ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.14(2005/08/14) D
【雪渓上部 U】
雪渓上部左側 |
先週と比べて、一回り小さくなっていますが、またかなりの面積があるため、その変化がなかなかわかりづらいところがあります。ただ、画像の右に写る尾根付近はだいぶ岩の頭が出始めており、来週あたりは雪渓上部右側と雪渓上部左側が完全に分離することと思います。
いつも申し上げましたが、雪渓上部左側は他のエリア比べ急斜面ですから、雪渓での滑走に慣れていないスキーヤー・ボーダーはここでの滑走は危険を伴います。隣の雪渓上部右側で滑走できるうちは、そちらでの滑走をお勧めします。雪渓上部左側は2003年と比べて2〜3週間早く、2004年と比べて3〜4週間遅い状態です。
今日もモーグラーの方々でにぎわいます |
今日もモーグラーの方々でにぎわっています。滑走エリアの構成としては左の画像で上から下まで1本ラインがついていると思いますが、これがいつものコブライン、そして、その右側にエア台、ラインの左側には新しいラインとフラットの滑走エリアができています
エア台 |
エア台は先週とほぼ同じもの。まだ、スタート位置やランディングバーンのスペースなど雪解けによる影響はありません。
ランディングバーンは硬くてうねっています |
ただ、ランディングバーンはかなり硬めで、スプーンカットの影響からうねりもひどく、転倒すると結構危険です。ただ、一番下の岩場に落ちるまでに体制を立て直せるだけのスペースがありますので、「頭を上、足を下」を意識しながら、落ち着いて行動する必要があります。
コブライン |
雪解けにより、上部の数ターンは滑走できません |
こちらはいつものコブライン、先週は上端からかろうじて滑走できましたが、雪解けにより、ご覧のようにスタート地点が15〜20メートルほど下がっています。
果敢に... |
ちょっと深めで硬いコブのため、モーグラーの方にとっても滑りやすいとはいえないコブのようですが、今日も果敢にせめて行きます。
モーグルレッスン |
そして、今日も腰の位置など細かく、すべりのチェックをしています。
先生の後に続いて...うまく滑れるかな?? |
この厳しいバーンで自分の滑りを変えていくこと自体がかなり難しいことだと思います。そんな中でも変化を意識して一生懸命 滑ります。
Copyright (C) 乗鞍香辛料監視委員会 |