ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.14(2005/08/14) C

Top-page > Index > Page: 1  2  3  4  5  6 

(Update:2005/08/19)

 

【雪渓上部 T】

先週と比べて一回り小さくなり、特に上端側よりも下端側の雪解けが目立っています。2003年と比べて2〜3週間早く、2004年と比べて3〜4週間遅い状態です。

 

雪渓上部右側

先週と比べて、画像の左に写る尾根がだいぶ太くなり、また、右端部分もだいぶ雪解けが進み、全体的な面積が小さくなってきています。それでも、3レーンほどのポールを設置することができます。

 

リフト土台

先週から比べて、雪渓の右端は5〜10メートルほど左に移動して、リフト土台から30メートル近く離れています。

 

肩の小屋方面 雪渓上部から雪渓中段への連絡部分

高さでも1メートルほどの雪解けが見られ、雪渓上部右側は周囲を岩場に囲まれる状況になってきています。

 

雪渓上部を左右に分ける尾根の下には岩の頭が

先ほど雪渓上部右側は3レーンほどのポールが設置できると申しましたが、横幅だけを見た場合はもう少し面積があります。ただ、下のほうに行くと、画像のように岩の頭が出始めているため、尾根に近い部分は滑走距離が短くなり、3レーンがよいところだと思います。

 

 

レール

今回は雪渓上部右側の一番右端にレールを設置された方が見えました。このエリアは大雪渓の中でももっとも緩斜面で、安全に楽しむことができます。シャトルバスにレールを積み込んでやってきたようですが、今年、濃飛バスに導入されたふそう製のシャトルバスはトランクが小さいため、スキー板より長尺物は搭載が難しいかもしれません。

 

レールを設置して、レールに飛び乗り、レールの端までバランスを保つ...雪の上のあそびはいろいろあることに改めて感じ取ることができます。

 

雪渓上部右側の中央付近はフリーバーンのコース整備

これまでフリーのバーンは尾根のすぐ右側でしたが、その付近は岩がだいぶ頭を出し始め、フリーバーンは少し中央寄りになっています。今日はみんなでコース整備です。

 

みんなでスプーンカットの頭をつぶしています。

やはりフリーで滑走する方々もよい練習をするためにはある程度のコース整備が必要だと思います。このエリアは比較的スプーンカットが小さいため、これだけの人数がいればすぐに整備ができることでしょう。また、滑走する際にもできるだけ大き目のターンをして、吹き溜まりをなるべく作らないようにしていけばバーン状態を良好に保つことができます。

 

雪渓上部右側上端

雪渓上部右側上端は先週と比べて10メートル以上、下方に移動(後退)しています。右の画像をご覧になるとわかると思いますが、岩場のエリアの雪解けが終わり、岩場の下方にある砂礫のエリアまで雪解けが進んでいることがわかります。

 

上端から

左に砂礫が見えますが、今年流れ出たものではなく、この上に雪が乗っていました。先週は50センチ程度の高さしかありませんでしたが、今週は高いところで2メートル近くあり、高さにして1.5メートル近く雪解けしたことがわかります。

 

<<Back | Next>>

Copyright (C)   乗鞍香辛料監視委員会