れてない状態でも、天の川までくっきりと見える、キーンと冷たさが張りつめた雰囲気です。
そして、一夜明けた乗鞍高原は、鰯雲が青空に浮かぶ夜明けを迎えます。5時の気温は6℃と寒い朝。それでも、6時頃になると日差しがしっかり差し込むようなれば、寒さはありません。今日の夜明けは東の空に浮かぶ鰯雲が赤く染まり、ノリクラの峰々もモルゲンロートに輝く様子がみられ、ご来光バスの乗務員さんは、「今シーズンは、何度もご来光バスを担当していますが、今日ほどきれいな日の出は初めて...」と、感動されていました。
9時の三本滝ゲートの気温は18℃、もう日中でも暑さありません。しかし、日差しは肌を突き刺すほどの強さがあります。乗鞍高原周辺もシラカバなどで一部黄色く色付く変化がみられ、紅葉シーズンに入りつつある状態。また、三本滝より先では、木々が全体的に緑が薄くなり、紅葉への準備が始まっています。特に冷泉小屋付近などでは針葉樹と広葉樹が入り乱れていて、これまで同一の緑いろだったものが、広葉樹の緑が薄くなって、パッチワーク状態になりつつあります。
毎年この時期に訪れるヒルクライマーの方は、「今日は紅葉の下見に来ました。来週か再来週あたりが見頃になるでしょうか...」と、おっしゃっていました。おそらく、早いところでは来週。全体的には2週間後あたりが見頃・ピークを迎えるのではないかと考えられます。
正午の大雪渓の気温は14℃、日差しの強さがあるものの、絶えず吹き抜ける風が心地よく、空気感は完全に秋になりました。大雪渓は雪渓上部左側の上級者バーンがメインになっていますが、道路沿いの雪渓下部が10メートル四方程度残ってるものの滑走不可。雪渓中段はほぼ消滅。そして、雪渓上部右側はコブボードの方が50メートルほどのラインを何とか確保して滑走している状態でした。
メインバーンの雪渓上部左側は、モーグラー・アルペンレーサー・アルペンボーダーの方々で全体で5つのゾーンに分けて滑走されていました。今年は下端部分の積雪が多いため、中央部分で見られる過度の落ち込みがなく、ほぼ一定の斜度となっているため、雪渓上部左側全体を使うことができ、多くのスキーヤー・ボーダーがお越しになっても住み分けできる状態です。ただ、全員7月から滑走を続けている常連者・上級者ばかりですので、これからの時期のノリクラデビューは絶対になさらないようお願いいたします。
今日はバーンが柔らかめで、「ほとんど整備する必要なく、いきなり滑走練習に取り組むことができて、非常に助かった。」と、おっしゃる方が多く、午後になってもバーンの冷え込みはなく、日が暮れるまで滑り続けるスキーヤーもいらっしゃいました。
今日のシャトルバスは、ご来光バスが2台、始発便が1台、7時便が1台、8時便が2台、9時便が3台と若干少な目。観光センター前駐車場も10時ごろに一旦満車になったものの、すぐに空きが出て混雑はありませんでした。また、ヒルクライマーは、午前が80台、午後が24台で、合計104台で、シャトルバスや観光センター前駐車場の状況以上に多くの自転車がお越しになりました。
明日は低気圧の移動に伴い、寒冷前線が通過する見込みで、午前中は風雨に注意し、通過後の午後は気温の低下に注意が必要です。
なお、本日取材分の ノリクラ雪渓カレンダー 正式版Vol.19 は、今週末掲載予定です。今しばらくお待ちください。
(2015/09/12
19:00更新)
【9月12日(土)現在の紅葉情報
−現時点ではまだ始まったといえる状態ではありませんが、大雪渓・位ヶ原で昨年より早く色づく箇所が点在します。
乗鞍の紅葉は標高2600〜2700メートルの大雪渓付近で9月中下旬ごろから始まります。乗鞍の紅葉の概要は、
乗鞍紅葉情報(紅葉の歩き方)
をご覧ください。まだ、始まったといえる状態ではありません。例年と同じ推移であれば、次週末あたりには、上部の大雪渓・位ヶ原付近で色づきが始まり、中腹の冷泉小屋〜摩利支天付近で、見頃となる木々が一部現れるのではないかと思います。
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標高2600〜2500メートルの大雪渓や位ヶ原では、始まったといえる状態ではありませんが、昨年よりも早く色づく場所が何か所か見られます。全体的はほぼ昨年並みと考えられます。
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標高2350メートルの位ヶ原山荘より下部では、ダケカンバが部分的に黄色くなっていますが、まだ始まったといえる状態ではありません。
●
