ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.17(2006/09/02) E
【雪渓上部 U】
雪渓上部左側 |
雪渓上部左側は大きな変化はありません。雪渓上部右側と同様、この一週間は雪解けのスピードがやや遅く、先週の段階では昨年より2〜3週間遅い状況でしたが、今週は3週間遅い状況です。
下端から |
先週より5メートル雪解け |
こちらの画像は下端部分から見たところ。下端は先週から5メートルほど上昇していますが、かなりの広さがあるため、ほとんど変化を感じません。
右の部分は、3週間前の8月中旬ごろの下端部分があったところですが、8月中旬ごろまでは数十メートル単位で雪解けが進んでいましたが、先週が7メートル、今週が5メートルと、少し雪解けのスピードに落ち着きが見られます。ただ、雪解けそのものは10月に入っても進み、今後の日照や秋の長雨・台風などによって、雪解けが再び増加することもあります。このまま落ち着くことはまずありません。
雪渓上部左側上端 |
こちらは上端付近。先週はかなり雪解けが見られましたが、今週はほとんど変化が見られません。右の画像は上端部分の雪渓端ですが、先週から50センチ程度しか移動していません。今回の大雪渓エリアの中で一番変化の少ない箇所です。
上端部分は1.5メートルほどの積雪 |
こちらは上の画像のすぐ南側で、上端の位置はまったく変わっていないものの、積雪の高さは先週の1〜3メートルから1.5メートルに減少しています。上端部分は面積の変化はなくても、積雪量には大きな変化があることがわかります。先週と同様、昨年より2週間ほど遅い雪解けです。
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