ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.15(2005/08/20) C

Top-page > Index > Page: 1  2  3  4  5

(Update:2005/08/25)

 

【雪渓上部 T】

先週まで雪渓上部の左右はつながっていましたが、中央の尾根の部分に一部雪が残っていますが、完全に分離してしまいました。2003年と比べて1週間早く、2004年と比べて4週間遅い状態です。

 

雪渓上部右側

雪渓上部右側の上半分の横幅はそれほど大きな変化はありません。先週は下半分もほぼ同じくらいの幅だったため、ポールを複数設置するだけの広さがありました。しかし、画像でもお分かりのとおり、下半分がだいぶ狭くなってきていますので、実際に滑走できるエリアはかなり限定されます。2003年と比べてほぼ同じか1週間ほど早く、2004年と比べて3〜4週間遅い状態です。

 

リフト土台

リフト土台から雪渓の右端まで30〜40メートルあります。画像からリフト土台がどこになるのかわかりにくくなっていますが、右上端の魔利支天岳の頂上から垂直に線を下ろしたところにあります。

 

上半分はだいぶ横幅があります

雪渓上部右側の上半分はご覧のように先週とそれほど変わらないほどの横幅があります。

 

雪渓上部右側と左側の間 雪渓上部右側の下半分は岩の頭が

雪渓上部右側と左側の間はだいぶ岩の頭が出始め、板をつけたままでは渡ることができなくなっています。そして、先ほど雪渓上部右側の上半分は先週と変わらないと申し上げましたが、下半分は右の画像のように、かなり岩の頭が見え始め、滑走できるエリアがだいぶ制限されています。

 

滑走できるエリアはこの1本のみ

下半分がありませんので、滑走できるエリアは画像に写っているポールが張られた箇所だけです。もっとも、滑走距離がかなり少なくてもよいのであれば、その左右でも十分滑走可能です。

 

雪渓上部右側上端

雪渓上部右側の上端付近は先週と比べて上端は15メートル以上、下方に移動(後退)しています。

 

上端から

先週は画像の左側に砂礫の長い帯が写っていましたが、今週はそれほど長くなっていません。撮影位置である上端がだいぶ下方に移動したためです。ご覧のように雪渓上部右側は下から見て左側(画像の右半分)はかなり滑走距離が短くなりますので、事実上、右側の一部しか滑走できません。ちょうど雪渓上にポツンと人がたっているのがみえると思いますが、滑走できるのはその周辺の1バーンのみです。

 

【秋の空】

夏の雲と秋の雲

20日(土)の速報でもお伝えしたように、午後からキレイな青空になりました。空の様子をよく見ると、左側にはモクモクとした積乱雲が、右側にはそれよりも高い上層の雲がたなびいています。夏と秋が同居している感じが見受けられます。

 

ボーっと... 青い空を眺めて

こんな天候にめぐり合えたら、ほんの一瞬でもよいですからスキーから離れて、青い空の一点に焦点を定めるともなく、ボーっとする瞬間を作ってみてはいかがですか??

 

<<Back | Next>>

Copyright (C)   乗鞍香辛料監視委員会