標高2200〜2000メートルの冷泉小屋から摩利支天付近は、部分的にダケカンバ・ウラジロナナカマドの紅葉がみられますが、、始まったといえる状態ではありません。
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▼ 7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く5時現在の観光センター前駐車場の気温は6℃で、薄い雲がたなびく晴れた寒い朝で、本日の日の出は5時23分(松本)と一段と遅くなり、まだ夜明け前ですが、東の空に浮かぶ雲が赤く染まり始め、山頂付近も少しずつ朝が差し込み始めました。紅葉はまだまだです。
2時40分現在の畳平の天候は、晴、気温3℃、風速3メートル。本日は穏やかで自転車も朝一番から通行可能です。また、シャトルバスは長野県側・岐阜県側ともに通常通りのAダイヤでの運行が開始される予定です。
なお、今日一日の詳細は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2015/09/12
05:40更新)
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■2015年9月6日(日)
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー
→ ノリクラ雪渓カレンダー 正式版Vol.18)
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@ 2015/09/06 09:40 所々で部分的な紅葉 − 昨年と同じかやや早い状況 (県道乗鞍岳線 − 29号カーブ上直線)
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A 2015/09/06 10:30 10時から雨 − 気温も下がり始める (県道乗鞍岳線 − 位ヶ原11号カーブ)
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B 2015/09/06 11:30 雨・気温6℃・視界50m −
悪条件だがバーンは滑りやすい (雪渓上部左側)
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C 2015/09/06 12:00 午前中で撤退 − 午後からひどい降り方に (雪渓上部左側)
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画像・記事の転載・引用・リンクについて
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▼ もう少し天候が持ってくれるかと思いましたが、お昼前から雨となり、午後からは冷たい雨がより一層ひどく降るあいにくの一日となりました。
早朝5時の乗鞍高原は、雲間に青空がのぞき、山頂まではっきり確認できるまずまずの朝を迎えます。気温は11℃、昨日ほどの冷え込みはないものの、やはり長袖必須の状況。観光センター前駐車場には40台しかお越しにならず、芳しくない天気予報が発表されていますので致し方ない状態。その天気予報では午後からは崩れるとのことで、お越しになっている方々も、早めに下山できるよう、出発を早める様子が見られました。
2時40分時点の畳平の天候は、曇、気温4度、風速5メートルで、白山まで確認できるほど視界良好。そのため、自転車も通行可能で、シャトルバスはAダイヤでの運行が始まります。7時を過ぎても観光センター前駐車場のマイカーの台数はほとんど変わらず、週末とは思えないほどの少なさです。そして、早くも7時頃から山頂に雲がかかるようになり、予報よりも天候悪化が早そうです。
8時の三本滝ゲートの気温は19℃、一時的に雲間に青空がのぞき、天候回復が期待されたものの、それも一瞬の出来事。30分ほどの間に5〜6名が三本滝ゲートを通過して行きますが、これも一時的な青空に誘われただけのようで、全体的な台数はかなり少なめな状態でした。三本滝から位ヶ原・大雪渓の沿道では、紅葉が始まったといえる状態ではないものの、ダケカンバやウラジロナナカマドを中心に部分的な紅葉が所々で始まっていて、紅葉シーズンが一歩一歩近づき、現時点では昨年と比べて、ほぼ同じか、場所によってはやや早い様子が見られます。
10時の位ヶ原山荘の気温は10℃、どんよりとした空が広がる中、いきなり雨が降り始めます。それでも視界は悪くなく、位ヶ原山荘から1.5km先にある11号カーブからは、高天ヶ原、剣ヶ峰の頂がはっきりと確認できました。降り始めて30分もしないうちにヒルクライマーも全員びしょ濡れ...不用意に止まれば寒さが襲ってきて、早く畳平に到着したいところです。
