ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.19(2005/09/17) B

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(Update:2005/09/22)

 

【雪渓上部 T】

雪渓上部は全体的に見て大きな変化はありませんが、他のエリアと同様、高山植物が少しずつ黄色くなってきています。

雪渓上部左側

現在、雪が残っているのは雪渓上部左側だけですが、こちらの雪解けもその勢いはとどまることをしりません。先週よりもさらに一回り小さくなっています。またいつもと同じ状況ですが、左半分よりも右半分の雪解けが激しいようです。これまで右側で滑走できましたが、今週から左側での滑走となっています。

いつも申し上げましたが、雪渓上部左側は他のエリア比べ急斜面ですから、雪渓での滑走に慣れていないスキーヤー・ボーダーはここでの滑走は危険を伴います。また、隣の雪渓上部右側が滑走できない状態になってしまいましたので、これからの時期はノリクラでの滑走をされたことのない方は絶対に滑走なさらないようお願いいたします。

 

雪渓上部左側 右下端

こちらは雪渓上部左側の右半分の下端部分です。この画像では少し分かりにくいかもしれませんが、落書きの岩から雪渓下端まで50メートル近くあり、先週から比べても20メートル近く下端部分が上昇(後退)しています。2003年よりも1ヶ月以上早く、2004年より3週間〜1ヶ月程度遅い雪解けです。

 

雪渓上部左側の右半分は滑走不可

先週は岩が手前の下端付近に岩の頭が点在していたものの、とりあえず、全面 雪がありましたが、今週は、ご覧のとおり右半分がすっかりなくなっています。そして、先週のコブラインは画面中央付近で、ちょうど、雪渓の右端部分となります。

 

先週のコブラインスタート付近

こちらは先週までコブラインのスタート地点があったところです。左の画像の右半分に横たわる大岩のすぐ横まで雪があり、積雪も1メートルほどありましたが、ご覧のように積雪はほとんどありません。右の画像はスタート地点のやや左部分で、こちらも先週から比べると高さで1メートルほど雪解けしています。

 

上端から

左側に大岩が写っていますが、これがひとつ上の左側の画像に写る大岩と同じものです。先週はこの大岩のすぐ下がコブラインのスタート地点でした。画像に写るバーンも滑られないことはありませんが、下端付近に岩の頭がだいぶ出てきていますので、滑走距離をとることができず、常連のスキーヤーは左側(画像では右側)へ移動しています。

 

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