ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.19(2002/09/29) ⑤
【雪渓上部 Ⅱ】
こちらは一番左端の土砂が流れ込んでいる部分です。雪融けで下の土砂が見えてきたのか、新たに土砂が流れ込んできたのか良くわかりませんが、先週よりも流れ込んできている土砂の量が増えています。
ハイマツ帯の縁の赤みがさらに増しています。しかし、よく見ると枯れ始めているものもあります。来週になるとこのエリアの紅葉も終わりとなっているのではないかと思います。
大雪渓エリアの紅葉は下のエリアと異なり、色合いのよい紅葉に出会える年がホントに少ないです。大雪渓より山麓の位ヶ原付近やもっと下の付近は今年は当たり年といえますが、大雪渓エリアに関しては紅葉の時期が極端に短かったこと、紅葉になる前に枯れてしまったものがやや多かったことなどから、さほどよい紅葉であったとはいえません。それでも、昨年よりははるかに色合いがキレイであったことは間違いありません。
中腹も一気に紅葉が進んでいますので、いつもの年のようにのんびり構えているとノリクラの紅葉を見逃してしまうかも知れません。
【昨年の今ごろは？】
今年のノリクラの紅葉は早いという声が多いようですが、こと大雪渓エリアにおいては紅葉の進み具合や枯れ具合は昨年とほぼ同様です。
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