ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.22(2005/10/09) G

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(Update:2005/10/13)

 

【紅葉情報−位ヶ原山荘付近】
★やや落葉が進んでいますが、見頃です★

位ヶ原山荘付近は、上部の位ヶ原と下部の冷泉小屋にはさまれたエリアで、今年は下部の冷泉小屋付近のほうが早く紅葉が進んで、このエリアだけ、取り残された感じがありましたが、だいぶ進んでいます。ただ、この2つの画像は遠方に上部の位ヶ原・屋根板を望んでいますので、紅葉が終わったように見えます。

 

ダケカンバの黄色が見事

特に位ヶ原山荘のダケカンバを観察すると、ほんとにきれいな黄色のものがこの一角にまとまっていて、上部の位ヶ原付近のダケカンバが終了しているせいか、余計にきれいに見えます。

 

位ヶ原山荘から冷泉小屋のダケカンバ

また、位ヶ原山荘から冷泉小屋にかけて、県道乗鞍岳線の沿道にはたくさんのダケカンバがあり、こちらもかなりの色合いを見せてくれます。ただ、このダケカンバも来週には終わりに近づいていることと思います。

 

【紅葉情報−冷泉小屋付近】
落葉が進んでいますが、見頃です

冷泉左の登山道入口 冷泉

先週はまだ緑の部分がありましたが、紅葉すべき木々はすべて赤くなっています。ただ、中には落葉が進んでいるものもあり、ピークを迎えたといってもよいでしょう。

 

冷泉小屋

先週はまだ青いものの方が多かった冷泉小屋付近もだいぶ、彩が鮮やかになってきました。

 

石畳付近−かなり色鮮やかな状態

冷泉小屋より少し降りた石畳付近は、先週と比べて、かなり彩がよくなってきています。左の画像に滝が写っています。普段は水の流れのない滝で、雨の降ったときしか見ることができません。この画像は午後からまとまった雨が降り続いた8日(土)に撮影したものですが、これほどの多量の水が流れていることはそれほど多くありません。

晴れた日はその存在すら、わからなくなってしまうほどで、ノリクラに毎週通う、常連さんでもその存在を気にとめないほどです。

 

冷泉小屋ー魔利支天中間地点(アレタ沢橋〜29号カーブ)

こちらの二つの箇所は、先週、ピークを迎えたところです。先週の画像と比較すると、かなり紅葉がすすみ、先週よりも赤色が多くなっているように見えますが、実際は落葉が始まっています。

実は落葉しているのは大半が黄色のミネカエデで、残っているのが赤色のウラジロナナカマドとムシカリといった状態で、結果的に、赤ばかりとなったわけです。

冷泉小屋付近は、来週には、だいぶ終わりに近づくと考えられます。

 

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