11時の大雪渓の気温は8℃、天候悪化とともに気温も低くなって行きます。またで山頂付近にかかっていた濃霧がものの15分もすると大雪渓にも到達し、視界は50メートル程度まで低下。それでも雪渓上部左側はコブを滑るモーグラーやアルペンレーサーの方々がいつものように練習を繰り返します。
動いている分には寒さはほとんど感じず、トレーニング中のレーサーは、実際の気温を聞くとその低さに驚くほど。ただ、寒さで指がかじかんでしまうジュニアもいて、痛みとしびれが走る指を必死に動かし続ける様子が見られました。この時期はいったん雨が降ると一気に気温が低下するため、グローブ・ウェアなどは重ね着できるものを用意することをお勧めします。
正午の大雪渓の気温は6℃とさらに低下します。視界はひどいところでは30メートル未満となって、滑走が困難な状態。さらには、雨の降り方が一層ひどくなり、お昼過ぎにはほとんどのスキーヤー・ボーダーが撤退しました。その後も雨・濃霧のひどさは変わらず、乗鞍スカイラインは13時10分に自転車通行止となりました。冷たい雨が季節を次へと一歩進めて行き、夏から秋へと確実にシフトしていることが実感できた一日でした。
今日のシャトルバスは、ご来光バスが2台のほかは、始発便から9時までの便はすべて1台運行でした。また、ヒルクライマーは、午前が16台、午後が0台で、合計16台でした。
本日取材分の ノリクラ雪渓カレンダー 正式版Vol.18 は、今週末掲載予定です。今しばらくお待ちください。
(2015/09/06 17:00更新)
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▼ 7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く5時現在の観光セ
ンター前駐車場の気温は11℃。天候は曇り・無風で雨は降っていません。上空の雲はそれほど厚くなく、山頂まではっきり確認できます。観光センター前駐車場は、昨日の半分以下の台数で、ちょっとさみしい様子。
2時40分現在の畳平の天候は、曇、気温4℃、風速5メートルで、白山なども確認できる視界良好な状態。乗鞍スカイラインは通常通り3時30分に開門し、自転車も通行可能です。ただし、熊出没とマナーを守った走行に注意してください(熊鈴・ラジオ携行)。また、シャトルバスは長野県側・岐阜県側ともに通常通りのAダイヤでの運行が開始される予定です。
なお、今日一日の詳細は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2015/09/06
05:40更新)
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■2015年9月5日(土)
(今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー →
ノリクラ雪渓カレンダー 正式版Vol.18)
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@ 2015/09/05 10:00 先週の大会が今日のような青空だったら − 悔しい (県道乗鞍岳線 − 冷泉小屋22号カーブ)
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A 2015/09/05 10:55 木々は深い緑から明るく変化 − 紅葉に向けて一歩前進 (県道乗鞍岳線 − 位ヶ原山荘上)
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B 2015/09/05 11:20 空は秋の雰囲気 (県道乗鞍岳線 − 位ヶ原お花畑)
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C 2015/09/05 15:05 滑走可能エリアは雪渓上部左側のみ − 上級者限定です (雪渓上部左側)
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▼ 9月最初の速報をお伝えします。8月と9月ではこれほど気候が違うのかと思うほど、秋らしい雰囲気の一日でした。
日付が今日に変わるころの乗鞍高原は、満点の星空が広がる夜を迎えています。気温は11℃、先週と比べると5℃程度も低くなり、足元から冷え込んでくる感覚があります。夜中になってから登り始め、ノリクラの峰々を煌々と照らし、星空と月夜を同時に楽しむことのできる静かな夜が続きます。
