ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.6(2003/06/29) B

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(Update:2003/07/04)

 

【雪渓上部】

雪渓上部 雪渓上部右側より

先週から比べるとかなり変化があります。画像の部分で変化が大きく、雪渓上部と下部を結ぶ付近の雪融けが多いようです。昨年はこれほど雪融けが進んでいませんでしたので、先ほどの石碑の岩周辺と同様、昨年よりも雪融けが進んできるようです。

 

こちらは雪渓上部右側上端部分です。下からはあまりよくわかりませんが、左の画像の尾根が雪渓上部を左右に分ける尾根でだいぶ大きくなっているのがお分かりかと思います。長さにして30メートル以上はあるでしょうか?高さも昨年はまだ人の背丈ほどしかありませんでしたが、今年は既にその倍ほどはあります。

右の画像は雪渓上部右側の一番右端で、ガスがなければコロナ観測所が見えるはずです。こちらも昨年から1メートルほど高くなっています。

 

【肩の小屋周辺】

下から 上から

肩の小屋周辺です。こちらはほぼ昨年並みです。ただ、今年は昨年のように大雨がまだ降っていませんので、鉄砲水などが発生していないため、方の小屋周辺は昨年よりも状態としては良いとです。

 

それでも所々土をかぶっている箇所があり、また、他のエリアよりもスプーンカットが大きいようです。

いよいよ来週から7月が始まり、ノリクラシーズンも本格的な時期を迎えます。上の画像のようなスプーンカットはますます大きくなってきます。滑走中にスプーンカットに足を取られて転倒しないよう注意が必要です。大雪渓で滑る上で、足をとられて転倒することは大きな事故につながることがあります。キレイな1枚バーンを上から下までハイスピードで滑り降りるのとはわけが違います。どんなに力量があっても力量以上のことをすれば怪我につながります。そのあたりを考慮したうえで雪渓スキーを楽しんでください。

 

【昨年の今ごろは?】

date:2002/06/28

先週までは、昨年よりも多かったのですが、今週は昨年よりもやや少なめになってしまいました。

 

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