ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.19(2004/09/18) C

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(Update:2004/09/23)

 

【雪渓上部 U】

 

そして大岩の滑落地点より更に左がこちら。これまでの2箇所よりもスタート地点が上部ですので、滑走距離が少しだけ長くなっています。今回も常連の方が滑ってみえました。

 

今日も「カニさん歩き」で登ります

このところ毎週申し上げているようにバーンはかなり硬く、今日も「カニさん歩き」で登って行きます。

 

地面で板をつけてから雪渓に...

「カニさん歩き」で登る前に、まず板をつけなければなりません。場所によっては雪渓に板を載せるだけでつるっと滑ってしまい、板が落ちてしまいます。したがって、砂利の上で板を履いてそれから雪渓に上がっていく方もみえます。

 

落石が多い

上端部分

こちらは上端部分。先ほどの大岩の滑落部分もそうであるようにこの付近は上部からの落石が非常に多いところです。上端は先週と比べて3〜4メートルは移動していると思います。1週間の間でかなり雪解けしたことがうかがえます。

 

きれいなフラットとはいえない

ここは先週、グループで滑っておられる方が来てきれいに整地したのですが、結構スプーンカットができていて、あまりきれいなフラットとはいえません。

 

紅葉と秋スキー

滑走そのものを楽しむよりも、紅葉を間近で見ながら楽しむというのがこの時期ならではの光景かもしれません。この画像、よく見ると「三段紅葉」になっています。しかし、この暖かさだと初雪はまだまだのようですが...

今週の雪渓の変化の具合はこの時期としてはかなり大きなものがあります。いつになったらこの暖かさ(暑さ)が峠を越えるのか心配になってしまうほどです。22日に気象庁から今年の冬は暖冬傾向という発表がありました。この高気温の状態のまま冬へと推移して行くのかもしれません。そうなれば、大雪渓の雪は5年ぶりに完全になくなってしまう確立が高くなってきます。

今年は紅葉も早く始まってしまい、雪渓の雪もなくなってしまうとなれば、10月末まで掲載予定のノリクラ雪渓カレンダーではこれからいったい何をお伝えしていけばよいのかと案じてしまうほどです(笑)。

 

【昨年の今ごろは?】

date:2003/09/20

雪渓の雪の量を論じること事態、論外なほどちがいがあります。そして昨年はようやく紅葉が始まりかけたところです。今年と比べて2週間ほどの開きがあります。

(→今回も更に続きます − 紅葉情報。

 

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