そして、一夜明けた乗鞍高原は、昨晩同様、雲一つない快晴の朝を迎えます。5時の気温は8℃、こちらも先週と比べると7℃程度低くなり、9月に入って朝の気温が一桁になってきました。この寒さに寝具から出るのが億劫なほどです。
2時40分時点の畳平の天候は、晴、気温3℃、風速3メートルと穏やかで、シャトルバスはAダイヤ運行、自転車も通行可です。なお、朝のツイッターで「乗鞍高原3℃」とお伝えしましたが、正しくは「8℃」です。
5時時点の観光センター前駐車場は85台のマイカーがお越しになって8月並みの人出。シャトルバス始発便は2台が運行され、まずまずの賑わいとなりました。
大雪渓に向かう沿道は、紅葉にはまだ早い時期ではありますが、木々の葉の緑が
幾分薄くなってきて、紅葉への準備が少しずつ始まっているように見られます。中にはほとんどピークに近いほど発色しているものもありますが、これは次週までには落葉してしまうと考えられ、紅葉は始まったといる状態には至っていません。
全日本マウンテンサイクリングin乗鞍が終わると、お越しになるヒルクライマーが激減するのですが、今日は8月と変わらないほど
多くのヒルクライマーがお越しになりました。青空の下、カメラを肩からたすき掛けにして自転車に乗り、ビューポイントでシャッターを切り、再び走り出す...時には、通り越してしまい、戻ってシャッターを切るなどのシーンがあちこちで見られました。大会に向けたトレーニングが終わって、のんびりと秋の雰囲気を楽しみたいというヒルクライマーの方々ばかりだったように感じられます。
10時30分の位ヶ原山荘の気温は12℃、今日もたくさんのヒルクライマーが位ヶ原山荘で休憩をとる様子があり、中には平湯温泉をスタートして畳平から乗鞍高原へ下山して再び平湯に戻るという周回コースに挑むヒルクライマーの姿もありまた。
正午の大雪渓の気温は12℃。ひんやりを通り越し、寒さに薄着ではとても無理な状態。夏・秋物ではなく、冬物を箪笥から引っ張りだす必要があるほど...そして、この1週間はまとまった雨があった影響からかなり雪解けが進み、雪渓下部は滑走不可、雪渓上部右側は滑走困難な状態になってしまいました。そのため、雪渓上部左側に色々なジャンルのスキー・ボードの方が集中していました。なお、雪渓上部左側は急斜面のため上級者のみです。ウインターシーズンに向けた早期練習のつもりで、秋になって初めて大雪渓で滑走するのは大変危険ですので、絶対なさらないようお願いいたします。雪渓上部左側は上級者・経験者以外は無理です。
お昼前後は雲が厚く垂れ込むようになり、また、気温も徐々に低くなっています。14時の気温は10℃、ただ、今日はバーンは柔らかめで、ポールをセットして練習に挑むグループの方によると、「今日は氷柱やアイスバーンはほとんどなく、コース整備は非常に容易だったとのことでした。夕方になって再び青空となり、今日は秋の気候に包まれた一日でした。
今日のシャトルバスは、ご来光バスが3台で始発便が3台、7時便が2台、8時便が2台、9時便が3台で、まずまずの状況。またヒルクライマーは、午前が75台、午後が29台で、合計104台と8月並みの台数でした。
明日は下り坂の天候で、昼前から雨の予報が発表されています。コロコロと天候が変わるのが秋の空ですから致し方ないところかと思います。
なお、本日取材分の ノリクラ雪渓カレンダー 正式版Vol.18 は、今週末掲載予定です。今しばらくお待ちください。
(2015/09/05
19:00更新)
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▼ 7月より朝の速報を現地からお届けします。速報を書く5時現在の観光センター前駐車場の気温は8℃。9月に入り、いよいよ一桁台の気温になってきました。寒さに寝具から出るのが少し億劫な朝です。まだ朝日が差し込んでいませんので、ややぼんやりしていますが、雲一つない快晴です。観光センター前駐車場は週末らしいマイカー台数で、今日もにぎやかな一日が始まりそうです。
2時40分現在の畳平の天候は、晴、気温3℃、風速3メートル。バス・タクシーの他、自転車も今日は通行可能です。また、シャトルバスは長野県側・岐阜県側ともに通常通りのAダイヤでの運行が開始される予定です。
なお、今日一日の詳細は、今晩掲載する夜の速報にてお伝えします。(2015/09/05
05:40更新)
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