ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.13(2003/08/16) B

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(Update:2003/08/22)

 

【雪渓上部 T】

いよいよ雪渓上部がメインのバーンとなってきました。雪渓の大きさは先週とあまり変わりはありません。

 

雪渓上部右側

こちらは雪渓上部右側。いつものお盆ですと多くのスキーヤー・ボーダーが訪れているのですが、天候不順が続いて全体的な人出が減ったせいか、土曜日だというのにほとんど人出はありません。バーンの大きさから言っても昨年の7月下旬くらいの広さがあり、ポールを数レーン張ってもまだまだ余裕なほどです。因みに昨年の同じ時期の雪渓上部右側はほとんど雪がなくなり滑走できませんでした。

 

雪渓上部左側

しかし、今週はは何度も大雪渓に足を運んでいるスキーヤー・ボーダーばかりであったため、左側の急斜面がにぎわっていました。バーン中央部分(スキーヤーが2人歩いている付近)はフリーのエリア。その右(スキーヤー1人が歩いている付近)がモーグルエリアとなっています。

毎回申し上げますが、初めて大雪渓へデビューされる方は右側の雪渓で滑走されるようお願いいたします。よく右側のバーンが荒れているからといって、初めてお越しになった方が左側に来ますが、斜度が急すぎて危険なケースがあります。
その点、右側の雪渓は下部に行くに連れて斜度ゆるくなり、仮に転倒して岩場に突っ込んでいってもそれほど大きなケガはありませんが、左側の雪渓は場所によっては下部に行くほど斜度が急になるところがあり、急な斜度のまま岩場に突っ込んで大きなケガが心配されます。

ケガをしても周りに人がいるからという安易な気持ちでなく、周りに迷惑をかけないという意識をもち、自らの技量の範囲内で安全に滑走できるバーンを選び、楽しんでくださるようお願いいたします。

 

こちらは右側のモーグルコース。朝からコース作りです。今まで雪渓下部でしたので、ここにコースを作るのは今シーズン初めてです。

 

ラインの形・ターンの振り幅などを確認しながら少しずつ掘り進みます。

 

ある程度、コースができた段階で、一旦、他のモーグラーの方に滑ってもらい...

 

形の良くない箇所を一つずつ直していく、地道な作業なのです。

 

昼過ぎにはほぼ完成です。長さはフリーのバーンの半分ほどですが、それでも雪渓下部で滑っていた2倍程度の長さはあります。完成後はご自身の足で、その出来具合を確認します。

 

エア台作成中

コブのラインの右側にエア台も作成されています。

 

真夏の太陽を背に浴びて、大きなエアーを決めています。

 

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