ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.20(2002/10/05) B
【高山植物】
ミヤマキンバイ |
一般的に言うところの「紅葉」は前述のウラジロナナカマドがご覧のありさまですので、終わりに近い状態ですが、高山植物の紅葉はまだまだ見ごろが続いています。こちらのミヤマキンバイの紅葉も枯れ始めているものもありますが、ご覧のような見事な発色のものも、まだまだ見られます。
チングルマ |
先週に引き続き、チングルマの紅葉はホントにキレイです。チングルマを象徴する花柱と呼ばれるタンポポのような綿毛とのコントラストが見事です。
ミヤマアキノキリンソウ |
やはりタンポポのような綿毛といえばこちらミヤマアキノキリンソウ。秋の柔らかな光にきらびやかに映し出されています。右の画像のミヤマアキノキリンソウは「満開」ですが、左のいつも出演しているミヤマアキノキリンソウはもうチョットというところで、全体的に昨年よりも遅めでしょう。
ミヤマキンバイやチングルマなどキレイな紅葉なんですが、いかんせん小さなもので興味のあるヒトでないとなかなか目に止まらないものです。しかし、こちらは比較的大きく色合いも派手なため、遠くからでも「何だろうアレは」と目に止まります。(大きいといっても高さ1メートルほどですが)
クロウスゴ |
クロウスゴ(黒臼子)です。よく見ると真ん中あたりに青黒い実ができています。実の先端が臼のようにへこんでいて、その形からすぐにクロウスゴだとわかります。
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