２００６シーズン紅葉概況

◎進行状況と予測 （2006/10/17 更新）

  ■２００６年１０月１５日現在■

▼ 紅葉の進み具合は？
先週の強風・降雪により、大半のエリアで落葉が目立ちます。今週はピークと呼べるところがほとんどなく、山麓の乗鞍高原の色づきがよくなるまでの間、紅葉は一休みといったところです。
紅葉の進み具合は、ほぼ、昨年と同じくらいです。
なお、下記の各エリアで、次の週末あたりの予測を掲載しますが、天候によって左右されますので、参考程度としてください。

大雪渓（標高２７００〜２６００ｍ）付近 （状況：× 終わり。）
一部のエリアで、まだ、紅葉が残っているウラジロナナカマドがありますが、、先週の段階で紅葉は終わりました。

宝徳霊神〜位ヶ原（標高２６００〜２４００ｍ）付近 （状況：× 終わり。 ）
位ヶ原上部の紅葉は、大雪渓エリアと同様、先週でほぼ終わりの状態です。また、位ヶ原山荘付近は、一部の木々に紅葉の色合いが、若干、残っていますが、ほぼ、終わりといっても良いでしょう。

冷泉小屋〜魔利支天（標高２２００〜２０００ｍ）付近 （状況：×〜△ 冷泉付近は終了。魔利支天付近は見頃を過ぎたところ）
冷泉付近ではこれから色づきがよくなるものも一部ありますが、全体的には、ほぼ、終了。魔利支天バス停付近のダケカンバは、落葉せずに、紅葉が残り、光のあたり具合で、綺麗に見えます。枯れた状態のものが多いようです。
ただ、近景の山肌には、針葉樹の間に、ダケカンバの黄色が点在する光景が見られ、それらを楽しむのもよいでしょう。
 
三本滝ゲート〜乗鞍高原（標高１８００〜１５００ｍ）付近 （状況：○ 三本滝ゲート付近の広葉樹は見頃。）
魔利支天〜三本滝ゲートは、先週がピークで、今週は落葉が目立ちます。それでも、一部の箇所では、綺麗に色づくものも見られますので、他のエリアよりも色合い的にはよいかと思います。特に、三本滝ゲート上部のかもしか平ゲレンデは、先週、ほぼ、ピークの状態を迎えたものの、今週も、あまり落葉せず残り、綺麗な状態は、ノリクラ全体を通してみても、この箇所だけだと思います。
乗鞍高原は今週あたりから、色づき始めた木々が多くなってきましたので、来週あたりは少し楽しみになるのではと思います。三本滝のカラマツについても、部分的に色づきがよくなってきましたが、全体的な色づきは、もう少し先になるかと思います。

▼ こちらもご覧ください。
今回の情報に関しては、 １０月１４日（土）  １０月１５日（日） の速報、 および、今週末掲載予定のノリクラ雪渓カレンダーVol.23をご覧ください。

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◎ 今年の傾向 （2006/10/17 更新）

紅葉の開始は、昨年より１週間程度遅めで９月２０日前後に始まりだしました。ただ、その後、急激に進み、１０月１日の段階では昨年とほぼ同じような進行状況です。
しかし、１０月初旬から落葉が始まり、１０月７日（土）〜８日（日）の荒天で、紅葉していた木々の大半が落葉し、エリアによっては昨年より早く紅葉を終えてしまった箇所もあります。
１０月１５日の段階では、ほぼ、昨年と同じ状況となっています。

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◎ 関連情報 （2006/10/17 更新）

▼ 乗鞍紅葉情報（紅葉の歩き方）
    見どころや特徴などをひとまとめに掲載。はじめてノリクラの紅葉を楽しむ方は必読です。
    乗鞍紅葉情報（紅葉の歩き方）は、こちら から。

▼ ノリクラ雪渓カレンダー ｜紅葉情報  （大雪渓・紅葉に関する情報を画像つきで解説・紹介）
    紅葉情報６（Vol.22 2006/10/09）
    紅葉情報５（Vol.21 2006/09/30）
    紅葉情報４（Vol.20 2006/09/23）
    紅葉情報３（Vol.19 2006/09/16）
    紅葉情報２（Vol.18 2006/09/09）
    紅葉情報１（Vol.17 2006/09/02）

▼ 速報  （取材当日のノリクラの様子を現地から更新）
       ９月分  １０月分

▼ 紅葉概況バックナンバー （ノリクラ雪渓カレンダーに先立ってエリアごとの状況を解説する「紅葉概況」のバックナンバーです.。）
       紅葉概況（１０月９日現在）
       紅葉概況（１０月１日現在）
       紅葉概況（９月２４日現在）

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