ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.19(2002/09/29) �E
〜あとがき〜

【大雪渓周辺の紅葉その１ 大雪渓〜位ヶ原】

先週に引き続き大雪渓周辺の紅葉についても上部から順にご紹介いたします。

大雪渓〜位ヶ原山荘中間部

昨年の画像とと比較するとお分かりになりますが、昨年はすでに枯れ始めていました。ご覧になっている山はいわゆる「乗鞍の山頂」と呼ばれる剣ケ峰（けんがみね）です。

ツアーコース起点付近

前述の画像より少し下り、あまり表現が適切でないかもしれませんが、春スキーのツアーコース起点に近いところ。位ヶ原山荘と剣ヶ峰の中間地点です。このところあまり色合いがよくない年が続いていましたが、今年はよく色づいています。

屋根板

こちらは位ヶ原から畳平方向を見たところです。ご覧になっている山の頂は富士見岳（ふじみだけ）。この山も高山植物がたくさんあります。普段は大雪渓の高山植物しか紹介しておりませんが、こちらの富士見岳はエリアそのものは大雪渓より狭いものの、高山植物が凝縮されているような感じですので、畳平から肩の小屋（剣ケ峰山頂）へ向かうとき、富士見岳の下を通りますので、帰りにでも寄り道してはいかがでしょうか？

富士見岳と右側へつづく大黒岳の間のくぼんだところから県道乗鞍岳線は畳平へ向かっています。そのくぼんだところから手前に延びる谷はそのまま位ヶ原山荘へ向かっています。

位ヶ原山荘付近

さてこちらはその位ヶ原山荘付近、昨年とほぼ同じくらいの紅葉です。「フル紅葉」までもう一押しといったところでしょうか？昨年はこの付近まででしたが、今年はすでに下のほうまで紅葉が進んでいます。もう少し下へ下っていってみましょう。（→続きます）